第二十八話、スタートです!
in 上空
約三週間後、萃香が起こした異変も終了し、また平凡な日常が始まった。
その頃は剛の体調もほとんど回復していた。そこで退屈だった6人は太陽の畑へと向かっていた。
結衣「太陽の畑って妖怪の山と真逆なんだ〜。フラワーマスターを除けば安全地帯だったり?」
剛「そうかもなぁ..。....って、見えてきたぞ」
將信「向日葵だらけだね」
6人は畑の傍に着地し、太陽の畑を観察しながら見て歩く。
そこには多くの向日葵が咲き誇っていた。
それらは全て規則正しく太陽ある方向を向いている。それは恐らく妖精のしわざ、もしくは....
???「あら、私の畑に用事でも?」
畳んだ日傘を持っており、緑色の髪をしている???は突如6人の前に現れた。
將信「...あなたが四季のフラワーマスター?ですか?」
幽香「その呼び方はやめてほしいわね。私は風見幽香。...それで、要件はなにかしら」
幽香は女性としては背が高めだ。ちょうど將信と同じくらいだろう。
剛「特に用事はない。ここには来たことがなかったから、退屈しのぎにでもなればと考えていたんだ。」
幽香「そう....あなた達はこの畑がどう思う?」
幽香はふと6人に問いかけた
結衣「向日葵達が綺麗に咲き誇っているのもあるけど、虫達もすくすく育ってるよね。植物達だけじゃなくて、虫達にとっても楽園なんだろうな〜。」
峡「手入れもちゃんとされているし、見事だと思うよ。これは君が...?」
幽香「えぇ、そうよ。普段はこの近くに私の家があるから、そこで暮らしながら畑を手入れしてるわ。よく旅に出ているから、いない時も多いけれど」
幽香はニコッとした笑顔を浮かべる。その容姿はまさに花顔柳腰。種族問わずその酢がに惚れる者も多いはずだ。
その周りから放つ妖気を除けば、だが。
その妖力は彼女が紛れもない大妖怪であることを見せつけている。
これではあの記者でさえも近づきずらいだろう...
数十分後
剛「...中々のものを見させてもらった。..そろそろ失礼させてもらうぞ」
幽香「ええ、ありがとう。それと、今度そっちにお邪魔してもいいかしら」
剛「? 誰かいるだろうし、来てくれて構わないが」
ある程度畑やその周りの地形を確認し終えた6人は幽香に礼を言い、その場を立ち去った
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さらに数日後 in家 at夜
彩「ぶっちゃけあの方相当な時を生きられてますよね...。凄まじい妖気でした」
將信「だね。なんていうか、凶悪だと新聞では書いてたからビックリしたよ。普通の美人さんだったね」
結衣「射命丸ちゃんも相変わらずだな〜。」
6人は風呂から上がったあと、それぞれ多目的部屋に集まった。
剛「...えー、言いづらいんだが、実はまた異変が始まったらしい。」
華憐「知ってるわ」
峡「まぁ、妖怪達の様子が変だし...」
近くの妖怪達は何故か辺りをウロウロしており、なにやら焦りの表情が見えていた。
彩「今年は異変が多いですね...。面白いので私は好きですけど」
將信「ええと、犯人の検討は....って、まぁ紅魔館と..永遠亭、紫ぐらいかな。企みそうなのは」
華憐「もし私たちの知人が犯人なら、そんなところでしょうね。」
剛「...さっき会った天狗によると、今回の異変は月が偽物になっているという事らしい。
人間はともかく、妖怪には影響が強いだろうな。」
彩「月が消えるまで...つまり朝までに解決しないといけないんですか」
彩はふと時計を見て焦った表情を浮かべる
結衣「まずいじゃん...。時間がない。早く分かれ方決めようよ」
峡「..じゃあ早速、対紫班、対紅班、対永班にわかれようか。犯人だと確定すれば上に弾幕でも放って教えあおう。制限時間はあと数刻だ。」
剛達は立ち上がり、出かける準備をする。
剛「了解。じゃあ俺と華憐は紫を見る。力技が一番だ」
彩「それなら私と將信は紅班ですね。鍛錬にもなりますしいいでしょう」
峡「僕と結衣は永遠亭だね。相手に不足なし、かな」
剛「..よし、じゃあ各班頼んだぞ。健闘を祈る」
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in 紅魔side 將信and彩
將信・彩「.........。」
將信は紅魔館の傍の木の影に隠れて数分、館の様子を伺っていた。
將信「...別に怪しい所はなさそうだね」
