学戦都市アスタリスク〜過負荷と魑魅魍魎の主を併せ持つ転生者〜   作:all

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6話

オレがオーフェリアの家で夕飯を食べた翌日、オレの部屋に1人の少女が訪ねて来ていた。

 

「ふーん…。親父さんを馬鹿にされたから勝ちたいってわけか」

 

「そう。だから鯉桜先輩には私と一緒に鳳凰星武祭に出てほしい」

 

そう、沙々宮紗夜だ。

 

「…いいぜ。やってやる。その代わり、やるからには優勝あるのみだぜ」

 

「当然」

 

オーフェリア、少しは止めにお前を自由にさせることができそうだぜ。

 

 

 

 

 

 

「ということで、鳳凰星武祭出ることになったから」

 

「なっ!?」

 

ということで今はユリス、綾斗に報告中だ。

 

「そこで提案。私たちと一緒にトレーニングをしないか?」

 

「…わかった。場所は鯉桜、貴様のトレーニングルームでいいな?」

 

「いいぜ」

 

「というかユリス、一応先輩だよ…」

 

「いいんだよ、そういうの気にしてねえから」

 

敬語とかちょっと苦手だしな

 

「そう言うことだ。だがまあ、こいつには借りが2つあるからな」

 

一つ目はオーフェリアのことで、二つ目は、孤児院のことかね。オレが稼いだ金で立て直して権利をユリスに譲ったから。最初は断固拒否したけど、押しまくったら了承してくれた。オレはオーフェリアが育った場所を残したかっただけだしな。今回の星武祭のユリスの望みは兄貴のリーゼルタニア国王としての権限の拡大、だったか。

 

「じゃあ放課後に、オレのトレーニングルームでいいかい?」

 

「ああ、決まりだな」

 

 

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「ハァハァ…」

 

「クッ…」

 

「…」

 

「おいおい、どうした?まだはじめて二分だぜ?こっちは紗夜も手ー出してないんだぜ」

 

そして放課後、まだオレは全然本気を出していないんだが、もう二人はバテちまった見てえだな…。

 

「まさか…ここまでとは、ね…」

 

「悔しいが、格が違いすぎるな…」

 

やっぱ綾斗の封印が解けりゃもうちょいやれそうだけどな…今はこれが限界か…。

 

「とりあえずは今日はここまでにしとくか…、お前さん達は休憩してからでいいぜ」

 

「確かに、その方がいい」

 

「なっ!?私はまだ…」

 

「いや、今日はここまでにして作戦を練ろう、ユリス」

 

「…わかった」

 

話が終わったのでトレーニングルームからでようとして、一言言いたいことがあったのを忘れていた。

 

「綾斗、知ってるか?守るもんがあるやつが一番強ーんだぜ。あんたは強くなるよ」

 

そして今度こそオレはトレーニングルームを出た。

 

 

 

side綾斗

 

鯉桜が部屋から出たあと、俺はユリスと作戦を練っていた。

 

「しかし、奴はやはり強いな」

 

「確かにそうだね。勝てるイメージが浮かばないよ」

 

「まあアスタリスク最強の魔術師であり、鬼道を作った張本人だからな」

 

鬼道?なんだろうそれは?

 

「鬼道ってなんだい?」

 

「まあ、界龍の星仙術のようなものだ。奴はそれを教えようとはしないが、星辰力の量とコントロールに威力やらが依存するらしい」

 

…今日少し戦っただけでも剣の腕でも負けているのにそんなすごいものを作ったとは…。やはり、ウチの序列一位は規格外らしい。

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