東方巡迷伝   作:ゆっくりゼロ

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20話突破を祝って

こんにちは、Ωです。
今回20話を突破したという事を先ほど気づきまして、急遽前書きに書かせて頂きます。
はじめに、東方巡迷伝をご覧頂きありがとうございます。
1ヶ月で10話と少しという何とも微妙なペースで物語は進んでいます。(ここ最近は更新ペースが早いですが)
ちなみにこの小説の形は、Ωこと、私が執筆、それをゼロには修正、また様々な提案をしてもらっています。
今回は20話突破という事で、現段階での主人公3人のプロフィールを後書きを少しづつ記載させていただきます。
主人公の服装、性格などがわかあまり想像出来なかった人も、これで大体はつかめると思います。
それでは第二十一話、スタートです!


天狗の山と侵入者

3人はにとりの言葉を頼りに森を進み、楽々山の頂上へ到着する事が出来た。

 

一足先に將信も、5人の助けあってか特に危ない様子もなく体力を十分に持ってたどり着けた。

 

將信「さぁて...天狗達は...っと」

 

將信は姿が見えないにもかかわらず、それを忘れているようで茂みから顔を出し天狗達の様子を覗き見する。

 

將信「...あれ?」

 

そこには里が出来ており住居もしっかりあるが、肝心の天狗がいなかった。

 

剛「どうした?」

 

後から到着した剛達の声に將信は振り返り、小声で話した

 

將信「天狗達がいないんだよ、、」

 

剛「そんな馬鹿な...俺が見てくr」

 

 

 

白狼天狗「聞けい侵入者!!我らは白狼天狗!!今すぐここを立ち去らなければ、貴様らを見つけ出し始末する!」

 

白狼天狗の大きな声が5人の頭上で鳴り響いた。

 

 

 

頭上には白狼天狗の集団がいた。どうやら居場所は分かっていないらしく、それぞれ四方八方を向いて我々を警戒しているようだ。

 

剛「...このままだと逃げるわけにもいかない。久々にやるか?」

 

剛は手をポキポキと鳴らし、ニヤリと口元を吊り上げる

 

華憐「これじゃあ覗き見どころじゃないし、どちらにしろそうなるわね」

 

將信「えぇ...もっと見たかったなぁ」

 

6人は立ち上がり、それぞれ首を回すなど準備運動をする。

 

將信「んじゃ、能力を解くよ。流石にキツイ」

 

5人 「「「「「了解」」」」」

 

 

そして能力を解いた刹那、6人に雨のような矢が降り注いだ

 

 

彩 『静止 0の動き』

 

だがそれらは虚しくも彩のたった1枚のスペルによって無意味となり勢いが急に減速し、真下に落下した。

 

 

將信「あ、無意味な殺生はやめてよ?極力弾幕でよろしく」

 

 

結衣「うん。峡、新しいスペル試したら?」

 

 

峡「..あ、そうだね。 スペル宣言 『風雨 ヘビーストーム』」

 

 

その途端、白狼天狗達の10mほど上から、細かい青色の粒弾が降り注ぐいだ。

 

一つ一つの威力は低いものの数が半端ではない。

横からは物凄い強風が白狼天狗達のバランスを崩す。

あの天狗でさえもコントロールが困難な強風は、どんどん近くの木を薙ぎ倒していく。

 

それに足を囚われた天狗は木にぶつかったり、あるいは粒弾を大量に受けることにより、一斉に気絶していく。

 

相変わらず6人は余裕そうにその光景を眺めている。

3人は長い時の中で殺生があまり好きではなくなった。

そのため、弾幕ごっこを非常に好み使っているのだ。

 

 

 

そして何百といた白狼天狗が数十という人数になった頃、鴉天狗が体格の大きな天狗...言うなれば大天狗を引き連れて、物凄い形相で大急ぎでやって来た。

 

 

大天狗「おい、大丈夫か!?」

 

仲間の命を確認し、6人を睨み臨戦態勢を取る

 

大天狗は酷く怒っている様に見える。

それも仕方が無いことだろう。

秋は食欲の秋、読書の秋と言われ記事にすることが山ほどある。

 

忙しくなれば鴉天狗や大天狗問わず仕事が増える。

そんな中、山への侵入者が現れ天狗達をボコボコにしていけば、それはもう怒りが噴火する。

 

 

 

 

大天狗「貴様ら!!今すぐ立ち去れ!!」

 

 

 

將信「あれ、何か怒らせちゃった?」

 

