今回から題名通り永夜異変ですが結構な
ぐらいに原作崩壊してます。しかも本来
いる筈のないキャラが何人か出るので
それが嫌ならブラウザバックしてください
それがいいなら本編へどうぞ……
第39話 夜は明けない
蓮 「綺麗な月だな……」
霊夢の風邪が治って1週間後、蓮は縁側に座って夜空に浮かぶ月を眺めていた。そこに写る月はまるで十五夜の月のようだ。すると表で声がしたため蓮は何事かと思い表へと出ると……
蓮 「あれ?霊夢に…紫さん?」
映るのは霊夢と紫の2人だが2人は飛んで外の何処かへと行ってしまった。
蓮 「何だろう……まさか異変かな?」
その時、蓮はそう思った。すると後ろから蓮に誰かが声をかけてくる。
? 「おぉ~蓮じゃん♪」
後ろを振り向いてその声の主を確認すると、
蓮 「あっ萃香さん♪」
そこにいたのは伊吹瓢箪から出る酒をらっぱ飲みしている萃香だった。
萃香「ふぃ~……それで?何してんの?」
蓮 「それが霊夢と紫さんが2人揃って何処かへ
出掛けたみたいで……」
萃香「ふぅ~ん紫がね~……」
蓮 「萃香さんこれって異変ですか?」
蓮は萃香に異変かと訊ねると萃香は考えて、
萃香「多分そうだね~恐らく今日の夜空に輝く
月に何か細工をしたみたいだね♪」
蓮 「道理でこんなにも月が綺麗なんですね」
蓮は月をもう一度見上げると異変解決へ向かう事を決心した。
蓮 「すいません萃香さん僕は異変解決に
向かいますね!」
そう言って蓮は空へと飛び立とうとした時だった。
ガシッ!
蓮 「ぐへっ!」
突然蓮の襟元を萃香が掴んで蓮を止めた。
萃香「まぁ~待ちなって蓮♪」
蓮 「ゴホッ!えっ?何でですか?」
萃香は伊吹瓢箪に入ってる酒を全て飲み干すと、
萃香「今回の異変は一筋縄じゃいかなさそうだから
この私、伊吹萃香が手助けしてあげるよ♪」
蓮 「へっ?萃香さんがですか?」
萃香「おうとも♪」
蓮はしばらく考えた。萃香を異変に巻き込んでいいのかと……だが萃香1人がいるだけでも心強い事は確かだ。
蓮 「……ならお願いします♪」
萃香「よぉ~しなら行こう♪」
萃香に連れられて蓮もその場から飛び去っていった。
少年 少女移動中……
そうして萃香に着いて行くと竹林の前へと到着し2人はそこに降りていった。
萃香「まぁ多分ここの連中の仕業だろうね……」
蓮 「でも萃香さん……何でここの先にいる人物
達の仕業だって分かるんですか?」
萃香「昔にここに住んでいる奴は元は月に住んで
いた住人なんだよ……それでと思ってね♪」
蓮 「月の住人?……それって…まさか……」
この時、蓮は実在する筈ない超有名人のかぐや姫が頭を過った。
蓮 (もしかしたらかぐや姫に会えるのかな?)
そう思っていると少し先へと進んでいる萃香は蓮に声をかける。
萃香「蓮どうかした~!」
蓮 「えっ?……いや何でもないです!!」
そうして蓮は萃香の横を歩きながら竹林へと入っていった。
竹林へと入るとそこは日本!という和の独特的雰囲気風景が出てくる。竹と共に映る月は風流といえる。
蓮 「竹に月……似合いますね……」
萃香「これでお酒で一杯それでいて盃でやるのが
たまらないんだよね♪」
蓮 「萃香さん中々風流?ですね……僕はお酒を
飲んだことがないのでよく分かりませんが」
萃香「そういえば蓮は何時から酒を飲むの?」
蓮 「え~と来年まで我慢してください」
蓮の言葉を聞いた萃香は残念そうな顔をして、
萃香「えぇ~~~……しょうがないか……」
蓮 「まぁ来年になれば18なので♪」
と、蓮が言っている時だった。前方から薄く無数に発行する何かが近づいてくる。
蓮 「萃香さんあれって……」
萃香「あれは蛍だね……」
萃香の言った通り蓮は目でよく見てると蛍だがその中央に誰かが飛んでいた。それを蓮は知っていた。
蓮 「あれ?……リグル♪」
蓮の呼び掛けに気づいたのかリグルは笑顔で手を振って近づいてくる。
リグ「蓮先生こんばんわ♪」
萃香「せっ先生!?」
なお萃香は蓮が人里で教師のアルバイトをしていることを知らないため驚いているが蓮はリグルと話をする。
蓮 「リグルは何でここに?」
リグ「いや~この時期になると蛍達が自生する
ものでこうして様子を見に来たんです♪」
リグルの周りには無数の蛍が飛び交っていた。蓮のいた外の世界では今は中々見れない光景だった。
萃香「ふぅ~ん君はこの月の異変には関係
ないって事だよね?」
リグ「えっ勿論ですよ!」
蓮 「ならリグル早く逃げた方がいいよ…多分今
ここには異変解決のために霊夢とかがいる
から……」
それを聞いたリグルの顔は真っ青になった。それを見た蓮はただこう思った。
蓮 (あぁ~あの反応……絶対昔に退治されてるな)
リグルは蓮に頭を下げて、
リグ「蓮先生ありがとうございます!すぐに
ここから避難させてもらいます!」
そう言うとリグルは急いで蛍達を連れて飛んでいった。
蓮 「……これで1人犠牲者を出すことなく
平和に終わった……」
萃香「ねぇ蓮は霊夢の事が心配なのかい?」
蓮 「うんそうだね……心配だね……」
(主にやたらと関係ない妖怪やらを退治して
行くから……)
霊夢を心配している理由は単純に異変解決のためなら目に映る妖怪を片っ端から退治してまわるからだ。それにより出た異変に関係のない被害者(神、妖怪)の数は計り知れない。
蓮 「はぁ~霊夢の事だからまた誰かが被害を
受けてるのかな……心配だ……」
萃香「えっそっちなの?」
蓮 「萃香さんどんどん進もう…これ以上
関係のない被害者を出さないためにも」
蓮の何とも言えない決心を聞いた萃香はただ真顔で、
萃香「あっうん……そだね……」(ー_ー)
そうして蓮と萃香はこれ以上犠牲者を出さないためにも先へと進んでいくのだった。
怠惰「はぁ~い始まりました永夜異変が……」
狗神「確か普通よりも大分かけ離れて書いたん
だよな?」
怠惰「はいそうです偉大なる先人様方が書いた
通りにまず書いてません。それでいて本来
出る筈のないキャラ伊吹萃香も出ています
原作のキャラを思いっきり崩壊させました」
狗神「基本原作沿いだよな?」
怠惰「基本はね♪ただ永夜沙は2人1組だから
蓮がボッチになるから萃香がパートナー
になってるって事だね1人は大方ボス
だと思った方がいいかもね……」
狗神「はぁ~成る程な……」
怠惰「前書きやらでも書いたけど怠惰作永夜沙は
ちょっとどころか結構違うのでそこは注意
してください……」
狗神「そんじゃそろそろ終わるぞ」
怠惰「そうだねそんじゃ今回はここまで!」
狗神「また明日な……」
怠惰「それでは読者様サラダバー!」