仮面ライダー大戦に、まさかの藤岡さんが出演だと!?もう、見に行くの確定じゃないですか、やだー
第十六話「転入生 ~Oscar~」
「えー、皆さん。今日からこのクラスに新しい仲間が増えます」
「転校生ktkr!!」
「ゆるゆりにしてやんよ!」
「あ、ありのままに今起こったことを話すぜ!」
「日本語でOK」
「アイエエエ!!テンコウ=セイ!ナンデ、テンコウ=セイ!?」
いつの間にか、クラスの連中がうち、DEMの社員みたいになってるなー、と自身に突き刺さる殺気やら憎悪が入り交じった視線を感じながら、一夏はほのぼのと思う。
確認するまでもなく、視線の主は箒であり、睨まれる原因は千夏の席が空席状態にあることであろう。
(生徒に暴行を振るい、命の危険に晒した挙げ句、教師の指示を無視したのに口頭注意だけで済ますとはな。罰則を与えたら、束(偽)に何かさせると警戒してるのかね?し過ぎな気もしないけど)
ちなみに、千夏自身は表向きは未知のISとされてるショゴスに操られていたと判断されたことと、篠ノ之束の教え子であるということからお咎め無しとなった。
しかし、外傷はないが念のための措置と、本人が一夏に過剰防衛されて、オデノガラダハボドボドダァー!!、と主張して憚らないため検査入院となって一週間は戻ってこない。
「えー、では入ってきてくださーい!」
一夏が回想している間に話が進んだのか、教室のドアが開いて噂の転校生が入ってきた。
入ってきたのはスラリとした体型に、長い金髪を後ろで束ねた人物であった。
そして、驚愕すべきなのが一夏達と同じ男子用の制服を着ていることだった。
「はじめまして。シャルル・ディノアです。三人目の男性操縦者として、この学園に来ました」
「「「「「はい、ダウトォ――――――――――――――!!」」」」」
「オスカルね」
「アァァアンドォレエェェェ!!」
「ま、こんなことだろうと思ったわ」
「三人目(笑)」
「ワロスワロス」
シャルルの自己紹介が終わる前に、何かに気付いたようにある者は両手で×を作ったりしながら叫んだ。
(喉仏はない。声も男性にしては高すぎる。骨格も完全に女性のもの。隠す気あるのか?大方、俺らのデータ収集ってとこか)
周りが騒ぐ中、一夏はシャルルを観察し終えると興味を失ったのか窓の外へ視線を向ける。
「静かにしろ!転校生はもう一人いる!!」
騒ぐ女子達は千冬の一括で静まり、再び教室のドアが開く音を一夏は聞いた。
しかし、興味がないのか視線は窓の外のままだ。
「答えろワンサマー!!」
突然、シャルルでもなくクラスメイトでもないため、若干小柄で眼帯を着け、長い銀髪のキツそうな印象の転校生のものだと判断できる叫び声が響く。
クラスメイトや千冬達は、その転校生が突然叫んだことをさっぱり理解できずに固まった。一部、理解したような表情の生徒がいたが。
一夏はそれを理解したかのように顔を上げた。
「えっ? なになに? なんなの!?」
クラスメイトの動揺がなんのその、転校生はお構いなしに進めた。
「流派!東方不敗は!」
拳を突き出しながら転校生が叫ぶ!
「 王者の風よ!」
それに呼応するように一夏も叫ぶ!
「 全新!」「系列!」
「「 天破侠乱! 見よ!」」
そこで、一息つき一夏と転校生は、ニイィ、と獰猛な笑みを浮かべる。
「「東方は赤く燃えているぅ!!」」
そしてお互いの拳を付け合いポーズを決める。
クラスメイト達には、心なしか背景に真っ赤に燃える炎が見えた。
「久しぶりだな、ワンサマー」
「よう、ラウラ。エア友達のトモちゃんは元気か?」
「境界線上の彼方へ送ってやろうか?」
「ハイ~!二人共そこまでだよ~?」
素人目には二人の腕が残像でしか見えないほど、殴り合いを始めてすぐに本音が二人の間に割って入り、ある物を二人も気付かない内に喉元に突き付けていた。
「これ以上、ここでやるならシュシュッとスパークさせちゃうよ~?それとも、パインで粉砕デストロイされたい?」
突き付けた物、イチゴをチラつかせ、ダブダブの袖口からパインを覗かせながら宣告する本音に、一夏と転校生ことラウラは唾を呑み込んで大人しく席に戻った。ちなみに、イチゴは本音が美味しそうにいただきました。
その様子を見て、真耶はまた問題児が増えたと実感し、胃薬の量を増やそうと決心したのだった。
ちなみに、自分はGガンダムは詳しくありません。ネタとキャラを知っている程度ですのであしからず。