とある科学の超兵執事 【凍結】   作:陽紅

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7/31 冒頭部分改定


思い そして 願い   10-1

 

 ……迷ったっていいじゃない。悩んだっていいじゃない。

 

 ……立ち止まったって。大声で泣き叫んだって。

 

 

 生きているなら、あとは何だって構わないわよ。

 

 

 あ、でも……ひとつだけわがままを言っていいなら、

 

 いつもの笑顔を――浮かべていてくれると嬉しいかな。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 何事も無く終わって欲しい。

 

 と、これほどまでに心から強く願ったのは、恐らく始めてかも知れなかった。

 

 

「固法さん! もっと急いで!!」

 

「もうとっくに法定速度ガン無視で飛ばしてるわよ!!」

 

 

 ――それはそれでいいのだろうか? と一瞬頭をよぎったが、緊急事態であるのだから捨て置くことにした。

 

 どんどん膨れ上がる、言語化できない不安。

 

 何の根拠も無く、また自分自身説明を求めたいほどなのだから『何が不安なのか』と問われても答えられない美琴であったが、断言できることがひとつだけある。

 

 

 時間の猶予は、あまりない。時間をかければかけるだけ、取り返しの付かないことになる。

 

 

 

『お姉様! 固法先輩! 黄泉川先生からの連絡で深音さんを保護したと!』

 

 

 エンジンの排気音で若干聞き取り辛いが、怪我でまともに動けない黒子のバックアップはしっかり届く。

 

 

「了解! そこで無理させないように縛り付けるように言っておいて!!」

「……いいの?」

 

 

 バイクの運転中で振り返りはしないものの、固法が意識を向けているのが分かる。

 

 通じたままの通信機から、黒子が黄泉川とやり取りしているのを聞こえた。

 

 

「木山先生を止めるくらいなら私だけで十分でしょ!」

「そう……なら期待させてもらうわよ!」

 

 

 自分に任せろとの強気な発言に固法はさすが、と笑みを浮かべるが、美琴は難しい顔をやめない。それどころか、どんどん険しく顰めていく。

 

 

 

(なんなのよこの嫌な予感は……!?)

 

 

 

『アンチスキルの検問に木山がかかりました! そのまま進めば挟みうちが可能ですの!』

 

「嘘、もう!? 連絡して十分も経ってないわよ!?」

 

『ワタクシ達とは別ルートで辿り着いたとか……ですが、どちらにせよ木山の足は止まりましたの! お急ぎくださ――っ!?』

 

 

 ガタン、と大きな音が通信機越しに聞こえる。黒子の声が聞こえるのだから、彼女が何かを倒した、と考えるのが妥当なのだろうが……。

 

 黒子をそれだけ動揺させるなにかがあった、ということでもある。

 そして、直後。二人の進行方向の大分先で、大きな爆発が起きた。

 

 

「……白井さん!? 何がおこったの!?」

 

『き、木山が、アンチスキルと交戦していますの――しかも、これは……能力……?』

 

 

 銃火器などではなく能力。そのどちらかを黒子が間違えるはずも無く――学生でもない木山が、能力開発を受けていないはずの木山が、能力を使っている。

 

 

「あの人って能力者だったの!?」

 

『……木山が能力者であるというデータはどこにもありませんの……それにこれは――明らかに複数の能力を使っているとしか――』

 

「能力は一人にひとつでしょ!? そんなことが……」

 

 

 能力開発を受けた生徒全員に共通すること、それは、美琴が言ったように一人につきひとつの能力しか操れないことである。

 美琴の電撃の様に応用が利く能力と勘違いしたわけでもなく……全くの別系統から来る能力。黒子の動揺の原因はそれだった。

 

 

「『多重能力者』(デュアルスキル)なんて机上の空論を……っ! なるほどね――彼女自身もレベルアッパーの使用者ってこと――!」

 

 

 レベルアッパー使用者の意識不明は、脳波パターンが無理矢理他人の物と同調させられたためである。

 しかし、その脳波パターンが自分の物であるなら――

 

 

「意識不明者何千人分の演算能力を、少ない負荷で使うことができる……?」

 

 

 それだけの演算能力があれば能力者でない木山が能力を使える上に、通常では考えられない複数の能力という反則技にも説明がつく。

 

 そして見覚えのある青のスポーツカーが無造作に停車されているのを発見し……その前方。

 

 

 

 

 

「――やれやれ。アンチスキルの次は君か……今日は招いてもない客が多くて困る」

 

 

 

 

 二十名は超えるだろうアンチスキルは例外なく地に伏せ、恐らく警備ロボだったものは何台あったか分からないほどにバラバラに破壊されていた。アンチスキルが乗ってきただろう大型のトレーラーも横になぎ倒され、走行は不可能。壁の役割をしていたのだろうが、それも果たしてはいない。

