クトゥルフ神話TRPGをやったらPLが酷かったりファンブルが出まくったりしたのでKPの胃が大変です   作:釣りキチ

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消えた腕

「ふむ、これは少し描写不足だったね」

 

白い部屋で白衣を着た男が呟く。

部屋には机と椅子があり、机にはパソコンが乗っている。

 

「おや?君達は誰だい?」

 

その男はあなた達(・・・・)に気がつくと問いかけてくる。

 

「ああ、すまない。自己紹介をする時はこちらからだったね。ーー私の名は華見川 朔弥。この物語を紡いでいる作者のアバターの一つであり、物語の登場人物でもある。今回は少しおさらいをしようかと思ってこの姿を使っている。」

 

そう言うと彼は此方にパソコンの画面を見せてくる。

そこには白澤と腕を持った雑賀が映っていた。

 

「君達の疑問は何故雑賀が腕を持っているのか、だね?」

 

彼は問いかけてくるだろう。

君達は頷くと華見川に問い返す。

「どうして?」と

すると彼はこう言うだろう。

 

「そうか、なら少し巻き戻すとしよう…何故雑賀が腕を持っているかを知るために。ーー狂気が満ち溢れる世界へようこそ。探索者諸君」

 

彼は笑みを作るとキーを押しーー

 

▼▼▼▼▼▼

 

「おい、どうした白澤ーー」

 

雑賀は白澤に声をかけようとして気付いてしまう。

葉月を包み込もうとしている無数の腕を

 

「え?ーーあ…」

 

雑賀の顔が恐怖に歪む。

この世にあってはいけないであろう怪物

彼は見てしまった。彼は知ってしまった。

 

この世のモノではない者を。

 

▼▼▼▼▼▼

 

「オラァ!SANチェックだ雑賀ァ!」

「ひぇぇ…」

「1/1d8のSANチェックです」

 

雑賀 SAN55

1D100=89

 

「ああ…」

 

PL1の顔に諦めの表情が浮かぶ。

そして笑みがこぼれるKP。

常識人はもうPL5だけのようだ

 

「1d8で振っていただこう」

 

雑賀

1D8=4

 

「危ねええええええ!発狂一歩手前じゃねえか!」

「チッーーシナリオに戻るとしよう」

「ねえ、今舌打ちしたよね?したよね?」

「僕何もしてないよ。舌打ちしてないよね鈴風お姉ちゃん?」

「うん!してない!KP舌打ちしてない!」

 

「まぁあれだーー葉月を引っ張るかい?雑賀くん?」

「ああ、引っ張るよ。ここで助けなきゃ男じゃねえ」

「じゃあ相手のSTRは30だよ!!自動失敗だね!!そして白澤と雑賀は幸運ね!!

「このもやしいいいいいいい!!」

 

PL1はリアル発狂したようだ。救いはない。

 

「ダイスのクソビッチが微笑むよ!やったね雑ちゃん!!」

「三枝ァ!!やめろォ!てか俺貧弱過ぎィ!アイン○ラッドから戻って来たキ○ト君かよォ!」

「STR30とか頭おかしい!」

 

訂正しよう。PL3と4以外は全員発狂したようだ。

 

雑賀 幸運55

1D100=65

 

白澤 幸運70

1D100=81

 

『嘘だ!!!』

 

PL1と4の声が見事にハモった瞬間であった。

 

▼▼▼▼▼▼

 

「ーーチッ!」

 

雑賀は葉月の腕を掴む。

すると無数の腕は葉月の腕を掴みーーそのまま引きちぎった

腕に包み込まれる葉月の表情は絶望に歪んでいる。

 

そして彼女の顔は死を悟ったかのように表情を欠落させていた。

 

「ああ…嘘だ…嘘だ…」

 

そして雑賀は自分の腕に残ったモノを見やり、絶望する。

彼が持っていたモノはーー葉月の右腕であった。

 

彼は絶望のドン底に叩き落とされた。

 

 

 




iPadがフリーズした時は死を覚悟しました。
そんな事より雑賀が発狂の瀬戸際ですね。発狂しろ(本音)
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