魔法科高校の劣等生 -another family- 作:まな板の上の処刑人
それにしても魔法の理論って原作見てもwiki見ても全く分かりませんね。
兵士達は驚愕していた。
突如戦線に参加してきた中学生二人によって戦況が変わってきたのだ。
一人は両手に特化型CADを構えており、右手は相手に向けると相手は突然怪しげな煙をたてていなくなり、左手は倒れている味方に向けると、いくつもあった銃痕が無くなり、何も無かったかのように生き返らせる。
もう一人は片手に汎用型CAD手にしており、相手に向けると相手の体が全方向から圧力が掛けられ圧死したり、体が急に膨らみ破裂して死んでいった。敵の一人が死角から仕留めようと攻撃を仕掛けると、左手を向け、瞬きをさせる間もなく相手を消し去った。先ほどとは違って、忽然と消えたのだ。
その光景に呆気をとられていていると、すぐに我を戻して、戦線を上げていった。
「よし、こっちは粗方片付いたよ。そっちはどう?」
那音が付近の敵を一掃して達也に状況の確認をした。だが、達也からの返事は返ってこない。不思議に思って達也の方を向くと、白旗を上げている敵兵士にトドメをさそううとしていた。それに気づいた那音は急いで達也に近づいた。
「達兄!相手は降参意思を出してるんだよ!」
達也を羽交い締めにして攻撃を妨げた。しかしそれでも止めようとしない。
「いい加減、眼覚まして!」
那音はやむを得ず達也を体術で組み敷くんで落ち着かせた。
「落ち着いた?」
「・・落ち着いたから、どいてくれ。重いぞ。」
「重くないぞ、兄さんよりはね。」
そう言いながらどいていると、二人の無線に一つの報告が流れた。
「司令部より伝達!敵艦隊と思われる艦影が接近中!」
この報告を聞いて達也はすぐさま風間にある要求をしていた。
「風間さん、先日見せて頂いた射程伸張術式組入型デバイスはここにどのくらいで取り寄せることが出来ますか?」
「五分ほどで着く。真田、手配を頼む。」
「はっ。海上レーダーとリンクしました。特尉にも送信します。」
「お願いします。」
達也は一人で敵艦を殲滅しようとしていた。その被害に合わせないために那音に避難しろと忠告したが、
「やだね。」
「・・どうしてだ?」
即答されて理由を問いただした。
「だって兄さん、マテリアル・バーストを使うでしょ?」
「よく分かったな。」
「それを使うときほぼ無防備になるからさ、僕が全力で守るよ。」
「そうか・・わかった、それじゃ頼むぞ。」
「お任せあれ。」
海岸で要求していたデバイスを受け取り、達也は試し打ちをして最大飛距離を確認していた。
「およそ二十㎞くらいですかね。」
「だが、それではこちらも相手の射程範囲内に入ってしまい、攻撃を受けてしまう!」
「そのための、こいつですよ。」
達也が那音の頭に手を置いて能力を説明し始めた。
「こいつの能力は『消失』。その名の通り、自分が任意した対象物を消す魔法です。また、範囲を指定してそこに入った物質を消去することも可能です。」
「なるほど、では頼む。」
「・・逃げないんですか?失敗して巻き添えを食らうかもしれませんよ。」
「構わん。我々が逃げて君達が残るなんて自分が許さん。それに、兵はどこでも生死がつくからな。」
「わかりました。では・・。」
達也は静かにデバイスを敵艦の方向へ向けた。それと同時に敵艦が那音達に発砲し始めた。
那音は
相手の攻撃が激しくなり、那音の表情に疲れが表れ始めた頃、達也がマテリアル・バーストが放たれた。
敵艦に到達すると、閃光が起きた瞬間大爆発が起き、周囲の敵艦を巻き込み、消滅した。
戦いが終わったことに皆が安堵していると、爆発の影響で波が押し寄せてきていた。
一気に全員の表情が変わった。
「津波が来る!急いで避難しろ!」
「駄目です!間に合いません!」
風間が叫ぶが、真田によって不可能になった。
達也が必死に逃げれる方法を考えていると、フラフラになりながらも波が来ている方に歩いている那音を見つけた。
「待て、那音!どこにいくつもりだ!」
「どこって・・アレを消しにいくんだよ・・」
那音が指を指して答えたのは、迫り来る津波のことだった。
「無茶だ!お前はもうサイオンは殆ど残っていない!」
「だけど・・このままじゃみんな死んじゃうでしょ・・?」
「それは・・そうだが・・」
達也は事実を言われ、うまく言い返せない。
「だからさ・・僕がみんなを守るんだよ・・」
そう言った瞬間、那音の周りに莫大な量のサイオンが流れ始めた。
「なんというサイオンの量なんだ・・」
誰もが驚いて那音の様子を見ていた。
「さあ・・いくよ・・!」
那音はCADを起動させて波の方へ向けた。
すると、彼の周りにあったサイオンが透明な球体へ変化し、無数に出現した。そしてすべてのサイオンが球体に変わると、波の方へ飛んでいった。津波の近くで散り散りに配置された球体は突如膨張し始めた。その大きさは直径30m相当まで膨らんだ。その途中、津波が当たったりするが球体によって消えていく。そして那音が右手を上げ、指を鳴らす。すると球体が閃光とともに大爆発を起こし、達也達は閃光によって少しの間眼が見えなくなった。
眼が治り、津波の方を見ると、そこには砂や岩、津波が無くなっており、全てが更地になっていた。津波を防いだ那音は安心したのか、一息つくと前に倒れた。達也達は急いで那音を抱えて国防軍基地に向けて走って行った。
ここに、達也の
今回で一応追憶編は終わりになります。次回はその後のストーリーを書いてから入学編に入ろうとしています。あ、でもキャラ詳細書こうかな・・
また、一人称視点も入れ始めようと思います。
やばい・・魔法を考える度に黒歴史に並んでいく・・!