ドゥーチェ異世界にて戦うようです   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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総統のアンチョビ
ダキア革命


~統一歴10月20日・・・帝都ベルン中央駅~

 

「モルトケ、紙に書いた通り5ヵ年の不可侵、戦略物資の格安での輸出は約束しよう。」

 

「あぁ、アンチョビ、成功を祈っているよ。」

 

連合王国、共和国、帝国、合衆国、連邦それぞれの支援をちらつかせ、穏健な条件で最大限の支援を引き出すその形相はまさに悪魔であった。

 

「さぁ始めよう。革命を。」

 

 

 

 

 

14:39

 

その列車は封印列車と呼ばれ、窓は全て木で塞がれていた。

 

関係者150名封印列車にてダキアに到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月15日

 

とある農民が重税を公王に知ってもらうため直訴。

 

その農民は処刑され見せしめとなる。

 

 

 

10月17日

 

ダキア全体で農民の蜂起

 

右派各政党はコルネ・コドレアとホリア・シマを臨時首相、副首相とした臨時政府をトゥルチャに設置。

 

既にトゥルチャは各国の企業と工場が犇めく一大生産地であり、その周辺をアンチョビの命令で速やかに勢力圏内に組み込んだ。

 

勿論モレニ大油田も臨時政府が早急に制圧する。

 

公王はすぐに反乱鎮圧命令を軍に送る。

 

「もう遅いのだよ。・・・ダキアよ、立ち上がるのだ!!」

 

イオン中佐率いる青年将校達が臨時政府側につく。

 

 

 

10月19日

 

第一王子率いる近衛師団がイルドア王国とメフメット帝国の戦争にて活躍したヘスが指揮する臨時政府軍第一航空連隊(1大隊32人編制 戦争にて2名死亡4人退役)と機械化(自転車や軽トラック、原チャリ混合部隊)の機動?戦により3時間の戦闘で近衛師団は壊滅。

 

青年将校達は機械化と空からの3次元攻撃の有効性を実戦で証明するに至る。

 

 

 

 

 

 

~農民が蜂起している地域の駅~

 

黒色のトレンチコートにシルクハットを被ったアンチョビは駅に降り立つ。

 

「アンチョビ様!!」

 

オォォォォォ!!

 

オォォォォォ!!

 

「万歳!!」

 

農民蜂起を指示していた者や労働者達が歓声を挙げる。

 

「愛すべきダキア国民の諸君!!私はここに帰ってきた!!」

 

「この蜂起は革命だ。革命により腐敗した貴族社会を粉砕し、新なるダキアを作るのだ!!」

 

「手のひらを見てください。」

 

「皆形が違いますね。」

 

「そう神が作られたのです。」

 

「では聖書に公王は国民を奴隷にしていいと、支配してよいと書かれていますか?」

 

「答えはNoだ。」

 

「では、今の政府は誰が正しいと証明しよう。」

 

「そうだ!!誰も証明できない!!」

 

「革命は国民の意思だ。生きるものの声だ。言葉だ。感情だ!!」

 

「この革命は私が証明しよう!!」

 

「そしてダキアを・・・列強に持ち上げよう!!」

 

オォォォォォ!!オォォォォォ!!オォォォォォ!!

 

「リーダー!!我らがリーダー!!」

 

この瞬間革命は成功した。

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