 

 

 まるで戦場の一部を切り取ってそのまま持ってきたかのような非日常の光景の中、汚れひとつ無い白衣をはためかせる木山が、ことさら異様に見える。

 

 ――この戦場跡地を作り出したのが彼女であれば、なおのこと。

 

 

「……自分のやったことをよぉく考えたら、理由はわかるんじゃないの……!?」

 

 

 バイクが止まりきる前にメットを脱ぎ捨て、木山と対峙する美琴。横目に木山の車を見て初春を確認する。意識が無いのか、こちらに気付いた様子もなく眠り続けている。

 

 

「ああ、彼女か……安心したまえ、先ほどの戦闘の余波で気絶してしまっただけだ――君のお兄さんとは違ってなにもしてはいない――正直、君のお兄さんが一番の難関だった」 

 

 

 

 深音がただ黙って麻酔銃で撃たれただろうか、と問われれば、答えは否だ。

 

 本物の拳銃と見分けが付かないものを用意し、初春を狙ったのだ。『深音であれば間違いなく初春の盾になるだろう』と予測して。

 

 アンチスキルよりも、ジャッジメントよりも。そして今目の前に立ち、相対している学園都市最強のレベル5を誇る美琴よりも――木山は深音を警戒していた。

 

 

「アンタの警戒は大当たりよ。アイツの御陰で犯人を絞り込む手がかりをつかめたわけだしね……!」

 

「なるほど――つまり初手で私は強力な『ナイト』を討ち取れたわけか……いまさらだが、ここで見逃してはくれないか? そこの花飾りの少女にレベルアッパーのアンインストールが出来るデータを渡してある。私がなすべきことをなして、それを流せば昏睡者全員が快復する」

 

 

 同じくバイクを降りていた固法が苦虫をかんだ様に顔を顰める。隙を見て初春の奪還を狙っていたのかも知れない。

 

 

「――それを証明できるものが何一つない以上、そんな与太話を信じるとでも思う?」

 

 

 美琴のある意味当然の返答に、木山は苦笑する。

 

 その言葉は、奇しくも先ほど同じことを告げた初春となんら変わらない言葉だったのだ。

 

 

「子供に手をかけることはしたくないが――致し方ないか。 そういうば君は以前、『電撃使いの天敵は何か』と私に聞いてきたな――あの時私は、『天敵は電撃使い』と答えたが――訂正しよう」

 

 

 

 木山がゆっくりと、その手を上げる。なんらかの能力なのか、それとも自然の風なのか。強い風が吹き荒れ、砂塵とともに木山の髪を乱した。

 

 ――左目を赤く染めた、その顔がゆがむ。

 

 

 

 

 

 

 

「電撃使い(キミ)の天敵は――……私だ」

 

 

 

 

 

 

 そして、何かの力が道路を一直線に割りながら美琴に迫る。

 

 分かりやすい上に避けやすい攻撃と思い迎撃せず、美琴は横に軽く移動することで危なげなく避ける。避けられても表情を変えず、むしろ避けられたことに笑みを浮かべている木山をみて、慌てて後ろを振り返るが遅かった。

 

 

 その攻撃は美琴を狙ったものではない。ましてや戦う力の無い固法や初春でもなく――二人が乗ってきたバイクを正確に狙っていた。

 

 コレで固法が初春を連れて離脱する手立てはなくなる。タンクはあえて狙わなかったのだろうが、前後のタイヤが破壊されてはどちらにせよ走れないだろう。

 

 

「目的を達成する前に、アンインストールされては困るのでね」

 

「こん、のぉ!!」

 

 

 早速『作戦』の要が破壊されてしまい、苦し紛れに電撃を放つ美琴。大人一人余裕をもって感電させられるだけの威力はあったのだが、木山の前に現れたバリヤのようなものであっけなく防がれてしまった。

 

 

「デュアルスキルって大層な名前だけあって相当やっかいね……!」

 

「ふむ。デュアルスキルか――少し違うな。私のコレは理論上不可能とされているあれとは方式が違ってね……言うなれば、そうだな……『多才能力者』(マルチスキル)というところか」

 

「呼び方なんかどうでもいいわよ! 私のすることは――変わらないんだから、ね!」

 

 

 続けざまに二撃目、三撃目と電撃を放つがバリヤに防がれ、先ほどのバイクを破壊した能力が美琴に迫る。防ぎながら攻撃。思わず舌打ちしてしまっても仕方が無いだろう。

 

 

(同時にいくつも能力が使えるってだけでこんなにやりにくいなんて……それに)

 

 

 チラリと固法・初春を見、そしていまだ倒れているアンチスキルを見る。下手に動いて攻撃をよけてしまえば固法たちが危険であり、また下手に攻撃しても流されてしまえばアンチスキルの誰かに当たりかねない。

