ガンダムGPB列伝   作:Fukunaga

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第1話 《プロローグ》

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時は2020年、《ガンダム》は

世界的なブームとなっている最中。

 

《1985年》から変わらぬ人気を誇り、

老若男女問わず幅広い人気を

掴んでいた《ガンダム》。

 

その中でも一際人気だったのは…

《GPB(ガンダム・プラモデル・バトル)》

 

ガンプラを組み立て戦う

そう、誰もが夢見たであろう

ガンダムで戦いたい…ガンダムを動かしたい…

 

その願い!叶えられました!

 

なんと!!現在の最先端技術により

遂に実現可能となったのです!

 

《プラフスキー粒子》と呼ばれる

特殊な粒子が散布され、

この粒子を高濃度に散布することで

プラスチックに作用する性質を持ち、

動力を持たないガンプラを

さながらアニメのように

動かすようになるだけではなく、

射撃の光軸や着弾時の爆発といった視覚的、

聴覚的なエフェクトも再現される…

 

…素晴らしい画期的発明のお陰で

《ガンプラバトル》が出来るようになったのだ!

 

さぁテレビの前の君も!

一緒にガンプラバトル始めないかい?

レッツエンジョイ!!ガンプラバトル!!!

 

…以上、提供はバンダイからでした〜♪

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TVCMが終わった。

 

先程までドラマを観ていたが、

それよりもこのCMに釘付けとなっていた。

 

『ガンプラ……か…楽しそうだな』

一人TVの前で

ポツリと呟いている人物の名は《フクナガ》。

 

何処でも居そうな風貌の男、

ボサ髪、顔立ちは中の下

シャツにパンツ一丁という

いわゆる《休日スタイル》である。

 

ずっと楽しみにしていたドラマが

最終話で終わり、楽しみが無くなったと思っていた。

 

しかし、先程の《ガンプラバトル》

というのはどうだろう?

新しい楽しみが出来るではないか?

 

『そういや押し入れに子供の頃

作ったガンプラが幾つか有ったはず』

 

子供の頃からガンプラを作っていた

特にジオン型のMSを。

 

子供の時、皆がガンダムを好きだった中、

一人俺はいつもやられるザクを

好きになってしまっていた。

 

相手が白い悪魔(ガンダム)で力の差は

歴然だというのに、

それでも戦う姿に見とれてしまった頃…

 

《ポケットの中の戦争》を見た時、

思わず感動して泣いてしまった…

 

と、思い出に浸りながら

よっこらせ…とフクナガは立ち上がり、

ガンプラがしまってある押入れへと向かう。

 

引き戸を開け、段ボール箱

を取り出し箱を開ける。

 

あった!……がしかし、

プラモの殆どは

壊れており使用出来そうなものは

《ザク》1個しかない。

 

『………まぁいいさ。

ガンプラバトルする分には問題は無いだろう』

 

着替えを済ませ、

リュックサックに先程のザクを入れ、

玄関へと向かう。

 

商店街の模型店へ行こう。

 

きっとそこでガンプラバトルが出来るはずさ。

 

そう思いながら、フクナガは玄関で靴を履き履き…

 

『しかし……』

 

両足履き終えた所で思う、

 

『果たしてザクで勝てるのか?……』




一日ごとに、話数更新をしていきます!!
宜しくお願い致します<(_ _*)>
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