ドゥーチェ異世界にて戦うようです 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
始まり
ダキア大公国・・・時代錯誤の旧式の武器が軍の主武装であり、ルーマニア王国は第一次、第二次大戦ともにボロ負けをしている国であり、グレートゲームで例えるなら駒・・・しかも捨て駒である。
何でかね。
私はこの国を可能な限り発展させれば良いのかな?
幸いなことに世界は共和国包囲網と昔のビスマルク体制ににているため、私のいた世界なら十数年はこの国は大丈夫だろう。
といってもバルカン戦争のような戦争があればそれはそれで困るけど・・・。
メフメット帝国・・・オスマン帝国の代わりと思われる国家。
当面の警戒すべき場所はここだろう。
まぁ赤ん坊の私にはまだ関係の無いこと。
語っていなかったが私の両親は大地主であり、前世で言う黒海周辺に大規模は土地を所有している。
上手く使えば・・・戦車に乗れるかもしれない。
名前は皮肉かアンチョビ・・・アンチョビ・サン・ホテロという名である。
現在6歳、魔法使いと呼ばれる存在がいることは知っていたが、まさか私がそうだとは・・・。
両親が大地主だから魔法使いの検査を受けることができたが、農民や農奴と呼ばれる存在は検査を受けることができないらしい。
・・・そんなのこの国だけである。
前世でドイツと呼ばれた帝国では孤児でも検査を受けているし、それは産業、軍事を発展させるために必要不可欠である。
・・・遅れすぎだろ・・・。
父親が私に激甘なのを利用して私は帝国に留学に出掛けることにした。
帝国・・・機械が並ぶ工業の国。
私の印象はそれだ。
ナチスの熱気があるわけもなく、人々は忙しなく働いていた。
私はダキア人ということで学校初日は他の生徒から様々な目で見られていたが
「「「ドゥーチェ!!ドゥーチェ!!ドゥーチェ!!」」」
これにした。
10日も有れば余裕でこう洗脳ゲフンゲフン 親友?にすることができる。
前世のブリカス(ダージリン)や杏から
「「ちょび髭並のカリスマ」」
と言われる程に話術には自信があった。
まぁ戦車道始めて数日で道場の隊長育成コース(最難関)に入れられたかいはあっただろう。(師範がドゥーチェのカリスマを見抜いてぶちこんだ)
私が通う学校の子ども達は魔法使いでもDからEまでの魔力しか持たないため、郵便局員(2戦級予備役)を育成するコースだが、ダキアの学校より100倍ましであった。
「ドゥーチェ!!これをみてください!!」
友達から私は帝国の様々な情報を入手していた。
それは料理のレシピから自分の人には言えない秘密等のどうでもよいことから父親の職業等であった。
職業を知れば、現場を見たいと言える。
大抵は町工場なので許可さえ有れば見せてくれる。
職人気質なので子どもながらに称賛すれば厳つい大人もひねくれてなければ照れたり喜ぶ。
最後にはまた来なと言ってくれる。
それを続けながら技術を盗んでいく。
悪どいかもしれないがこうでもしないとわからないものである。