東方巡迷伝   作:ゆっくりゼロ

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無事に異変も終わって宴会の始まり!

第十九話、スタートです!


結末と宴会

side 霊夢・魔理沙

 

 

6人は異変が解決された後日、博麗神社へと集まった。

 

6人以外の、霊夢や魔理沙、紅魔郷メンバーは勿論蛍の妖怪や妖精なども交え紅霧異変の終末を祝うため宴会を行うようだ。

 

博麗神社を囲むように生えていた木の中には桜の木もあるようで、霊夢達は綺麗な桜を傍に花見をしつつ宴会を行っている。

 

 

 

霊夢「本当に、あれは異変解決って事でいいのかしら」

 

霊夢はどこか納得がいかないように言葉をもらす。

 

魔理沙「今更じゃないか?まぁ宴会は楽しいからいいんじゃない」

 

桜の木の下で2人はリラックスした表情で座り、お酒を飲みながら一息ついている。

 

博麗神社の近くでは妖精達が騒ぐ様子が良く見える。

 

酔っ払う天狗や音楽を引いている騒霊、どれも楽しそうだ。

 

 

霊夢「まぁ、そうね。何だか今回の異変は凄く疲れたわ...あの6人の人たちは何者なのかしら。

だって私達まとめて気絶させられたのよ?

正直私なんかよりもよほど強いと思うわ。」

 

魔理沙「へぇ、あいつらそんなに強いのか。

(後で色々聞いてみよう...)

 

ところで、霊夢は料理を作らなくていいのか?」

 

 

霊夢「料理? あぁ、料理ならあの剛とかいうガタイのいいやつが勝手に作ってるわよ」

 

霊夢は博麗神社の厨房を指差した

 

 

 

 

 

 

side 剛・峡

 

剛「作っても作っても終わらないじゃないか...」

 

剛は似合わないエプロン姿で、料理を振る舞うべく必死だった。

 

峡「剛も大変だね...まだ疲れてるでしょ?」

 

峡は神社の縁側でお茶を飲みながら桜を見ている。

峡は猫舌だからか、時々お茶に息を吹きかけつつ、少しづつ飲んでいく。

 

穏やかな春の陽気は眠気を誘うようで、近くにいた結衣はウトウトしている。

 

剛「まったくだ...。そもそも宴会など行きたくはなかったんだが...紫に言われては仕方が無いだろう。」

 

剛は魚を包丁の背で叩きつつ厨房から峡と会話する。

数え切れないほどの時を生きた彼の料理は日々上達していた。

 

 

咲夜「あら、お手伝いしますわ」

 

そんな事を話していた時、

いつのまにか剛の傍には咲夜が立っており、包丁を手に取り慣れた手つきで近くにおいてあった食材を切っていく。

 

 

剛「...お前はレミリアに仕えているらしいな。せっかくの宴会なんだ。たまには休んだ方がいいんじゃないか?

人間で、まだ20にもなっていないんじゃなあか?」

 

 

咲夜「...どうも癖なのよ。むしろ何かするべきことがないと退屈過ぎてどうかなりそうだわ。」

 

咲夜は野菜の皮を剥きつつ剛と会話する。

 

剛「職業病ってやつか?」

 

咲夜「そうかも..ね。

 

あぁ、そう。一応、お嬢様に代わって、今回の異変の事、改めて礼を言っておくわ。」

 

咲夜はペコリとお辞儀をした後、庭の様子をちらっと見る。

 

レミリアとフランが太陽の下きゃっきゃと遊んでいる様子に癒されているようだ。

料理を作る合間にもレミリア達の様子を伺っている。

 

 

(咲夜は心配性なんだろう。。これほどの美人なら言い寄ってくる人も多いんだろうが..)

 

なんてことを剛は考えつつ、そして剛も咲夜につられて、レミリア達の様子を伺う..

