とある科学の超兵執事 【凍結】   作:陽紅

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暴走が、止まりません。

 そろそろ、ブレーキをかけますけど……。


えっと、ビキニは目線が上下に分かれますけどワンピースは身体のラインが出るから細い方しか似合わない――……あれ、これ男の私には必要ない知識じゃ……   11-3

 ――さて、と。とりあえず何から語れば良いかしらね……。私がいつもお世話になってるジムの先輩の人にモデルを頼まれた辺りからだと長過ぎるし――かといって、今この瞬間から話す度胸は、流石にないわ。

 

 

 うん。無難に私たちがそれぞれ水着を選んでるところから、スタートで。

 

 

 

***

 

 

 

「点呼ぉ! 1!」

「2?」

「さ、さん!」

「えと、四!」

「5ですの」

「はぁ――六」

「よくわかりませんが、七?」

 

 

 

 

「……まって、本当に待って、まだ決まらないの!」

 

 

 

 ……とりあえず、いきなり点呼を始めたのは佐天さんで、順番に初春さんと常盤台の女の子二人。白井さんの後に私が続いて、最後に着物の子。

 

 

 ――そしてまだ試着室にすら入っていない、優柔不断な御坂さんを入れて、八人。

 

 深音君に張り合おう。ってことで全員が互いに考察を出し合い、助言し合いながらベストな水着をいくつか選んで、その中から自分の好みを選ぶ――数百着もある中から一人で一着ずつ選んでたら時間が足りないもの。

 

 

 御坂さん、は……まだかかりそうだし……。っていうか、左右の手に持ってるものじゃなくて眼が明らかにもうひとつ別の水着をロックオンしているような……。

 

 

 

「いやぁ、しかし……大きいですね、固法先輩……」

 

 隣にいた佐天さんがボソリと呟いた――……私のその、胸を凝視しながら。いや、まあ……同級生と比べても大きいほうかなーとは思ってるけど。

 

 

「で、しかもクビレがキュッで足がスラッ……もうアウトですね」

「……なにがよ?」

 

 

 あ、アウトってダメってことよね? ……なにがダメなのよ? え、ちょっと不安になって――。

 

 

「ああ、ダメってことじゃないですから。姿見のほうに行こうとしないでください。大丈夫ですから、ってか大丈夫過ぎです。……(むしろ控えてくださいって言いたいくらいですよ……)」

 

 

 そ、そう? ならいいけど……正直こんな大胆な水着初めてだし――結びのとこ緩んでないわよね?

 チラッと首の後ろと、腰の左右を確認――うん、大丈夫。

 

 

「わ、私なんかより、佐天さんのほうがすごいじゃない。ほんとうに……中学一年生、よね?」

 

 

 話を逸らそうと思ったけど事実、本当に今年の春に小学校卒業したばかり、よね? ざっと見ても大きさでは八人の中で三番手。蒼色のビキニをしっかり膨らませてるじゃない。

 ……実際、常盤台の二人から羨ましそうに見られているし、初春さんはなんか――絶望して、立ち直ったばかりだし。

 

 ……ちなみにボトムの上にはパレオを巻いて、可愛いサンダルも装備。手首にはシンプルだけどおしゃれなブレスレットが――

 

 

「――かなり、気合入ってるのね、佐天さん――水着以外のアイテムってもしかして持参かしら?」

 

「そりゃあ気合も入りますよ! 深音さんと釣りあわないといけないんですから! ――あと水着以外のは社員の人に聞いてみたら『あるよ』って言って持って来てくれましたよ? あれ……あの人セブンスミストにもいたような……」

 

 

 佐天さんがそういって指差したほうには……もう初春さんたちが群がってた。

 

 ……まあ、佐天さんの言うことにも一理あるわね。女の子同士ならまだしも男の子がいるなら、ちょっと意識して思いっきりおしゃれして驚かせるのも……さて、待ちなさい後輩ズ。長幼の序を守りなさい。

 

 

 

 

 ――バーゲン会場の歴戦の戦士達の戦い(おばちゃん達の争奪戦)をご想像ください――

 

 

 

 

「あ、初春その帽子アタシの狙ってたやつ!」

「抜け駆けしてた佐天さんには渡しませんよー」

 

「これが麦藁帽子、というものでしょうか――初めて見ました」

「湾内さん、凄いお似合いですわ。髪の色と水着の色と――」

「……海に行くとき気をつけたほうがいいわね。清純そうな子って絶対ナンパされるわよ? ――うーん、髪アップにして項出そうかしら」

 

「「な、ナンパ……」」

 

 

「チョーカーですの? はっ! お姉様につけてもらって「自重しなさい」……むぅ」

 

 

「なら私もエカテリーナちゃんを「「「「自重してください!」」」」――むぅ」

 

 

 

 

 

「……だれが、おばちゃん?」×7

 

 

 

 

 

  ――失礼、いまのご想像を取り消しでお願いします――

 

