ガンダムGPB列伝   作:Fukunaga

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前回のあらすじ↓

少年をいじめていた
悪い高校生をフクナガは成敗した!

…なんとッ!!あの弱い《ザク》で!!
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第4話 『現れる 少女』

『ありがとう!お兄さん!』

…手を振り、

フクナガに礼を言って店から出て行く少年。

 

『おう!!また変な奴とは

ガンプラバトルするなよ〜!!』

…と、少年を見送るフクナガ。

 

あぁ…良い事をしたあとは、

なんて気持ちの良い事だろうか…

 

『ハッハッハ!いやぁ〜素晴らしい!』

 

パチパチと拍手をしながら、

フクナガに歩み寄る店員。

 

『君ッ!!とても気に入ったよ!!

…そんな訳で君さ、GPB大会に出てみないかい?』

 

『話が急すぎるでしょ…』

 

『あ…嫌なら別に良いんだけどね…』

はぁ…と肩を落とす店員。

 

『悪いんだけど……俺は参加しないよ』

と、フクナガは店員に告げ

バトルコーナーから出ようとする。

 

『大会優勝すると賞金が

もらえるんだけどな〜(誘)』

 

【前言撤回】

 

『喜んで参加させて頂きます』

…と、フクナガは店員の誘惑に釣られ、

扉からクルリと、リターンする。

 

その動作、わずか〘2秒〙

 

『よしよし…そう来なくっちゃ…』

ムッフッフと笑みを浮かべる店員。

 

『まず自己紹介から…

…私の名前は「テイラー」だ、宜しく』

 

『俺はフクナガ』

 

『まぁ…自己紹介はこの編にして…

とりあえず、大会に参加するには

まずチームを組まないといけない』

 

『…チーム?』

 

『そう、チームには《三人》必要なんだ。

君と私、これで今は《二人》なんだか…』

 

『あと一人はどうするんだ?』

 

うーんと顎に手を当て、

テイラーは考える仕草をする。

 

…と考えた挙句、テイラーはこう言った。

 

『君があと一人探せ』

 

『はい!?言い出しっぺはアンタだろ!?』

 

『あいにく店の経営もあって手が話せなくてね…

(観たいドラマもあるし)』

 

『おい、今なんか別の内容も聞こえたぞ?』

 

『……てことなんで、

メンバー勧誘ヨローーーー♪』

…と、店員は満面の笑みで

フクナガを追い出そうとする。

 

なんて無責任なんだよ!

とフクナガが思う矢先、

突如バトルコーナーの扉が開いた。

 

現れたのは眼鏡をかけ、

小さなハンドバックを掛けた、若い女の子。

 

『あ…あの〜…今の話の内容だと…

メンバーが一人、開いてるんですよね?』

…と、もじもじしながら彼女は、

 

『わ‥私、「ミドリ」って言います!

どうか!私をメンバーに入れて下さい!』

 

ペコリと頭を下げた。

 

その途端、彼女の眼鏡が落ちた。

 

『ああっ!眼鏡…眼鏡…』

と、床を這って眼鏡を探す姿を

見たフクナガはこう思った、

(この娘…アホや…)と。

 

一方テイラーはというと…

(か…可愛ええ…///)と思っていた。

 

『よし!メンバーに許可するぅ!!!』

…と、即答するテイラー。

 

『本当ですか!?ヤッタ〜!』

ミドリは、その場で飛び跳ねて喜びを表現する。

 

その動作の性で、またも眼鏡を落としてしまった…

 

『ああ…ミドリちゃん可愛い…』

すっかりミドリに視線が釘付けのテイラー。

 

これにはフクナガもドン引きで、

『アンタ…自分の好みだからってOK出しただろ?』

 

『うッ、そ…そんな事……有るよ///』

 

『うわ…気持ちわりい…』

 

しかし、当のミドリ本人は然程気にした様子は無い。

 

『じゃあ、ガンプラバトルは出来るのか?』

 

『ハイ!勿論ですよ!

私の愛機を見せてあげます♪』

 

ゴソゴソとハンドバックを漁るミドリ。

 

『これが私の愛機…《ギャンちゃん》です!』

そう言い、バックから出されたプラモデルを見る、

 

外見は全身ピンク色で塗装されていて、

所々にラメとマスキングテープを貼り付けてあり、

如何にも【女の子】らしいガンプラであった。

 

『うわ…すっげぇ女の子っぽい…』

…と、フクナガは関心する。

 

(やっぱりガンプラは凄いな…

シールを貼ったり塗装を施すだけで、

こうもガラリと印象が変わるもんなのか…)

 

『じゃあ早速で悪いんだけど、

ミドリちゃんの実力を見せてもらうよ〜♪』

と、テイラーは自らベースへと向かう。

 

テイラーがGPBベースにセットした機体は、

「RX-78.2ガンダム」だった。

 

見た感じ、塗装も施されておらず、

改造もしていないようだった。

 

『…それがテイラーの愛機なのか?』

と、フクナガが尋ねると、

 

『いやぁ違うよ。

私の愛機は後ほど見せてあげるからね〜』

 

どうやらあの機体はテイラーの愛機では無いらしい。

 

テイラーとミドリ、両者はベースにガンプラを乗せ、

《haloデパイス》を機械に差し込んだ。

 

【Stage-草原】

と機械音声告げる。

 

『テイラー!ガンダム、行きま〜す』

 

『ミドリ!!ギャンちゃん、出ま〜す!』

バシュ!と勢い良くフィールドに放たれた両者のガンプラ。

 

すると開始早々、テイラーは、

『相手は女の子だからね…手加減はしないとね』

そう言い、ガンダムはライフルとシールドを草原に捨てた。

 

『さぁ!ミドリちゃん!かかってきなs…』

…と、言いかけた刹那、

突如ガンダムの目先にビームソードの先端が突きつけられる。

 

『あ、手加減とか別に良いんで!!

本気でやっちゃって下さい!!』

 

眼鏡を頭の上に乗せ、

別人の様な眼光になるミドリ。

 

『へ?……えぇ??』

先程とは打って変わったミドリに対し、

思わず同様を隠せてないテイラー。

 

『女だからって…舐めてんじゃないよ!』

 

そのミドリ様子を外から見ていたフクナガは

(怖ぇ…)…と思うのであった。

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