どこか遠くて、どこか深い。孤独なはずなのに不思議と寂寥感は感じられない。
『ねぇ。いつになったら私のモノになってくれるの? 』
──声がする。優しくて温かみがあって、何もかもを受け止めてくれる雰囲気を醸した声。
『あなたの傍にずっといるのに。愛する人に触れたくても触れられないもどかしさ・・・・・ずっと孤独だったの』
──自分の周りは真っ暗で何も見えない。ただ脳内に直接語られるという事実が、俺がどこかに存在していると教えてくれる。
『でも分かってる。あなたがこの先どんな運命になろうと、最後は絶対に私のモノになってくれるって』
──それはどこかで聞いたことがある声だった。でも思い出せない。重要なことなのに、どこで聞いたか忘れてしまった。
『待っててね朝陽。もうすぐだから』
蕩けてしまいそうな響きに身を預け、再び俺は目を閉じた。
☆☆☆
「平和だなぁ」
病院のベッドに横たわって鳥のさえずりをBGMに目を瞑っている。今寝てるベッドは何回もお世話になってる、言わば聖地。ゆっくりと休みたいが、
「あ、平賀さんこれも頼める? 」
「はいなのだー! 」
バスカービルの女子四人に加え平賀さんが騒いでるのだ。そして彼女たちの格好はオオカミ少女やカボチャ、妖精など───コスプレ衣装。というのも、本日はハロウィンで俺も仮装している。否、仮装させられた。
まぁでも、世間一般に伝わる女子会ならば良い。激務のあとの休息はとても大事だ。
しかし、忘れてはいけない。コイツらが武偵高の女子、しかもその中でも危険人物のオンパレードということを。
「M60の弾もうちょっと欲しいんだけど・・・・・まだ余ってる? 」
「あるのだ。でも撃ち続けると銃身が加熱されて大変なことになるから、連射はほどほどになのだ」
「平賀さん。このバレットは頑丈ですか? 」
「はいなの・・・・・レキちゃん? 何に使うのだ? 」
白雪はその米陸軍大好き銃を眺めて、何やら満足そうに頬を緩めた。これであの泥棒猫をバラバラにできるねーだとか、うん。聞かなかったことにしよ。
レキはレキでなぜバレットM82が頑丈か聞いてんだよ。大型カートリッジを使うハイパワーライフルなんだから頑丈に決まってのに、承知で何する気だよ。てか、
「掠めただけでヒトを肉塊にする兵器で何すんだ。もしやあの女の子に使う気じゃないだろうな」
「・・・・・はい」
コクリと少しだけ頷いた。
アリアを含め白雪、レキはサードと共にいたおかっぱ少女に力及ばずやられてしまったらしい。その腹いせだからか、返事も言葉足らずでどっちだか分かんないぞ。使う気の『はい』か、使わないよの『はい』か。対物ライフルなんて武偵が使ってるのバレたら大問題で蘭豹から物理的お説教が叩き込まれる。見て見ぬ振りでいいやもう。
「アンタ、包帯とれたと思ったらまた包帯。見ていて痛々しいわよ」
「そりゃ結構。盾として活躍してるって事だから別に良いこと───」
「ダメ! 」
「ダメなのだ! 」
な、なんだ。理子と文、良いって言った瞬間俺を否定しやがった。しかも俺が寝てるベッドに侵入してきて。眉も若干つり上がってるような・・・・・。
「見てる側としてホントに痛々しいの! むしろ理子が役に立たないから変わりに傷を負ってやってるって言い方で、ちょっと激おこプンプンがおーなんだけど! 」
「あややの憧れ──仲良い友達がどんどん傷つく姿見せられて気分良いって思えないのだ」
かたや両手の人差し指を頭に、鬼の角に見立てて。かたや包帯が巻かれてる腕をツンツンとつつく。マジで怒ってるのか分からんな。特に理子。ちょっと激おこってどっちだよ。
「大げさだ。怪我だって大した事ない。じゃなきゃコスプレなんてしてないさ」
「ほんとなのだ? あややの作った、現状最強の盾がひしゃげて返されたけどホントなのだ? 」
「あー、大丈夫だよ。当たんなきゃ問題ないし。心配すんなって、これからも引き続き盾の製作を頼むって決めてんだから」
髪を留めるゴム紐に付いたプラ製のカボチャを避けて頭を撫でる。
今回の一件。武器商人が消えて、アリアたちがいつの間にか居なくなってるのを確認した後、見事にぶっ倒れた。意識が奪われたというか、変な夢に連れ去られたというか──まぁ気づけば病院のベッド。いつも通りの帰還だ。
「むぅ・・・・・ジュース買ってくる」
理子はぷくっと頬を膨らませて、俺たちのいる病室から離れた。不機嫌そうな声音だったから、俺の返答が悪かったんだと思う。頑固親父の言う事みたいだが、俺が負う怪我はこの一件で金輪際無くなるなんてのは絶対にない。
「朝陽。理子に謝ってきなさいよ」
と、妖精娘のアリアが顎でクイッと引き戸のほうを指した。
「・・・・・んん? なんで」
「はぁー?分からないの?アンタあたしよりアホなのね」
「アホ・・・・・アリアより、アホだと・・・・・? 」
そんなバカなことあるわけない! 理子が出てった理由だろ。ジュース買いに行く以外になんかあるか? 考えつかないんだが。
「半年くらい前だったら朝陽くん、すぐわかると思うよ」
白雪まで言うのか。こういう場面で半年前に思いつくのは──いや、ありえない。
そりゃ八月とかなら演技でしてたかもしんないけど、理子は演技しないとあの時約束してくれた。だからありえないんだ。
「そんな複雑なもんじゃねえだろ。アイツは本当にジュースを買いに行っただけだ。ついでに俺もコンビニ行ってくる」
病室を抜ける時、白雪が発したことは引き戸が遮った。
・・・・・なんか胸のあたりに霧がかかってるというかモヤモヤするというか──なんだ?瑠瑠神の影響は出てないはずだ。
不思議な感覚に陥ってるのは自分でも感じ取れる。今まで、前世も含めて、こんな感覚に襲われたことは一度たりとも無い。だとしたら──風邪か?
