血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

74 / 442
こんにちは読者様、怠惰のクソ悪魔です。
それでは今回もどうぞ……


第41話 昨晩は…ry

萃香に投げ飛ばされた蓮と投げ飛ばしによって蓮にぶつかった霊夢その2人はお互いにピチュって地面へと落ちていた。紫と萃香は落ちていった2人へと近づいていく。

 

萃香「蓮~大丈夫かい?」

 

紫 「まったく萃香ったら……」

 

と、そんな会話をしつつ蓮と霊夢のもとまで行くと、

 

萃香「おぉ~おぉ~♪」

 

紫 「あら♪あら♪」

 

2人が見た光景は蓮の上に霊夢が倒れていたのだ。端から見ると霊夢が蓮を押し倒しているようにしか見えない。すると萃香と紫の声に気がついたのか蓮と霊夢は意識を覚醒させていく。

 

蓮 「うっうぅん……霊夢?」

 

霊夢「……蓮…って!!」

 

霊夢は即座に蓮から離れる。どうやら自分が覆い被さっている事に一瞬で気がついたようだ。霊夢は頬を赤らめせて、

 

霊夢「はぁ…はぁ………はっ!!」

 

霊夢はふと振り返ると紫と萃香がニコニコしながら此方を見ていたのに気がついた。霊夢は恥ずかしそうに、

 

霊夢「なっ何よ!」

 

と、言うと萃香はケラケラと笑いながら楽しそうに、

 

萃香「昨晩はお楽しみでしたね♪」

 

霊夢「萃香あんた本当にぶん殴るわよ!」

 

霊夢は拳を作って萃香に見せるが今度は紫が、

 

紫 「でも嬉しかったんでしょ?」

 

霊夢「うっ!」

 

どうやら図星のようだ。現に蓮にあんな告白まがいな事を言われれば誰でもうろたえる。だが霊夢にとっては自分が思う人にそんな事を言われれば恥ずかしくもなる。そんな会話をしていると蓮は立ち上がる。

 

蓮 「それよりも霊夢…何であんなに怒って

   たの?」

 

霊夢「えっえぇと……」

 

これには何と言えば良いのか分からない。正直に「嫉妬してました」何て言えるわけもない。すると紫が霊夢に助け船を出した。

 

紫 「蓮、霊夢はこの夜中に異変に行かされて

   機嫌が悪かったのよ察してあげて♪」

 

蓮 「うん……それは怒るよね……」

 

これには蓮も納得せざる得ない。蓮自身も夜中に間違い電話で起こされてイライラした事もある。故に紫の言ったことを真に受けてしまった。

 

霊夢「…………悪かったわ当たっちゃって……」

 

蓮 「いやいいよ♪」

 

霊夢は謝罪をすると蓮は笑顔でそれを許した。こうしてひと波乱は過ぎたのだが突然、紫と萃香が竹藪の中へと振り返り萃香は声をあげて、

 

萃香「お~いそこにいる妖怪~出てこ~い!」

 

それを聞いた蓮と霊夢は声のあげた方向を向くと林が奇妙に音をたてて揺れ出した。

 

ガサ…ガサガサ……ガサガサ……

 

揺れ出すのを確認した4人はそれぞれ構えるとそこから長いうさみみの女の子が顔を出した。

 

? 「……あっ…」

 

萃香「おっ?」

 

紫 「あら?」

 

霊夢「兎?」

 

蓮を除いた3人はその女性を見てそう思ったが蓮だけは違った。何故なら……

 

蓮 「貴女はあの時の薬売りさん?」

 

そう霊夢が風邪をひいた際にお世話になった薬売りの女性だったのだ。薬売りだった女性は蓮の言葉に気がつくと、

 

? 「貴方は!」

 

どうやら女性も覚えていたようだ。だが霊夢はジト目で蓮を見ると、

 

霊夢「蓮あの子とはどんな関係かしら?」(¬_¬)

 

何故か蓮はビクッと体を震わせた。一瞬寒気がした気がするが蓮は気にせずに霊夢に話した。

 

蓮 「えっとほら!前に霊夢が風邪ひいたときに

   薬を売ってくれた薬売りだよ!」

 

蓮の発言に霊夢は納得してその薬売りに、

 

霊夢「まぁだいたいは分かったけど貴女は?」

 

霊夢がうさみみの薬売りだった女性に誰かと聞くとその女性は自身の名前を語った。

 