 

 

剛「...あぁ、仲直りできたようでなにより....って、あいつら吸血鬼だよな!?太陽出てるが大丈夫なのか?」

 

 

峡「んぁ、それは僕が日光反射してるから大丈夫だよー」

 

峡は縁側から少し声を張り上げて剛の問いに答える。

 

剛「そ、そうか、、、」

 

剛はその言葉に安心したのか、また咲夜と共に料理を作り始めた

 

 

 

 

 

場面は変わって、一方將信は妖精達やフランと遊んでいた...いや、絡まれていた。

 

 

チルノ「まてー!逃げるなぁー!」

 

將信「まだ死にたくないんだけど!」

 

チルノ「アイシクルフォール!!」

 

將信「いったぁ!?」

 

將信とチルノに続き、ルーミア、大妖精など、寺子屋の生徒達が中心のようだ。

その中にはフランも時に混ざって遊んでいる。

 

あの弾幕ごっこの時の表情とは打って変わって、それは見た目相応の子供らしい笑顔だった。

 

妖怪は成長が遅い。

人間にとって495年は長い長い時間かもしれないが、妖怪にとってはまだ短い時間なのだろう。

 

 

 

実は將信は生活費を稼ぐため、まだ短い期間だが、寺子屋で上白沢慧音の手伝いをしていたのだ。

 

寺子屋で生徒達に直接、歴史などの授業をする事もあり、人里では特に顔が広いのだろう。

 

いつも触れ合っているからか、將信も生徒達も打ち解けていた。

 

 

 

 

剛「おおーい將信ー。一度集まるから来てくれ!」

 

剛は手を口に当て、大声で將信や妖精達に向かって叫んだ。

 

將信「う、うーーん。妖精達が.....。

峡、助けてよ〜」

 

 

將信はお茶を啜っている峡に向かって助けを求める。

 

 

峡「...しょうがない。『展開 ミラーウォール』」

 

 

スペル宣言の瞬間、妖精達の周りに霊力の壁が出現し、チルノの弾幕を跳ね返す。

 

その壁は触れることが出来る。

さらに、どうやら霊力が高くないとその壁は見えないらしく、妖精達は何度も壁に頭をぶつけ鼻を抑えている。

 

 

チルノ「くっ...覚えてなさい!次は逃がさないわ!!」

 

チルノは諦めたのか、悔しそうに叫びながら何かを言っている。

 

將信「ご、ごめんね〜」

(ほんとに、無邪気な子だなぁ...)

 

將信は苦笑いしながら剛達の元へと向かった。

 

 

 

將信「助かったよ...ありがとう峡」

 

峡「気にしないでいいよ...それで剛、何で6人を集めたのさ。せっかくの宴会なんだからゆっくりしようよ」

 

6人は神社の中にある和室でちゃぶ台を中心に円を書くように囲み話している。

 

剛「いや...宴会もほどほどに、異変の事と今後を話し合っておかないといけないと思ってな。ほら結衣も起きろ」

 

 

結衣はまだ寝かせてと言いそうな顔で、目を擦りながら起きる。

 

 

華憐「ふーん...それで、まずは何をするのかしら?」

 

剛「まずは今回の異変についてまとめる。

異変主犯はレミリア。

動機は昼間でも外に出られるようにするためだ。

その際に幽閉していたフランと...まぁ喧嘩のようなものをしていたが、無事に仲直りできたらしい。

じゃあまずはそれぞれ役割を果たせたか報告してくれ」

 

剛は腕を組み、5人を見渡しながら話す。

 

結衣「じゃああたし達からね。あたしたちは峡と別れた後、永遠亭で魔霧にやられた病人達を介抱していたわ。私の能力で將信の治癒能力を強化させたの。そうだよね?」

 

將信「うん。まぁ終わったあと寝ちゃって永琳に怒られたけど...」

 

將信の結衣はお互いを見合わせて苦笑いを浮かべている。

 

剛「なるほど。今患者達はどうなったんだ?」

 