紅魔館の様子は至って普通通りで、特に異常に警戒している様子も見えなかった。
彩「妖気も溜まっていませんし...外れでしょうか。ですが、これだけだと判断は難しいです」
將信「というかこの状況、ボク達ただの不審者じゃない?」
彩「たしかに...まぁ、とりあえず美鈴さんに会ってみましょう」
將信「こんにちは〜」
將信と彩はコツコツと足音を立てながら、門の前に堂々とたっている美鈴の元へと歩いていく
美鈴「あ、將信さんと..彩さんですね。こんにちは〜。どうされたんですか?」
珍しく起きていた美鈴は2人に笑顔を見せ、挨拶をする
彩「すみません、早速で悪いんですけど、異変起こしたりしてますか?」
美鈴「??? 私は何も聞かされてませんよ....異変ってもしかして、この月のことですか?」
美鈴は月を見上げ、その違和感を口にする
將信「そうだよ。レミリア達はいる?これについて話を聞きたいんだけど。」
美鈴「ああ、ごめんなさい。お嬢様なら、咲夜さんと一緒にどこかへ行かれました。お嬢様がピリピリしてて怖かったですよ....」
美鈴は手を後頭部にあて、苦笑いを浮かべる
將信「...わかった、ありがとう。それじゃあまたね」
彩「失礼しました〜」
美鈴「はい!、どうぞお気をつけて!」
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対紫班 剛・華憐 in 人里
剛達は紫を探して、まず人里に辿り着いた。異変の影響もあるため、人間達の様子が心配だったのだ。
剛「...特に異常なし、か。」
華憐「やっぱり人間には特に害がないようね。どうやら攻撃する気はないみたい」
剛「...となれば後は永遠亭が疑わしいだろう。どうする?向かうか?」
華憐「そうしましょう。急がないと、、、って、あなたのお友達がいるわよ」
華憐が地上に目を向けると、人里の側に魔理沙とアリスが並んで立っており、なにやら話している
剛「....?、あれは魔理沙と..アリスだったか。あいつらも異変解決組だろうな」
華憐「とりあえず異変の情報でも聞いてみる?」
剛と華憐は魔理沙の元へ向かった
剛「おい魔理沙」
魔理沙「うお!?...って剛か。驚かせないでくれよ」
剛「悪いな。それでなにしてるんだ?こんな夜中に」
魔理沙「そりゃあ勿論異変解決だぜ。途中でアリスと会ってな。一緒に犯人探しをしてるところだ。」
アリス「...魔理沙の知り合い?」
剛「ああ。宴会にいたよな?峡の友人だ。よろしく頼む」
剛はアリスに握手を求める
アリス「あ、ああ、ええと、よろしく」
アリスは戸惑いながらも、握手を交わした
魔理沙「剛達も異変で来たのか?真夜中に迷惑な話だよなぁ」
華憐「まったくね...。ちなみに私達も異変解決よ。」
魔理沙「そりゃあ心強い。あ、それなら人里の事はなにか知ってるか?」
魔理沙はふと人里に目を向ける
剛「人里?人里がどうかしたのか」
アリス「? 消えてるじゃない、ほら」
アリスは人里の方向を指さす
剛「???」
華憐「....恐らく能力かなにかで人里が見えなくなってるんじゃないかしら。私達には効いてないらしいけど。」
魔理沙「その通りだぜ。二人には見えてるのか?人里が」
剛「あぁ...ところで魔理沙は今までどこに行ったんだ?情報が欲しい。」
魔理沙「私達はまず白玉楼にいったぜ。留守だったし、異変とは無関係らしい」
剛「なぜ白玉楼に?」
魔理沙「片っ端から調べれば絶対見つかるから」
華憐「そ、そうなの...」(魔理沙らしいわね)
剛「じゃあ後は頼んだぞ」
魔理沙「ん? って、あぶなっ!?」
刹那、魔理沙とアリスの足元には青白い弾が放たれる。魔理沙達に当てる意思は無かったらしく、地面に数弾全てが命中していた。
そしてそれを見越した剛と華憐は永遠亭へと飛び去る
アリス「...あら、慧音なんのつもり?」
アリスは人形を散らばらせ、臨戦態勢を取る。その目は月光にあたり、鋭く輝いていた
慧音「...ここに近づくな。今人間達のパニックを防ぐことが私の勤め。誰であろうと容赦はしない。」
アリス「....人里が見えないのは慧音の仕業みたいね」
魔理沙「剛のやつ..宴会で絶対に懲らしめてやるからな...」
はい皆さんおはこんばんにちわ、ゼロです。
今回から永夜異変はじまりました。
今回は高校入学などでゴタゴタしてまして少し遅れました。
次回はもう少し早く投稿できるように頑張ります。
誤字脱字等ございましたらご報告下さい。
それでは、また。