病院の一階にあるコンビニで風邪薬とお菓子類を買って、また来た道を戻る。最近は怪我して寝込んで、無理して倒れての繰り返しだ。流石に酷使しすぎて
あー・・・・・考えてみれば問題が山積みじゃないか。サード、瑠瑠神、理子。うっ、胃が痛くなってきたような気がする。
「あら。誰かと思えば朝陽じゃない。まだ醜い面を曝していたのね」
いきなりの暴言。考え事をしてていつの間にか人気のない非常階段近くまで歩いてたらしいが・・・・・今の声はおそらく。
「ヒルダか。久しぶりの挨拶も中々キマッてんな。何の用だ?」
見回しながら問いかけても俺以外に人影は見当たらない。ヒルダのことだ、大方どこかの影にでも潜んでんだろ。
「別に。お前には関係ない用事で来ただけ」
この病院に用事? まさか。
「・・・・・おい。確認だ。理子に一切手を出してないだろうな」
「バカ言わないで。ああ、怒んないでよ。まだ
慌てた口調で返してきた。しかも俺の血がなんだって?
「──おいヒルダ。俺から吸血したのがまだ体内に残ってて、それが何か不都合なのか?」
「不都合だらけよ。だいぶ取り除けたけど、貴女の感情が昂るたびに頭に響くの。
私を愛して。私を助けてって」
やれやれといった口ぶり。敵ながら同情せざるを得ない。
「大変なのね。お前も。まぁ私は血が抜けきったら関係ないのだけど。もう帰るわ。じゃあね」
ああ、と言い残して俺も歩き出す。
「そういえば。お前の肩の傷、もう治ってるのね」
──っ、武器商人からも言われたことだ。
「おいっ、お前まで! それはどういう意味で・・・・・って、もういないか」
影に潜んでる気配も無し。多分今の俺の問いかけも聞こえてない。
肩の傷──か。ヒルダの放った槍が右肩を貫いた傷の事を
『おやおや。説教しようと思ったらお悩み中だったね。君の胃も限界じゃないか? 』
突如、無遠慮にも響く幼女の声。訂正、幼女よりも少しだけ成長した、凛とした雰囲気が僅かに漂う声が、脳内にこだまする。
「
『おや。それは残念極まりない。では君には久しぶりに電撃でもプレゼントしてあげよう』
でっ、電撃って4月とか5月によく喰らわされたやつだ! 今受けたら傷口が開く! 何とか話題を・・・・・そういえば!
