ドゥーチェ異世界にて戦うようです 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
【見ろ!共和国兵がゴミのようだ!!】
世界中の新聞に載った帝国の皇太子を見て誰かが言った。
「もしかしたら欧州を手に入れたボナパルト大皇帝のような人物が生まれてしまったのでは?」
と・・・。
「ふ~む、やはり歴史の繰り返しではないな。これなら史実のような敗北を繰り返す等という確信はない。」
ターニャ・デグレチャフは病院のベッドの上で新聞を読んでいた。
そして笑う
ニタァ
「共和国の純粋な人的の枯渇は近いな。植民地から連れてくるかもしれないが、質は落ちる・・・少しは楽になるかもしれない。」
『して、アンチョビ、今時大戦はどちらが勝つ。』
『そうだ。旧大陸に居ながら我々ブラックハウスに参加しているお前の情報を聞きたい。』
合衆国裏政府・・・大富豪で、政府の裏まで知っている者だけが所属できる。
画面越しに映るアンチョビは執務室で堂々と座っていた。
「戦争は10年前から予期してきた事だ。帝国は緒戦は勝つだろうが、長期戦は無理だな。既に短期決戦は不可能な状態を構築した。協商連合や共和国が脱落しようとこの戦争は終わらない。」
『帝国は負けるか・・・。』
「次の主戦場は共和国、そして南方大陸(アフリカ大陸)の北部に移るだろうな。」
『儲けられるな。世界中の富が集まるぞ。』
「武器、弾薬、保存食は全力生産しても問題ない。高値で売れるし、武器と弾薬は売れなくてもダキアが責任をもって購入する。」
『船舶はどうだ?』
「共和国陥落後アトランティス海(大西洋)に潜水艦が出てくるまではバカ売れはないが作って損はないだろう。輸送船ならどこの国も買うだろうがな。」
『ダキアは帝国と勝負したのなら勝てるのか?』
「1対1は無理だな。第二戦線位に思ってほしい。」
『今のうちに共和国に兵器を輸出しておくか。』
『今すぐ倒れられても困るからな。』
『しかり。』
「ダキアに兵器関連を輸出する時はオスマン経由で頼む。今バレるとまずいからな。」
『しかし、アンチョビ。では帝国を直接倒すのは誰なのだ?』
「合衆国と連邦、連合王国だろう。」
『老いた世界王国とガリガリの連邦が戦えるのか?』
「紳士と共産主義者は甘く見ない方が良いぞ。」
『ふむ・・・。』
『わかった。今回はこれで解散だ。』
「わかった。」
ブチ
「お疲れ様ですアンチョビ様。」
「チスクか。なにか心配か?」
「いえ・・・では、1つ。南部の2つの国がまた燻っておりますが。」
「はぁ。またか。最悪ブルリアは保護占領、アテネは内戦させるか。」