結衣「そりゃそうか..どうする?」

 

彩「しかしこの状況では逃げられませんよ?」

 

將信「....なら仕方ない、戦うしかないでしょ『合力 マジックテクノロジー』」

 

將信達はいつも前向きに考える。長年騒動に巻き込まれた3人にとっては慣れっこである。

それは誇れることではないのだろうが。

 

 

將信の足元には魔法陣のようなものが描かれる。

そしてそれは次第に回転し、その勢いを高めていく。

 

將信「...いまだ!!」

 

將信は腕を前に突き出し、手で三角形を作るようにして構え、霊力を解放した。

 

そこからは6つの極太レーザーが飛び出し、それらは鴉天狗や白狼天狗達を飲み込み、さらに追尾して大天狗達も飲み込んでいく。

 

断末魔すらあげられないまま、大天狗達は一人を残して気絶してしまった。

 

 

結衣「な〜んかあっけなかったね。私が手を出すまでもなかったわ。」

 

華憐「あんただれよ...。で? そこの天狗さんはどうするの?」

 

 

剛「うーーーむ..........お?ボスの登場らしい」

 

彩「....!速いですね。」

 

6人の前から、物凄い速さで黒いナニカがこちらへ向かってきた。

 

それは6人の数メートル前で地面を抉りながら着地した。

周りには円状のクレーターが出来ており、どれほどの速さで着地したのかがわかる。

 

???「....どうしてこうなったんだ?」

 

???は首を唸って呆れ顔をしている。

 

剛「お前は天狗のボスだろう?まぁその妖力を見れば誰でもわかると思うが」

 

天魔「いかにも。私がこの天狗達のリーダーの天魔さ。

それで、君たちは何故山に来たんだい?」

 

天魔は若干低い声で剛達に問う。

彼女は大剣を手にして大天狗と同じくことらを警戒しているようだ。

 

天魔は剛達の側でビクついている大天狗にちらりと視線を移した後、すぐに6人に山へ入った理由を聞く。

 

剛「興味本位で山へ入ったら殺されかけた。以上だ」

 

天魔の気圧に全く動じることなく、剛は簡潔に説明する。

 

天魔「...そこで入る事を止められなかったか?」

 

剛「いや、全くだな」

 

 

 

天魔「ほう...では質問を変える。貴様らはこの山をどうしたい?」

 

天魔は突如形相を鬼のように変え、妖力を全開にし、大剣に妖力を注ぐ。

 

そこらの妖怪であれば失禁してしまうだろうその姿に、思わず6人は身震いする。

 

天魔もリーダーとして、天狗達がやられた責任を取らなければならないのだ。

 

剛「我々の要求は妖怪の山の社会の情報提供。ただそれだけだ。別にお前らの部下を殺す気は無い。」

 

 

天魔「ならば私の要求は....

 

 

 

貴様らの命だ!!!」

 

 

 

天魔は物凄い力で地を蹴り、剛にむかって目にもとまらぬ速さで大剣をふりおろす。

 

 

しかし、それは剛にとって遅すぎた。

 

剛はそれを、華憐を武器化した槍でいとも簡単に防ぐ。

 

天魔「なぁッ...!?」

 

剛「甘いな」

 

剛は天魔の大剣を振り払い、槍で天魔を薙ぎ払うようにして振るう。

 

天魔は大剣で受け止めようとするが、あまりの勢いに風圧で吹き飛ばされる。

 

天魔「グウッ.....」

(何故....!?何故これほどの人間が...この世に存在する...!?

 

天魔は何度も木を倒しながら吹き飛び、ようやく止まる。

その一撃だけで体はボロボロになっており、大剣を持った右腕は折れたのか、ブラブラと垂れ下がっている。

 

頭からは血も流しており、これ以上戦えば死は確実だろう。

 

剛のたった一撃、それもらかなり手加減をしてこの威力。結果は既に明らかだった。

 

天魔「まだ....まだだ。」

 

天魔はそんな中でも大剣を杖のようにして立ち上がり、口元の血を拭う。

 

そして血走った目で剛を睨み、大剣を再び構える。

 

 

 

剛「怒りに身を任せるな熱情に、冷徹に見極め俺に攻撃を放て。俺は逃げない」

 

剛は天魔の意思に答え、スペルを構える。

 

 

周りの5人は一騎打ちに介入してはいけないと、剛を見守っている。

 

 

天魔「....スペル宣言『旋風 ハリケーン』」

 

