シン・『君の名は。』対『貞子vs伽揶子』~魑魅魍魎だらけの飲み会祭?~ 作:ジュンチェ
……拝啓、読者の皆様へ。三葉です。
そろそろ、君の名は。のロングランも終わりを迎える頃かと思います。私と滝くんはめでたく付き合うことになり、社会人同士で中々お互いに時間はとれないけど仲を少しずつ…でも、確実に深めていけてると感じる日々です。
そんなある日、私達に不思議な招待状が届きました。なんか、黒くて不気味で…若干、血の痕らしき染みがあったので無視をした私ですが、滝くんは開けてしまいました。内容は私達の物語にとても感動したので映画的に大先輩なる人が是非とも一緒にお酒をとかどうとか……
…同封されてた写真は2枚でどちらも女優のような綺麗な方が写っていたと鼻の下を伸ばしながら滝くんが話していたので、取り敢えず宮水の巫女流に締めました。(物理)
で、質の悪い悪戯と無視することに決めたのですが……突然、テレビから出てきた髪の毛に巻き取られてそのまま画面の中に引きずりこまれて……
「俺達は今に至る。(真顔)」
「うん、滝くん…もうわけがわからないよ。」
気がついたら、居酒屋の前…ちょっと不気味だけどしっかりした木造の建物だ。都内のどこか一角…なのだらしいが滝も三葉も何があったか解らず困惑してばかり。灯りは灯ってるから多分、営業中だ。
「三葉、多分さ…これ、あの手紙の……」
「いや、ちょっと待ってね。私、嫌な予感がするの……せっかくのハッピーエンドが台無しになりそうな…主に呪われそうな……。うん、これ入ったら駄目なやつ。宮水の巫女の血が警告しとる。あと、死んだお母さんの霊的な何かが……」
(…いや、普通に分かるんじゃ……って、死んだお母さん?)
……取り敢えずさ、どうすべき?テレビで髪の毛テレポートした先の飲み屋なんて普通は入らない……なら……
「「よし、帰ろう。」」
回れ右。わざわざ付き合う必要なんて……
『ニャアアア…………』
「「!」」
無いで済むはずがありませんでした。いつの間にかいたほぼ全裸で猫の声を発する少年に怯んだ隙に、居酒屋の引戸が空いてまたも髪の毛に絡めとられ有無を言わさず引きずりこまれた恋人たち。そして、ふたりを中で待っていたのは……
『…』
『……ァァ…ァ…』
名高き、日本ホラーの代表ヒロインの貞子さんと伽揶子さんでした…。
……滝くんは腰を抜かし、三葉ちゃんは白眼を向き失神。どうやら、君の名は。の続編は『君の命日は。』になりそうです。
……うん、もうぶっちゃけ今日じゃね?
「ちょっと、待って!?呪いの家もビデオも見てませんからぁ!!?殺さないで下さ……」
『…(まあまあ、落ち着けって。)』
「…え?」
慌てふためく滝くん…を見かねて頭の中に声が。あれ?と思うと貞子がジェスチャーと視線を向けていた。
『…(滝くんでしょ?ゴメンね、肝心の場所教えるの忘れてたから。直接、引っ張ってきちゃった☆ あ、知ってると思うけど私、貞子ね。こっちは伽揶子姐さん。)』
「は、はあ…(ちょ、直接脳内に!?)」
『…(あんまり警戒されたくないと思って、私達の生前の写真おくったんだけど。ま、死んでても私達美人だから問題無いでしょ?)』
「あ、はい…(いや、前髪で顔見えないんすが…)」
滝くんは貞子の目を直視するとヤバいと知らない。
『…ァァ!』
『…(え?なに、伽揶子姐さん?前ぶりはもう良いだろ?わかったわよ…じゃあさ、滝くん…三葉ちゃん……)』
え?何をするの…?呪われちゃうの?
『…(飲もう!)』
いいえ、それはビールジョッキ片手にもった怨霊たちのお誘いでした。
☆つづくかも?
好評だったら続けるかも?
☆滝くん
一般人。おっぱい大好……(三葉さんがinしました。)
ねえ、もう普通に恋愛させて。←切望。
☆三葉さん
宮水の巫女の血が……ちょっと、超能力属性に目覚めつつある。
取り敢えず、彼女の血統が糸守最大の謎である。
☆貞子さん
フットワークが軽すぎる系の怨霊、テレビとかあればなんでもござれな皆様ご存知のあの方。サボろうとしたカップルを強引に引っ張ってきたのもこの方。伽揶子を姐さん呼びしている。
……くっ!?こいつ、直接脳内に…!?
☆伽揶子さん
元祖怨霊系美人人妻、伽揶子さん。不法侵入者、シスべし慈悲は無い。映画を通じて、苛烈なディスりあいととあるお方の仲裁を経て貞子と仲良くなった。
※※
×滝くん→○瀧くんでしたすみません。(--;)