 

 

「フフ……彼がいれば、簡単にどうとにでも出来た状況だな」

 

 

 彼が誰を指すのか――といちいち聞き返すものはこの場にはいない。

 

 言うとおりだ、と返すことしか出来ず、悔しそうに顔を顰める美琴を見て木山もため息をついた。

 

 

「――だがまあ、私も死傷者を出したいとは思っていない。ということで、場所を変えようか」

 

 

 圧倒的な余裕。それを裏付けるだけの力。

 

 軽く足踏みしただけで木山自身と美琴を飲み込む程度の範囲の道路が砕かれ、そのまま高架下まで落ちていく。

 

 

「御坂さん!?」

 

「っ、私は大丈夫ですから初春さんを!」

 

 

 鉄筋コンクリート製の柱に磁力作用で吸い付くことで落下を防ぐ。木山の方はというと、念動力か風力か、とにかく何の焦りもなく悠々と着地していた。

 

 

「コレで君も、気兼ねなく力を使えるだろう? ……まぁ、それは私にも言えることだがね――!」

 

 

 木山が腕を振り、美琴は何かが飛んでくると身構えたが何も飛んではこない。変わりに自分が足場としている部分に嫌な音が響き、美琴ごと鉄筋コンクリートの柱が『刳り貫かれた』。

 とっさに磁力をといて離れなければ数トンの瓦礫の下敷きとなっていただろうことを想像し、僅かに顔を青くなる。

 

 反撃として電撃がダメならば、と鉄筋の含まれた瓦礫を放つも、手の延長に出現させた光の剣のようなもので弾かれる。

 

 

「はぁ――もう、止めにしないか? 私はあることの調査を脳波ネットワークで行いたいだけなんだ……それが終われば、全員解放する。誰も犠牲には「ふざけんじゃないわよ!」……」

 

 

 ……勝つための攻略法は今のところなく、思いつきそうにも無い。ならば、一時木山の案を受け入れ、対策を考えてから改めて阻止すればいい。

 

 

 

 ――などという弱腰な考えを、美琴は思いつきもしなかった。

 

 

 

 

「誰も犠牲にしない? もう十分犠牲者は出てんのよ――! アンタがやったことでどれだけの人が苦しんだと思ってんの!?」

 

 

 暴動を起こした学生の鎮圧で黒子は怪我を負い、多くのレベルアッパー使用者はいまだ昏睡状態のまま。一人苦悩し続けた佐天も、いまだ眠り続けている。

 

 

 

 

 もう十分だと。

 

 誰も喜ばない、傷つくことしかないなんて十分だと。

 

 

 

 

「そんな周りを巻き込まなきゃ成果の出ない研究なんて――見過ごせるわけないでしょうが!」

 

 

 

 勝率。勝算。 

 

 有利。不利。

 

 

 そんな些細なことで止まれる段階は、とっくの昔に過ぎていた。

 

 

 

「周りを巻き込む、か――そうだな、キミにひとつ話をしよう……学園都市でキミ達が受けている『能力開発』――キミは、アレが本当に安全で人道的なものだと本気で思っているのか?」

 

 

 美琴は譲らない。梃子でも動かない、という状態だと察した木山も、戦うしかないと決意し――授業前の小話を始める。

 

 

 

「なにを……」

 

「学園都市は何かを隠している。能力に関する重大な何かを、私たちにも、当然キミ達にも。教師達はそれを知らずに、学園都市にいる全生徒の脳を『開発』しているんだ――それがどれだけ危険なことだと思う……?」

 

 

 能力開発。それは、美琴たち学生にとって日常的なものである。

 

 ――日常的過ぎて、疑問を抱かなくなってしまうほどに。

 

 

「そうね――そう言われれば危ないものかも知れないし、人道的なものじゃないかもしれない……」

 

 

 今度は、深音を思い出す。

 

 能力開発をもっと際立たせてしまえば、彼に行われていたことそのものではないのか。

 

 

 

 

「でもそれは――アンタを捕まえてからゆっくり調べさせてもらうわ!」

 

 

 

 無数の砂鉄の剣――もはや鞭といったほうがいいだろう。それを木山に向けるが、瓦礫を持ち上げて盾にされることで阻まれる。

 これで実質5回、美琴の攻撃は防がれしまったことになる。主だった攻撃方法は容易くあしらわれ、いよいよ打つ手がなくなってきた。

 

 

 唯一残されている攻撃法は、人間相手に使うようなものではないため最初から除外している。

 

 そして、木山が――攻勢にでた。

 

 

 

「ああ。調べてみるといい。君が関わっているものも、少なくはないしな……もっとも、此処から無事に帰れたら、の話だが――」

 

 

