ガンダムSEED外伝―Lost Fragment―   作:ケリュケイオンの蛇

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同名作品の設定倉庫です。登場するオリジナルキャラ及びメカについて掲載していきます。ネタバレ注意。掲載量によって分割する場合もあります。


―Lost Fragment―設定

名称:ケイ・ミナサト

年齢:20

髪の色:黒茶

瞳の色:橙

人種:ナチュラル

詳細

オーブ連合首長国に住んでいる青年。オーブ軍所属。モルゲンレーテとの共同関係を築いたオーブ軍において、MS適正を評価されたことでモルゲンレーテのテストパイロットを兼ねるようになる。M1アストレイの慣熟訓練とは別に、新規にロールアウトしていたイクリプスのテストパイロットとして任命され、その吸収力の高さからMSの操縦技能を飛躍的に成長させていくこととなる。ナチュラルでありながら、新型機であるイクリプスのテストを任されているが、元々の彼の適応力に加えて、専用に設けられたサポートOSがあったことが理由としてあげられる。事実、彼はイクリプスの専属となっており、M1アストレイには乗った経験がないことからも、そのことが伺える。

 

 

名称:アタル・ヒビキ(カムカムもぐもぐさんからの投稿)

年齢:17

髪の色:漆黒

瞳の色:藍

人種:コーディネイター

備考:空間認識能力

詳細

傭兵として活動しているオーブ人の少女。高い運動神経と空間認識能力を持ち、MSパイロットのしての適性が高い。表向きには通常のコーディネイターとされているが厳密には異なっており、正確にはコロニー『メンデル』で生み出されたスーパーコーディネイターの試作体。当時、スーパーコーディネイター誕生に執念を持っていたユーレン・ヒビキが、研究費用の投資を受ける代わりにスポンサーとなるアル・ダ・フラガの要求を満たすために、生み出された存在である。アル・ダ・フラガの遺伝子情報をヴィア・ヒビキの卵子と掛け合わせることで生み出されており、血縁的にはキラ・ヤマト及びカガリ・ユラ・アスハとの異父姉弟であると言える。その出自からフラガ家の遺伝子特有の高い空間認識能力を天性の才能として受け継いでおり、コーディネイト技術と合わさって高い身体能力を持つ。ただ、ユーレン・ヒビキが元々アル・ダ・フラガの要求を簡単に満たすつもりはなかったのか、元々アル・ダ・フラガの遺伝子に問題があったのか、長時間の集中状態を維持できない欠陥を持つ。これは極度の疲労状態に近く、精神的ストレスが脳へ過負荷を与えることで起こる頭痛が原因だと言われている。カナード・パルス等と同様に施設に幽閉されていたが、施設内の事故をきっかけに脱出。それ以降は傭兵稼業で生計を立てることとなる。当初はジンに搭乗していたが、ゲイツ改を入手後はその機体に乗り換えている。

自らの出自については承知しており、アル・ダ・フラガとヴィア・ヒビキそれぞれにちなんだ名を名乗っている。

跳ね癖のついた黒髪のロングヘアーにやや大きめの若干垂れた瞳が特徴。また、顔立ちが整っていることもあり、異性からの人気も高い。

参考容姿:星井美希

 

 

 

 

 

名称:イクリプス

形式番号:MBF-X001

全高:18,6m

重量:50,5t

装甲:PS装甲

動力:セミ・パワーエクステンダー

詳細

カイゼル・エンドレートの設計したEXシリーズの没案を元に、モルゲンレーテが独自に開発した高性能試作MS。EXシリーズが開発を開始する以前から開発が開始され、オーブ侵攻作戦以前にロールアウトが完了していた。モルゲンレーテが関わっていたことからか、連合製MSであるストライクと互換性のあるパーツが多く採用されている。当時技術試験を行っていた新型動力炉は搭載せず、従来のバッテリー駆動式を採用、動力にはパワーエクステンダーの試作型が採用された。また、装甲にはPS装甲が採用されており、耐久性に優れる。機動性、反応速度に優れ、中距離戦を主戦術として想定された設計思想を持つ。背部にはエールストライカーと似た用途を持つ高機動スラスターを搭載。機動性の強化を図っている。試験用として2機が制作され、一機はオーブ侵攻作戦の折に実戦投入され、もう一機はその際の戦闘で消息不明となっている。背部にストライカーパック用のプラグを持ち、バックパックの換装が必要なものの、各種ストライカーパックを搭載可能である。当然、規格統一されたプラグであるため、この機体のバックパックを他のストライカーパック対応機種に装備することも可能。正式名称ではないものの、バックパックはストライカーパックとして使用可能なことから暫定的に『イクリプスストライカー』と呼称することもある。M1アストレイには及ばないもののコストパフォーマンスが高く、後にスカンジナビア王国で採用、少数が配備された。機体名のイクリプスとは英語で『天体蝕』の意味。

