前回のあらすじ
ユグドラシル最終日記念に全身ワールドアイテムを装着したモモンガは運営に公式ワールドエネミーに認定されてしまった。
その後ワールドエネミーの権限で全プレイヤーに宣戦布告(演説)するモモンガ改めアインズ・ウール・ゴウンは演説を終え世界中からメッセージが届く。
0:00を迎えユグドラシルは終了した!かに思われたが目の前のNPC達が感情を持ち涙を流し喝采を上げている光景が目に映る。
「えっ?」
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あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
演説を終え0時を過ぎたと思ったら目の前のNPCが涙を流してやがったんだ…
頭がどうにかなりそうだった…催眠術とか超スピードだとかそんな
チャチなもんじゃあ断じてねえ!
アインズが混乱していると体から青いエフェクトが浮かび上がる。
すると何故か落ち着いたアインズに声がかかる。
「素晴らしい演説でございました。ナザリックに居る全ての者が感動で目に涙を浮かべているでしょうモモンガ様、いえアインズ様」
初めて聞く女性の綺麗な声。
その声の主が誰か理解したとき、唖然とした。
それは本来喋ることはしないNPCのアルベドだった。
「どうなされましたアインズ様?」
いつまでも喋らない自らの主にアルベドが問う。
モモンガいやアインズはそれにうまく答えるすべを持たなかった。
不可解な事態に再び混乱しかけたがまた青いエフェクトが浮かび上がり冷静になる。
「いや、なんでもないアルベド下がっていろ」
「はっ!」
アルベドを下げさせたアインズだがこれからどうするか高速で考える。
「…セバス」
「はっ!」
まず今必要なのは情報だ。だが今さっき運営●ね!とか言ったから連絡しづらいしなあ。
仕方なくアインズはセバスにナザリック周辺の探索を命じる。
「大墳墓を出て、周辺地理の確認せよ。もし仮にプレイヤーと思わしき者が居た場合即座に撤退、また止むを得ず戦闘に入った場合持久戦で時間を稼ぐのだ。」
「了解いたしました」
先程全プレイヤーに宣戦布告をしたばかりだ、もし自分だけでなく他のプレイヤーも同様の事が起こっていたらあのキチガイ共は群れをなしてこのナザリックに向かって来るだろう。
「ところでアルベドよ」
「はっ、なんでございましょうかアインズ様」
アインズの問いに全力で答える姿勢を見せるアルベドに少し戸惑いを見せる。
「い、いや大したことではないのだがさっきの宣戦布告を聞いていたか?」
「はい!アインズ様の壮大で偉大なお言葉にこのナザリックにいる者全てが感涙に顔を濡らしておりましょう」
「更にアインズ様の偉大なお力に我らナザリックにいる者全てが改めて御身に忠誠を誓うことでしょう」
だあー!聞かれていた今世紀最大の黒歴史をここまで美化されたら余計に恥ずかしいんだけど!
まさかゲームが終わるからと油断してつい大魔王のなりきりプレイをしていたら部下?に思いっきり聞かれていて更に凄い高評価にとてつもなく恥ずかしい感情が溢れ出ようとするも青いエフェクトに包まれ精神が鎮静化する。
「そうか、分かった下がれアルベド」
アルベドを下げさせたアインズはこの後どうするべきかを考える。
その時アインズに
「ん!セバスかどうだ外の様子は?」
「はっ、それがアインズ様……」
セバスは見たこと全てをアインズに報告する。
「何!?それは本当かセバス!」
セバスから受けた報告はアインズを驚かせるのに充分な内容だった。
思わず玉座から立ち上がりかけた体を再び玉座に戻しセバスに命令を下す。
「セバスよ至急玉座の間に戻りお前の見たものを説明しろ」
「かしこまりました」
メッセージを終え周りを見渡せばこの場に集まったほぼ全てのNPCがアインズを見つめている。
先程のセバスとのやりとりでこのナザリックがなんらかの危機に陥った事を理解したNPC達はアインズの命令が下るのを静かに待っているようだ。
「今セバスが外で見たものを報告しに玉座の間に戻ってきているそれまでしばし待つがいい」
アインズの言葉にNPC達は従うのみであった。
それからさほど間をおかずにセバスが玉座の間に戻ってきた。
「ただいま戻りましたアインズ様」
「戻ったかセバスよ、ではお前が見たもの全てをこの場にいる者に聞かせよ!」
「はい、アインズ様」
命令に従いセバスは自身が見てきたものをその場にいる者全てに聞こえるように話し始めた。
「まず周囲一キロですが…」
駄文だったかもしれませんが最後まで読んで下さいましてありがとうございます。