? 「私は鈴仙・優曇華院・イナバ……」

 

それを聞いた4人は同じことをただこう思った長い名前と、

 

霊夢「貴女…寿限無?」

 

鈴仙「そこまで長くないです!!」

 

蓮 「え~と寿限無寿限無ウ(ピー)コ投げ機だった

   け?」

 

鈴仙「何ですかその下品な名前は!?」

 

まさかの蓮のボケに鈴仙はツッコミを入れる。

 

萃香「バルムンク=フェザリオ♪」

 

紫 「萃香もうそのネタはいいから……」

 

萃香  (´・ω・`)

 

紫の発言で萃香は少ししょぼーんとするが蓮は鈴仙に、

 

蓮 「えっと…ボケるのは止めて鈴仙さんで

   いいんですよね?」

 

鈴仙「えっと…はいそれで…ってそうじゃない!

   貴女達は何しに来たんですか!」

 

と、鈴仙が言うと霊夢が数歩前に出て、

 

霊夢「そんなもんあの月をどうにかするために

   決まってるでしょ」

 

それを聞いた鈴仙はとっさに戦闘体制をとった。どうやらこの異変の関係者であるのは明白だ。

 

霊夢「あんた私とやろうっての?」

 

霊夢がお払い棒とお札を構えると霊夢の目の前に突然手が現れて霊夢の目の前を遮る。その手の持ち主は蓮だった。

 

霊夢「蓮…あんたどういうつもりかしら?」

 

蓮 「霊夢ここは僕と萃香さんが引き受けるから

   紫さんと一緒にこの異変の元凶の元へと

   向かって……」

 

それを聞いた霊夢は少し考えつつ萃香を見ると萃香はニコニコしながら先に行けと手でジャスチャーをする。

 

霊夢「はぁ……分かったわよさっきの詫びもある

   から私は手を引くわ…その変わりさっさと

   来なさいよ!」

 

蓮 「りょうかい♪」

 

霊夢「行くわよ紫」

 

紫 「はいはい♪」

 

2人が鈴仙を無視して先へと進もうとすると鈴仙は、

 

鈴仙「って!何勝手に話を!」

 

鈴仙がそう言い此方へと足を運ばせた次の瞬間だった……

 

ズズッズボッ!!

 

鈴仙「えっきゃっ!!」

 

ドン!!

 

鈴仙は急に視界から消えた。どうやら掘られていた落とし穴に引っ掛かり落ちていったようだ。

 

蓮 「霊夢、紫さんよくわかりませんが今の内に」

 

霊夢「そんじゃ任せるわよ!」

 

紫 「ふふ♪」

 

霊夢と紫は先へと進んでいった。そして穴から堕ちた鈴仙が顔を出すと、

 

鈴仙「くぅっ!もう!てゐったら!!」

 

蓮は落ちている自分の鞘から抜けぬ刀を構え萃香も瓢箪から酒を飲むのを止めてほろ酔い気分だが構える。

 

鈴仙「2人逃がしましたが貴方達だけでもここで

   師匠の名にかけて倒させていただくわ!」

 

そうして蓮と萃香VS鈴仙との弾幕ごっこが開始されるのだった。

 




怠惰「寿限無寿限無ウンコ投げ機昨日の新ちゃんの
   パンツは新八の人生バルムンク=フェザリオ
   アイザック=シュナイダー三分の一の純情な
   感情の残った三分の二はさかむけが気になる
   感情裏切りは僕の名前を知っているようで
   知らないのを知っている留守スルメめだか
   かずのここえだめだか・・・このめだかは
   さっきと違うやつだから池ノめだかの方
   だからラー油ゆうていみやおうきむこう
   ペペペペぺペペペペペペぺおあとがよろしい
   ようでこれにておしまいビチグソ丸」

狗神「何だそのふざけた復活の呪文は!?」

怠惰「とあるギャグ漫画の猿の名前」

狗神「そんな猿は本当に止めてくれ」

怠惰「可愛いんだけどウ(ピー)コを投げてくる」

狗神「嫌がらせにも程がある」

怠惰「それを平然と避ける子も凄いけどね♪」

狗神「こんな話しかしてないぞ?」

怠惰「まぁいいでしょうたまにはね」

狗神「まったく……」

怠惰「てな訳で今回はここまで」

狗神「悪いなこんなんで」

怠惰「では読者様また明日!」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。