ドラゴンボール紅   作:赤白隆磨

4 / 15
今回はバーダック視点です。





※沢山のお気に入り登録ありがとうございます!やる気が出ます!


惑星べジータ滅亡!?バーダックが見た未来!

今日は厄日だ。ギネの買い物に付き合わされたり、カナッサ星帰りに惑星べジータで療養を取っていたが眠っているときに悪い夢を見ちまったりと最悪だ。

 

「日頃の行いっちゅーもんが悪かったのが今日に廻ってきやがったか...」

 

『バーダック何か言った?』

 

不機嫌そうな顔を見せてくるコイツの顔を一発ぶん殴ってやりたいがそんなことしたら後々面倒になるので止めておこう。

 

「......後で後悔しないように好きな奴選べよ」

 

『ぉぅ!なんだい今日は優しいんだなー!折角我が子の誕生日祝いなんだから参加すれば良いのに』

 

「息子の誕生祝いだとぉ?フン、くだらねぇ冗談だ...」

 

『それでもアンタは父親かい!』

 

「フン、何の見所もねぇ最下級兵士のクソガキにわざわざ会いに行くバカがいるか!お前がどうにでもしろ!」

 

なんとか早く済ませてほしい一心だった。帰ったら昼寝でもするか。

 

 

 

━.....ック...お....死ぬ...だ.━

 

 

「ッ!?なんだ..?」

 

突然頭の中に声が響いた。何処かで聴いたことがある声。この親しみ易い感覚、前にも味わった気がする。明らかに店内からのアナウンス等ではなかった....何だったんだ。

もしかしなくても疲れているのかもしれない。やはりここは昼寝でもして休養を取るべきか。

 

『バーダック?顔色が悪いけど悪いものでも食べたかい?』

 

「..お前に心配される筋合いはない。それよりも早く選らんじまえ。」

 

『そうかい。んー何れにしようかなぁ~♪』

 

チッ..まだ終わりそうにねぇな。かれこれ二時間も続いてやがる。全く....

 

 

━命を家族を友を守りたいか?ヒッヒッヒッ━

 

 

「..またかッ」

 

聴くだけで物凄い腹が立つ上に、挑発的で喧しい!何なんださっきからこの声は!

 

━消して差し上げましょう..何もかも━

 

 

こ、今度はわかる!わかるぞ!コイツァ、フリーザ様だ!フリーザ様の声が顔が見える....なんだ、この現象は。俺に何かを伝えていようとしているのか?

 

━この惑星べジータの運命..━

 

「オレの声...?」

 

━このオレの運命!━

 

 

━カカロットの運命...!!そして━

 

━貴様の運命もッッ!!!!━

 

 

━これで最後だァァーーッッ!!━

 

そこで映像と声は頭の中から消え去った。

 

「オレの頭ン中、どうしちまったんだ..!?トロオん時に未来を予知とかなんとかって言ってたが...まさかな」

 

カナッサ星に行った時にトロオという奴に出会い、戦ったこともあり話した内容は覚えていた。フリーザ様が珍しくチンケな星を欲しがってらっしゃっていたので地上げ込みで殺った次第だったが...。

 

「アイツの呪いだとしたらたまったもんじゃねぇな。」

 

『アイツって誰だい?』

 

息子へのプレゼントが決まったのか、ギネは袋を片手に話しかけてきた。

 

「独り言だ。それよりも終わったなら寝かせてくれ。」

 

『ラディッツもカカロットもこんなのが父親で可哀想に』

 

「喧しいわ」

 

 

買い物がやっと終わり、昼寝でもしようかと思っていたが時間が2時過ぎと微妙だったので暇潰しにトーマ達の元へと足を運んだ。

 

 

 

 

 

「なにぃっ!?惑星ミートだとぉ!」

 

トーマ達を探している途中で同期に出会ったので尋ねてみるとどうやら惑星ミートに行ったらしい。

 

「ちきしょうっ!オレを仲間外れにしやがって..!」

 

悔しさを胸に惑星ミートまでの距離をモニター下の機械で測定する。

 

ピロピロピコピコ ピピッ

 

「惑星ミートか..すぐ近くだな..よぉし」

 

即座にポッドへと急いだ。その途中、養護室に通りかかったのでカカロットの戦闘力を確認していくことにした。まぁ、上の奴が他惑星に送り込むといっていたが戦闘力100前後なら許そう。

 

 

「カ...カ..ロット...?」

 

しかし、期待は裏切られた。

 

「チッ...戦闘力たったの2か!クズがっ!」

 

寄り道するのではなかったと後悔した。揃いも揃ってラディッツといい、カカロットといい、我が息子とは思えん。情けない。

 

 

 

 

 

 

惑星ミートに着くとそこは荒れ地と化していた。

 

「随分派手にやりやがったなぁ..アイツら」

 

暫く探索しているとスカウターに戦闘力の反応が出た。

 

ピロピロ ピピッ‼

「ん?いやがった...奴ら夢中になって暴れてやがるな」

 

 

しかし、この直後我が目を疑った。仲間が皆ボロボロに倒れていたのだ。

 

「い..いったい、何がどうなってやがる!」

 

その中でただ一人、呻き声をあげながらオレに気付いた奴がいた。

 

「トーマ!!どうしたんだ一体!ここで何があった!?」

 

苦しい顔をしながら語りかけてくるトーマ。もう背中で息をしており死の直前だった。

 

「まさかミート星人なんかに...?」

 

喋るのは辛いのか、トーマは首を横に振るだけである。

 

「それじゃ、誰がおめぇたちを!?」

 

『フ..フリーザ様達だ...て..敵はアイツらだァ...ッ!』

 

「そんな..バカな!!!」

 

フリーザ様が、裏切ったとでも言うのか。信じられない事実だ。ついにサイヤ人をも滅亡させる気なのか。アイツは!!

 

『ヤツに...サイヤ人の、強さを...思い知らせ....て..やれ......』

 

「トォーマァーーーッッ!!」

 

 

"トーマ死亡。惑星べジータ滅亡まで後4時間"

 

 

 

 




次回もバーダック視点かもしれません。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。