 木山が念動力で持ち上げたものは、公共のゴミ箱。空き缶用に仕分けられたその中身は、当然ジュースの缶が入っており――。

 

 

「――ヒントを上げよう。君はこの能力を、知っているはずだ」

 

 

 空中にぶちまけれた空き缶は、選別されるように僅かな数が地面へと落ちる。それでも大量の空き缶が空中に残り――。

 

 

「――ッ!? 量子加速!?」

 

「正解だ。これだけの数の爆弾――キミは防げるかな?」

 

 

 どれだけの力を込めたかは分からないが――もし、介旅 初矢が最後に起こした威力が起こせるのだとしたら。

 木山は、爆発から身を守る術を持っているだろう。アレだけの威力を数え切れないほどに起こされたとしたら、まだ上にいるだろう固法たちが危険だ。

 

 

「っ! 爆発する前に全部ぶっ壊せば問題ないでしょ!」

 

 

 片っ端から電撃を放ち、無力化していく美琴。

 

 的当てのように正確に打ち抜かれていく缶を眺め、木山はそれでも淡々としていた。

 

 

 

(流石はレベル5――といったところか……正攻法は難しいな)

 

 

 深音だけではない。当然美琴の事も警戒していた。

 

 事実、此処で木山を止めているのはアンチスキルでもなく、上にいる二人のジャッジメントでもなく、美琴だ。

 

 

 後ろ手に隠し持った空き缶に、僅かに力を込める。そしてそれを、目に見える物の迎撃に集中している美琴の背後へと飛ばした。

 

 

 

 

「コレでラス――!」 

 

 ト、と言い切る前に、美琴は爆発に飲み込まれる。土砂を巻き上げるように起きた爆発に飲み込まれ――。

 

 土砂の隙間から見える、美琴の姿から木山は目を逸らした。

 

 

 

 

「すまない――恨んでくれて構わない……だが、私も止まるわけにはいかないんだ」

 

 

 

 

 その言葉は、誰に言っているわけでもない。

 

 自分に言い聞かせる、暗示だった。

 

 

 

 

 

 ***

 

 

 

 

 

 ――荒く乱れた呼吸。本来であれば、それは異常を知らせるサインであっただろうが――今ではその呼気が、意識を保っている証拠となっていた。

 

 

「……アタシはさあ深音っち。ホントはジャッジメントって組織、あんまり好きじゃないじゃんよ」

 

 

 その荒い息のすぐ隣りで、座り込んで意識を繋ぎとめる彼の隣で、声は語る。

 

 

「能力があるって言っても、学生じゃん。大人が守らなきゃいけない、子供じゃんよ――それなのに、危ない場所に行かせなきゃいけない――危ない場面で頼らなきゃいけない。そういう時、アタシはすんげえ悔しんだ」

 

 

 荒い息の中、僅かに笑みが漏れる。

 

 あまりにも『らしい』。その声の主の意志が込められた、言葉だった。

 

 

「全部が全部を、アタシらで解決したいじゃん。――でもさ、どっかで無理なんだ、って思ってるアタシがいて、また悔しいわけだ。ホントはアタシら大人がやらなきゃいけないことなのによ」

 

「先輩……」

 

 

 当人も此処まで打ち明けたことは無いらしく、頭をガシガシと掻いて何かを紛らわしていた。

 

 

「ま、まあ――アタシの話はその辺においておくとして――……それでもまだ、行こうって言うじゃん? 深音っちは」

 

 

 強力な麻酔。

 即効性も高く、また効果時間も長い……医療用などではなく、凶悪犯を護送する際に用いられるような代物だ。

 

 それの解薬剤を投与したものの、ほぼ全身に回っているだろう麻酔全てが抜けるまで相当な時間がかかることは明らかであり――意識を保っていられるだけでも驚異的だ。

 

 ……ましてや、僅かに震えながらも、ゆっくりと立ち上がるなど、考えられなかった。

 

 

 

「私の、中には――……嬉しい、ことに……『行く』の選択肢、しかないんですよ」

 

 

 梃子でも動かない。時を同じくして誰かがある少女に感じていたことを、黄泉川も思ってしまった。

 

 

「はぁ――しゃーない! 子供のわがまま聞くのも大人の役目じゃん。鉄装! 出撃準備じゃん!」

 

「っ、はい!」

 

 

 慌ててどこかへ走り出す眼鏡を開けた、どこか抜けていそうな女性。

 それを見送った黄泉川は立ち上がった深音の腕をとり、自分の首へ回す。肩を貸す、と言ったほうが早いだろうか。

 

 

「全部終わったら全員集めて大お説教会じゃん。覚悟しとくじゃんよ」

 

 

 暗に、全員で帰って来るぞ、という言葉に――深音は再び、笑みを浮かべた。

 

 

 

 




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