なお、解析、模倣が困難とされていたPS装甲を本機が搭載できた理由としては諸説あるが、偶然にPS装甲と同種の効果を得られる類似装甲として独自に開発した、と見るのが有力な説である。そのためPS装甲として扱われているが同一の技術体系ではなく、信頼性を欠いていたためM1アストレイには搭載されなかった。また、ストライクルージュで正規のPS装甲技術を手に入れたため、本機に使われている技術は利用価値がなくなり、廃れていったと思われる。

武装

カートリッジ式ビームライフル

 銃身下部にエネルギーカートリッジを装填したビームライフル。バッテリー駆動である問題点を改善するために本体供給の他に、専用のエネルギーカートリッジを用いることで継続的なエネルギー供給手段を得た。カートリッジ一個で20発の連続射撃が可能。予備のカートリッジは腰部に装備されている。予備とあわせてカートリッジでの弾数は100発。

 

背部ビームサーベル×2

 背部にあるサーベルラックに装備されたビームサーベル。ビーム発射口を外側に配置するように設置することで、背部に装備されているときは可動式のビームガンとしても機能する。カイゼルによって後に設計された多目的戦術兵装の試作品とも呼べる武装である。ビームガンはサーベルラックを兼ねたバックパックの専用機能であるため、ストライカーパック使用時は使用不可となる(ビームサーベルとしての携行は可能)。

 

腰部エネルギーカートリッジ

 ビームライフルのためのエネルギーカートリッジ。左右それぞれに2つ。計4つを装備しており、80発分のエネルギー補給が可能。戦況に応じて爆薬の代わりに投擲する用途もある。

 

各種ストライカーパック

 

 

 

名称:高機動改良型ゲイツ

形式番号:ZGMF-600

全高:20,24m

重量:82,4t

詳細

ザフトの開発した火器運用試験型ゲイツの一機。高機動戦闘に特化させることを目的に開発され、背部にフリーダムのウイング・スラスター。腰部にエクステンショナル・アレスターを追加装備したクスィフィアス・レールガン、後のストライクフリーダムに向けた連結式ビームライフルの雛形を搭載している。当機体は他の同型機の目的であったフリーダム、及びジャスティスを見据えた運用手段とは違い、ゲイツを戦略上の主力兵器として活用することを目的に開発されている。そのため先行量産型ゲイツをベースとしており、フリーダムやジャスティスのテストベッドであった同型機よりも早くにロールアウトされた。また、ロールアウト時期の関係からPS装甲は採用されておらず、他の同型機と比べて稼働時間は長い。もっとも、ビーム兵器を多く搭載している都合上、通常のゲイツと比べてもその戦闘可能時間は大幅に短縮されている。また、エースパイロット用に先行配備されていたゲイツをベースとしているためにOSとのバランスが釣り合わず、高機動戦闘においてかかるGの負担が凄まじいことから、コーディネイターでさえ乗り手を選ぶ程ピーキーな機体に仕上がってしまった。このことが新型機開発を評議会が決定した要因の一つともなっており、この機体の開発、運用データは後のフリーダムやジャスティス等に活かされることとなる。乗り手が不在であることや極端な性能から廃棄されていた当機を偶然アタルが発見したことで回収、以後、彼女専用の乗機として運用されることとなった。

武装

試作型連結式ビームライフル×2

 専用装備として搭載された携行火器。サブグリップのない短銃身ビームライフルで、中近距離戦での取り回しに優れる。また、前後に連結することでロングレンジ・ビームライフルに変更できるギミックを持つ。連結時にはライフル内部のジェネレーターが2つ分となるため、高出力となり、アグニにも匹敵する威力を誇る。まだ技術的に未完成の武装であり、強力ではあるが連結時における使用回数に制限があるなどのデメリットもある。

 

二連装ビームクロー

 耐ビームコーティングシールド先端部に内蔵されている近接格闘戦用武装。ゲイツのものと同様の装備。爪状に湾曲したビーム刃を出力することで武装の変更によるタイムラグをなくしつつ接近戦を行うことが可能。

 

腰部ラディウス・レールガン

 腰部に搭載された高出力のレールガン。フリーダムのクスィフィアスに近い外観を持つものの、性能は低い(デュエルアサルトシュラウドのシヴァに近い)。ただし、後のクスィフィアスの試作型であることやエクステンショナル・アレスターの都合上、ビームサーベルは搭載していない。ラディウスとはラテン語で多くの意味を持つが、光線という意味がこのネーミングとしては妥当だろう。

 

腰部エクステンショナル・アレスター

 先端基部にビーム砲を内蔵した有線式ロケットアンカー。敵を捕縛後ゼロ距離から射撃することで確実に命中させることを目的としている。なお、この武装はレールガンユニットの側面に追加装備されている。

 

 

 


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