「なあ! それより傷の治りが早いんだけど・・・・・お前何か俺に細工でもしたか? 」
『露骨な話題逸らしだけど。まぁ乗ってあげよう。細工はしたにはしたね。けど私が渡したお守りにそんな効果はないはずなんだよね。でも回復力の上昇に関係ないとは一概には言えないけど』
俺に細工を施す時間なんてあったか? 一言くらいは俺に声をかけたはずだし───あ。もしかして、夏頃に貰ったというか強制的に体内に埋め込まれた気がする。レキとキンジがクレープ屋の近くでイチャイチャしてるのを目撃する前。ココ姉妹のどれかと会って、そのあと理子に気絶させられた時のことだ。
確か、俺がいつも
『君に授けたお守りはあってないようなものだと思ってくれて構わない。そも私が勝手にお守りと言ってるだけで、実際は
「おめえ。一体俺に何埋め込んだ。あと本来の効果はなんだったんだよ」
『それは乙女の秘密! これ以上聞くことは許されないよ! 効能は文字通り、君を助ける効果。助ける以上の効果もないし、以下も同じだよ』
乙女の秘密ってなんだよって問い返すことは、残念ながら叶わなかった。脳内に放電音が聞こえるから仕方ないね。大方、他の神様にバレたらマズイもんか。
しかも助けるってもっと具体的に言ってくれないのか。助けるにも色々とあるのに。でも、
「回復力が上がったおかげで肩の怪我を気にしなくて済んだし、何よりサードを撃退できたんだ。その意味じゃ俺は助かってるんだがな──何が俺の回復力をあげてるのかが唯一気になる」
『──まあ。今ぽっくり死んでしまうのは君としても不都合だろう。もちろん、私にとってもね。君には使命があるんだから。・・・・・そっか。回復力だって微々たるもの。せいぜい怪我の治りを早くする程度か。まあいいや、そのくらいなら。これ以上私が手を加えなくても良いね』
「手を加えるも何も、回復力が上がった理由くらい教えてくれ」
『ううん。たまには君も自分で考える力をつけた方がいい。あと半年後──でも君なら乱用してそんなモタないか。ともかく、これから君一人だけで戦わなくちゃいけない時が絶対来る。孤独に溺れそうになっても、誰にも頼ることなく生き抜かなければならないからね』
一人で・・・・・。意味することは、神との一騎打ち。瑠瑠神の攻略だ。今の半分犯された俺でさえ傷一つ付けられないんだ。
そうだ。俺は自分の問題で仲間を死なすわけにはいかないんだ。
「はいはい。たまには頭を働かせてみるよ」
『はいは一回! ・・・・・すまないね引き留めてしまって。ところで君は早く戻らないのかい? 』
「戻るって、どこに」
えっ、と頓狂な声を出して、直後に脳内に響く大きなため息。きっと、やれやれみたいなポーズでもしてるんだろう。簡単に想像できるのがまた腹立つが、この際ガマンだ。神とはいえ女の子。女子の気持ちは女子が推理した方が当たる。理子が出てった理由がジュースを買いに行く以外にあるとすれば、コイツに聞くしかアテがない。
『峰理子、その他チームメンバーのところにだよ。特に峰理子には謝っておいた方がいい。君はつくづく女の子の扱いが下手だからね』
「あー・・・・・つってもな。謝る理由を知りたいんだ」
『君は、まあ分からないか。でもここで私が口出しても仕方ないし。反対に君にひとつ質問をしようか』
なんだ、こいつにもはぐらかされたぞ。しかも質問って、今度はなんだよ。俺の質問は一切答えてくれないって酷くないか。
『君が峰理子を失った時、どんな感情が浮かぶか教えて欲しいんだ。直感でいい』
そんなんでいいのか。なら、
「えっと。こわ・・・・・一番の友達が消えて悲しいかな」
待て。
『おや。口に出しかけた事を教えて欲しいんだけど。大事なことなんだよ』
「・・・・・嚙んだだけだ。本当に、その、困るだけだ」
『君。それは本当の君が───ううん。何でもない。私もちょっと踏み込みすぎたね。今日の通信はこれまで。また近いうちに話すとしよう。君に祝福がありますように』
皮肉かッ! とツッコミを入れたのだが、ヒルダ同様に声は多分聞こえてない。否、絶対に聞こえてない。結局俺は質問攻めされて終わっただけか。しっかし、どいつもこいつも俺の体を弄くり回さなきゃ生きていけんのか。
「───帰るか」
重たい足取りで自分の病室へ戻る。
一難去ってまた一難と言うが今日くらいは寝かせてくれ。どうせアリアと理子が
人気のある通路に出て、しかし行き交う人は俺の顔を見て何故か目を逸らす。思ってること顔に出てるのかな。まあしょうがない、癒しが足りないんだから。
「あの、あのっ! 京条朝陽さんですよね! 」
廊下の角を曲がったところで若い看護婦さんとすれ違いそうになるが、俺の顔を見るなりいきなり肩を掴んできた。俺の今の顔も酷いもんだけど、看護婦さんも若くてキレイなそれを真っ青に染めている。この先はアイツらの部屋だし、銃を出しての喧嘩を目撃しちゃったってとこか。この病院に勤めてるヒトは見慣れてるから新人さんかな。
「大丈夫ですよ。いつものことです。迷惑かけてすみません」
「いえ、その」
そんなに慌てなくても大丈夫なのに。
ああ、怒鳴り声も聞こえてきたぞ。なに? 泥棒猫だ殺すだ? これまた物騒なことを。
「俺・・・・・僕が解決します。ほんとチームメンバーがうるさくて申し訳ないです」
ぺこりと頭を下げて小走りで
ほら、耳をすませばガバメントのスライド音とか既に聞こえちゃってる。
「おい。他の患者さんもいるんだから静かにしろって」
がららと引き戸を開けると、
「
俺の斜め横、つまり間近にキンジと、ボブカットの茶髪少女フォース。どちらも丸腰だ。対して向けられた銃口は五つ。
「いや待て待て待てッ! 」
慌てて丸腰二人の前に出て両手を広げる。無関係の俺が間に挟まればこいつらも撃てまい。
「どきなさい朝陽ッ。その女はキンジにキッ、キキキキ!
