ガンダムGPB列伝   作:Fukunaga

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ガンダムGPB列伝第10話 《》

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前回のあらすじ↓

 

突然ザクが【覚醒】するなんて!!

もービックリ!!

金髪リーゼントを瞬殺して、

フクちゃん超凄かった!!

 

…んで、私は今、

戦いでボロボロになった

フクちゃんのザクを

修理してま〜す♪

By,ミドリ

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『今回の【前回のあらすじ】

担当はミドリなのね…』

と机の上で頬杖をし、

内心不服そうな顔をするフクナガ。

 

『別に良いじゃないかw

減るもんじゃないんだし』

…とニコニコとフクナガに返す、

模型店木馬の店長、テイラー。

 

『にしても、本当にミドリは

ザクを修理出来るのか?』

 

〜数分後〜

 

笑顔で来たミドリの手には、

修復が施されたフクナガの機体が。

 

『『まじに修理出来ちゃったよ……』』

…とフクナガとテイラーは、

手の上に置かれた、

ザクをまじまじと見つめていた。

 

『凄いでしょ?ねぇ?凄いでしょ?

私、物を直す事が得意なの!!』

と、胸を張りながら自慢げにミドリは話す。

 

『スゲェ…新品かよ…』

ザクの本体に光沢感が有る。

フクナガの顔がザクのボディに映る。

 

『しかも…修理前よりも

数倍格好が良くなってるね…』

と、テイラーも驚きに満ちていた。

 

『私って修理上手でしょ?』

 

『流石だね!!大したもんだよ!!』

 

とテイラーが答え、

『でしょ?でしょ?』

えへへ〜…とニヤけるミドリ。

 

そして、おもむろにテイラーは立ち上がり、

『よし、皆!!

突然だけど重大な発表が有ります!!』

 

なになに?…とフクナガとミドリは

テイラーに顔を向ける。

 

『実は全国GPB大会に参加する為の、

県GPB大会は明日に迫りましたッ!!』

とテイラーが言う。

 

『ええ!?まじで!?』

驚くフクナガに対して、ミドリはというと

『うん!!事前に分かってた〜』

と微笑む。

 

『その県大会の会場は………』

分からないのか、

テイラーは素早く自分の

携帯端末で会場場所を調べ、

『会場は……っと…

ここからちょいと遠い、【埼玉ドーム】で行うそうだな』

 

スッ…とテイラーは携帯端末の

画面をフクナガとミドリに見せる。

 

携帯端末で表示された場所は、

模型木馬から15km先と表示された。

 

『まさか…歩きで行くのか!?

…まじかよテイラ〜…』

と、青ざめた顔で答えるフクナガ。

 

『…俺が車を出すから、

それに乗って行こう。』

グッ!と親指を突き出す。

 

『イイね!!本当テイラー最高だよ!!』

と青ざめた顔から一転、

明るい表情でテイラーの手を握る

フクナガである 

 

『ミドリちゃん…

フクナガみたいな大人になっては

絶対に駄目だからね…』

 

『うん…分かってる…』

 

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〜帰宅後〜(ミドリ)

『明日は県大会かぁ…

頑張ろうね!!ギャンちゃん♪』

と念入りに自身の愛機、

ギャンの手入れを行うミドリ。

 

私には、GPBをやるとふいに出てくる、

もう1人の自分が居る。

 

その、もう1人の自分が、

皆に失言等しないように心がけないと…

 

ふと、窓の外の景色をみて…

 

『憬れだった、テイラーと

一緒に戦えるんだ!!

……足手まといにならないように、

がんばらないと…』

とミドリは夜の空に誓うのであった。

 

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〜帰宅後〜(フクナガ)

『どんな格好で行けば良いんだ!?』

フクナガはタンスやクローゼットの

中を漁っていた。

 

正直、ファッションに疎いフクナガは

お洒落な洋服を持っていなかった。

 

『……まぁ、男は中身だし、外見なんて…』

と、半袖シャツに半パンを選び、

他の洋服は全て元に戻した。

 

そして、視線を机の上に載せた、

ザクに向ける。

『ザク…お前って凄いよな。

未だに俺はGPBで負けてない。』

 

皆、ザクの性能のお陰かもしれない。

 

『……皆に教えてやろう!!

ザクがガンダムより強いって事をさ…』

 

…とザクに笑いかけるフクナガ。

 

『…玩具に何話しかけてんだかw

老人みたいに孤独症なのかねぇ…』

と部屋の電気を消し、

寝室へとフクナガは向かった。

 

フクナガが寝室へ行った後、

ザクのモノアイが微かに光った…

 

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〜帰宅後〜(テイラー)

『心身共に我、健全なり。』

腕を前に伸ばし、

首の関節をポキポキと鳴らすテイラー。

 

『…運転するのは久々だなぁ…』

アハハ…と乾いた笑い声を上げる。

 

『そして、大会に出るのも久々だ…

あいつらも、出るんだろうな…』

あいつら…すなわち、

昔一緒にGPBで共に戦い、

優勝を掴み取った時のメンバーである。

 

『当時、俺は…ガンプラ馬鹿だった…

どうしようもない馬鹿だった…

そのせいで、皆と意見が食い違って…』

 

皆と意見が割れ、

チームは解散となった。

 

…その為、その後の大会に、

顔を出さなかった訳である。

 

『俺は、GPBバトルを…

ガンプラを楽しみたかっただけなのにな…』

と、壁に掛かった、

メンバー全員での優勝写真を

みて、呟いたのだった。

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……そして翌朝!!

模型店木馬に集合した

フクナガ、テイラー、ミドリ。

 

『おはよ〜…って!!フクちゃん!!

なにそのカッコwダサっw』

ケラケラとフクナガの格好を

見て、大笑いするミドリ。

 

フクナガの格好…

半袖のシャツに

半パン……そしてシャツを【in】!!

 

『男は中身だ…外見なんて気にしねぇ!!』

 

『うわ…出た、モテない男の人がよく使う言葉〜w』

 

『なんだと!?これでも俺は…』

と言い合いになるフクナガとミドリ。

 

その2人を、

早朝から元気が良い…

と眺めているテイラー。

 

『よーし早速!俺の車に乗って

会場に向かおう!!』

と、一行はテイラーの車に乗り、

会場へと向かうのであった。

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