將信「幸い皆重症にはなってないよ。最も症状が重かった人でも入院しなくても大丈夫といったほどだからね。」

 

剛「...なるほど、わかった。じゃあ次に峡と、華憐頼む。」

 

峡「了解。僕は結衣達と別れた後ひたすら病人を運んでいたよ。そして運び終わったら華憐と合流して人里へ向かったって感じ。

パニックを抑えるのが本当に大変だったよ...」

 

華憐「次はわたしね。私は剛と彩と別れた後に霧が剛達に影響を及ばさないように紅魔館の側から抑えていたわ。後は峡の説明と同じよ。特に異常もなかったわ。」

 

剛「わかった。じゃあ俺と彩の事でもだが、簡潔にいえば巫女達が異変解決するのを見守っていた。最後はバレてしまい、強引な手を使って場を治めたが...まぁ結果的には大丈夫だろう。」

 

彩「剛さんは間接的どころか、直接的にかかわりすぎですよ...。というか最初からバレちゃってますしね」

 

剛「...。」

 

極は彩の言葉に何も言い返せない様子だ。

 

峡「みんな役割を果たせていたようだね。

ところで今日は永琳達はいないの?」

 

將信「一応月から隠れている身だからじゃないかな?」

 

峡「なるほどね...。月人たちまだ諦めていないのかな。」

 

彩「実際、結界の周りには2重に結界が展開されているので侵入される事はないと思いますよ。まぁ念には念をいれておいたほうがいいでしょう。」

 

 

剛「えーこほん...話を戻す。次に話し合いたいのは今後どうするかだ。引き続き6人での行動にするか、それぞれバラバラになるか...。」

 

華憐「それは、別に何も考えないで今まで通りでいいんじゃないかしら?あなた達がバラバラになったら絶対に何かやらかすわよ」

 

彩「ですね、危険です。幻想郷にとっても危険です。」

 

結衣「あははは!本当に3人共信頼されてないんだねー」

 

峡「信用ないな...僕達」

 

將信「だね」

 

剛「..まぁとりあえず6人で行動で決定だな。次はどこへいく?ずっと人里にいるのもあれだろう」

 

將信「僕は取り敢えず妖怪の山に行ってみたいなぁ。鬼達が地底に行ったって紫が言ってたよね?あの後どうなったか見てみたい。」

 

峡「すっかり忘れてた...いいんじゃない?」

 

結衣「私もいいと思うよ〜。」

 

華憐「別に問題ないわ。」

 

剛「俺も賛成だ。腕がなるな」

 

どうやら、賛成意見がほとんどのようだ、

 

彩「私も賛成...ですが、少し殿方にお願いしたいことがあります。」

 

3人「なに?(なんだ?)(ん?)」

3人は揃って疑問を浮かべる。

彩「妖怪の山へ行く前に、飛行する練習や弾幕の修行をされてはいかがでしょうか?

やはり飛行できないと不便でしょうし...弾幕ごっこのルールにもなれておかなければなりませんから」

 

彩はキリッとした表情で3人の顔をしっかりと見て話す。

 

剛「そう言われればそうだな。」

 

將信「むしろ今までなんで飛ぼうとしなかったんだろう....」

 

峡「うん、じゃあそれで決定かな。皆賛成しているようだし...。」

 

峡はあくびを浮かべ、背伸びをしている

 

 

剛「了解。詳しい日程は家で。

じゃあこれにてお開きだ。各自宴会を楽しんでくれ」

 

 

 

 

 

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はいどうもおはこんばんにちわ、ゼロです。

剛くんがすっかりオカンポジで安心しました(笑)。

將信も苦労してますねぇ(愉悦)。

そしてこの三人の信頼のなさである(爆笑)。

これからも六人で行動することでしょう。

次回はどうなるかわかりませんが、一週間以内に投稿できるように頑張ります。

誤字脱字等ございましたらご報告下さい。

それでは、また。


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