「朝陽さん。この銃のデビューを飾る生き血がアナタであって欲しくありません。そこをどいてください」
「そうだよ朝陽くん。その女は、シタの。キンちゃんの、私の将来の旦那さんの唇を。許さない許しちゃいけない。殺さなきゃ・・・・・! 」
ツッコミが追い付かねえ! 一秒でも惜しいが、ひとまず病室内を見回す。
とりあえず理子は安全だ。
残るは二人。俺がいようがいまいが撃つんじゃないか?
「京条先輩ですか。あたしとお兄ちゃんを守ってくれてありがとうございます。では──
「何度も言ってるが俺はお兄ちゃんじゃ──」
言い切る前に引き戸が音が鳴るほど強く閉められた。続く遠ざかる足音。これは二人とも逃げたらしい。
「ちょっと! 」
ぎゅむぅ! とアリアのチビかかとが俺の足に振り下ろされた。防弾靴履いてても痛いとか、見た目に反してお前の筋力はどうなってんだ。
「アンタもみすみすと敵を逃がして・・・・・! もしかしてアンタも
「んなわけないだろ。あの子、フォースだったか? 一切武装してなかったじゃないか。敵意はあったけど殺意はなかった。連れ去られたキンジも本気で抵抗してなかったし、お兄ちゃんと呼ぶからにはそれなりの事情があるんだろ」
「でもっ! キンジにアイツが、ハッハハニュ、ハニートラップ仕掛けるかもしれないじゃない! 」
わかった。わかったから俺の足の上で地団駄するのだけはやめてくれ。
「ハニートラップなんてキンジは引っかからない。ヤバい時は連絡の一つや二つするだろ」
アリアの頭を遠ざけるように鷲掴む。ぽかぽか殴り──このピンク悪魔の場合、たった一発が打撲傷に相当するが──はいつまでやられても鬱陶しい。普段であればこれで終わりなのだが、
「キンちゃんがハニートラップにかからない証拠は!? 朝陽くん説明できるの!? 」
今回はキンジの女関係のトラブル。なればアリアと俺の間に白雪が割って入って胸元を掴むのは必然。必然であってほしくないけど。
「あー、長く一緒にいた美人系可愛い系勢揃いのお前らでさえオトせてないのに、ひょっとでの女子がオトせるわけないだろ。しかも妹系女子とか、アイツの苦手分野だろうし」
「でももしハニトラに引っかかっちゃって、毒盛られて死んじゃったら・・・・・! 朝陽くん! 」
「そりゃドンマイだ。俺と理子には一切影響ないだろうし、まぁあとは好き勝手にやってくれ」
「──え? 」
ん。待て。俺は今なんて言った? 好き勝手にやってくれだって!?
「いや違う! 今のは誤解だッ。とられてもそうでなくても、お前らが取り返したいってなら好き勝手やってくれってこと。俺も理子も手伝うからな」
キョトンと首を傾げて、それでもわかったよと微妙な返事。アリアと白雪には誤魔化せたようだが、レキだけは俺を射抜くような視線を外さない。
俺だって自分でも言うのはおかしいと思うが、自然に口に出てしまったのだ。面白いと感じたことを面白いと言うように、平気で仲間を見捨てることを当然とした口ぶり。
──体だけじゃなく精神も壊れて始めてんな。
「キンジは彼女がお兄ちゃんって呼んだ時、何度も言うがって叫んでたよな。あれは今日以前にも会ってたこと。武偵高クソイベントの闇鍋時点で足に怪我はしてなかったし、おそらく彼女とひと悶着あった。殺すなら足を負傷させ退路を断ったその時にいくらでも方法はあった」
「根拠はそれだけ? 」
「あとは、さっきと同じことだがキンジが本気で抵抗してなかったこと。他にあるかアリア」
「ない・・・・・けど腹立つわ! あいつはあたしの奴隷! 他の主人に尻尾振るなんて許さないわ」
「アリアはいいのー! 私がキンちゃんの将来のお嫁さんなのー! 」
なによ! とアリアが犬歯むき出しで白雪と取っ組み合いを始めた。
過程はどうであれ結局いつも通りの日常に戻った。
レキはその日常を見つめず、ただ俺をじっと見ていた。
いつもの無口を貫き、しかし不気味なほど訴えかけるその眼に、一種の恐怖を感じていた───。
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