スペルを宣言すると、天魔の前に、大きな風の渦が出来る。

天魔の姿が見えなくなるほど巨大化した渦は高速に回転しており、触れれば八つ裂きにされてしまうだろう。

 

天魔「.....ハァッ!!!」

 

そして天魔の声とともに、それは剛に向かって極太レーザーのように物凄い勢い放たれた。

 

 

剛「...!極符『根幹一撃』!!」

 

剛は足を縦に大きく開き、右腕を後ろに大きく下げ、左手を突き出して構える。

その姿はまるで獣を射る弓士のようだ。

 

右腕に霊力をため、ハリケーンが来るギリギリまで待つ

 

 

剛「ハァッ!!」

 

そして剛は拳を突き出した。

 

拳で敵を倒すだけの単純で豪快な攻撃だが、それは風圧だけでハリケーンを消し去り、天魔に迫る。

 

 

天魔「...私の負けだな」

 

 

 

天魔は諦め目をつぶった。

 

 

 

 

 

 

 

 

その時

 

 

「「天魔様!!」」

 

 

 

空から鴉天狗、白狼天狗が猛スピードで着陸し、風圧を妖力で使った壁で防いだ。

 

剛「...ふむ」

 

それだけでかなり力を消費するが、弱まったとはいえ風圧を防ぎきったことに剛は声を漏らす

 

 

天魔「ん.....ああ、文に椛か、どうした急に」

 

目を開けた天魔は二人に問いた

 

射命丸「どうしたもこうしたもありませんよ...あんな形相で出ていかれるなんて久々ですからついてきてみたら...。里がもうメチャクチャじゃないですか...」

 

射命丸は周りを見渡し冷や汗を浮かべる

 

椛「くっ、、、。この犬走椛、天狗の名に掛けて天魔様の仇を...ッ!」

 

剛達の元へ向かおうとする椛の腕を、天魔は握る。

 

天魔「...よい。私の完敗だ。要求を飲むとしよう」

 

 

椛「しかし....!!」

 

椛や射命丸、そして天魔達天狗はプライドが高い。

負けを認めることは人間達以上に悔しいはずだ。

 

天魔「問題ない。

部下達をこうされた事は納得出来ないが...戦って君達が悪者ではないと分かった。

....わざと風圧を弱めただろう?」

 

剛「.....感謝する。これ以上やればお前は死んでしまうからな。」

 

天魔「...ああ。だが私はこの状態だ。情報提供は文、コイツに頼んでくれるか」

 

 

天魔は左手で文を指し示し、椛に木の側まで運ばれる。

 

將信「もちろん。文々。新聞だっけ?

情報が早いからよく読ませて貰ってるよ」

 

文「..え、あ、ええ。ありがとうございます。」

 

文は敵だった者からの褒め言葉に困惑を抱くが、素直に受け取ったようでお礼を言う。

 

 

將信「よーし、それじゃあ作業にかかるよ。華憐と剛は里の復旧、僕と彩は怪我をした天狗達の治癒、結衣と峡は能力で周りをサポートしてくれ。情報提供の取材は明日人里でお願いするね!」

 

その言葉で6人は作業に取り掛かった。

文と椛は今まで呆然としていたが、やるべき事に気づいたらしくすぐさま緊急箱を取りに里の中心へと戻っていった。

 

 

 

 

 

 

峡が結界を展開していたおかげか、あれほどいた天狗達の治癒はほんの数分、村の復旧は数十分程度で終わった。

 

 

 

 

 

そしてその夜。

 

ー天狗達とも、謝罪に昔の頃の情報を提供するということで、3人は無事仲直りを果たすことが出来たー




はい皆さんおはこんばんにちわ、ゼロです。

前書きで言った通り今回は峡のプロフィールを紹介します。

真月 峡
身長:約170

見た目:見た目:細身で灰色の髪。また細身だが筋肉質である。
白と黒の、永琳を連想させるような着物姿

性格:物事に対し冷静な判断が出来る。落ち着いており真面目。
ただ心を許す將信や剛とではふざけ合うなどユーモアな面もみられる。

「正体を見分ける程度の能力」
→「直進反射屈折を操る程度の能力」

現段階スペル
展開 「ミラーウォール」
風雨「ヘビーストーム」

気が向いたら私のイメージで絵を書こうと思います。

次回も一週間以内に投稿できるように頑張ります。

誤字脱字等ございましたらご報告下さい。

それでは、また。
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