 

 

 ふう、さっきの順番で現状を説明すると、佐天さんからね。

 

 蒼のビキニに同じ色の、長めのパレオ。白い唾広の帽子と手首のブレスレット。水色のちょっとヒールのあるサンダル。

 

 初春さんは黄色のワンピースタイプ。帽子は取られたのかしら……頭の花飾りはいつものだけど、控えめなイヤリングとコサージュのブレスレットね。綺麗よりも可愛らしさかしら。水着に合わせたのか黄色のサンダル。

 

 常盤台の女の子の茶髪――湾内さんって言ったかしら。緑と黄色のビキニであとはシンプルに、麦藁帽子だけ。……こう、素朴なお嬢様――あ、常盤台の子だったわね。

 

 もう一人の、泡浮さん。黒のビキニ――なんだけどなんとワンショルダー(肩紐が片方しかないの)。フリルがあるけど大人な感じ。装飾品はロザリオのネックレス。黒のサンダル――うん、コーディネイトで勝負ってわけね。

 

 白井さん。――もう肌を出すことしか考えてないわね。紫のマイクロビキニって中学生が着るものじゃないわよ。押し切って黒のチョーカーをつけて、手首にはベルトみたいなブレスレット。海水浴場に行くなら捕まえてるわ、絶対。

 

 

 んでまあ、順番的に私、かな。

 白地に黒の水玉模様が付いたビキニ、ストラップが紐じゃなくて布だから注意。ボトムの上にデニムのホットパンツ。……ヒップのラインに自信がないとかじゃないからね? 泳ぐわけじゃないんだし、別にいいでしょ。

 髪を久々に結ってみたけど、大丈夫かしら……。まあ、後は革紐が何重にもなったブレスレットと白いサンダル。

 

 ……うん、おかしくはないはず。

 

 

 あと婚后さん。赤の……これは、上下が繋がってるビキニって言えばいいの? ワンピースじゃない。背中は殆どないからベアバックといえなくもないけど……。

 後、アクセサリーに入れていいのか正直分からないけど、なぜか蛇。大蛇といってもいいくらいに大きなニシキヘビ。

 セクシー&エキゾチックらしいけど……エキゾチックなの? それ……。

 

 

 

「固法先輩も、攻めてきますね……あれですか? 年上の魅力を全開ですか?」

 

「攻めてないけど、まあ年上なのは事実じゃない――」

 

 

 ……佐天さんがなんかジトッとした目で見てくるのは何でかしら。私何かした? 妙に敵視っていうかライバル的な対象になってるっていうか――。

 私を見て。自分を見て、また私を見て……姿身へ駆け寄る。そういうことしないでくれる? 本気で不安になるから自分の格好が。

 

 

「お待たせー」

 

 そんな佐天さんとすれ違うようにやってた御坂さん。白のタンキニ。これから思いっきり遊びに出撃しそうな感じね。でも彼女らしいわ。

 

 

 これでまあ、八人が揃ったわけね。……深音君を待たせてなければいいんだけど。

 

 

 

「ほら行くわよ、男の子ってこういう支度は早いから、待たせてるわよ多分」

 

「やっぱり固法先輩も深音さんを意識して……っく! 彼我の戦力差が!」

 

 

 ああ――佐天さんが妙に向かってくる理由ってそれなのね。

 

 ……まあ、本音を言うと好ましいのは確かだし、意識してるかしてないかっていったらするわよ。知り合いの男の子じゃダントツだし。

 

 

 ――むしろ、逆に聞くけど。

 

 

 

 

「……ここに深音君を意識してない子っているの?」

 

 

「「「「「……」」」」」

 

 

 白井さんと佐天さんを覗く五人がそっぽを向いた。妹であるはずの御坂さんまで。

 

 

 

「ワタクシはどーでもいいとは言いませんがコレといっては」

 

 

 うん、貴女は逆に少しくらい意識しなさい。モデルなんだから写真で見られるのは当然だけど、間接じゃなくて直接実際に見られるんだから。

 まあ、水着を男の子に見られるっていう反応の婚后さんは普通として、他の四人は知り合いだし、余計に恥ずかしいのかしらねぇ……。

 

 

「まあ、その話は追々するとして、ほら、ホントにいくわよ? 企業の人も待たせるのも失礼だし」

 

 

 ボランティアのモデルでもそういうことはきちんとしないといけないし、先輩の私がしっかりしないと――。

 

 着替える前に説明されたとおりに通路を進む私に、遅れまいと付いてくる佐天さんと初春さん。あとは集団意識で全員が付いてくる。

 

 

 

 それで、言われた扉を開けて――軽い体育館くらいの広さと高さのある、真っ白な部屋に出て……。

 

 

 

 

 

 ――八人全員が、固まった。

 

 

 

 

 ええそうよ、私もよ。私も固まっちゃったわよ。

 

 

 

 

 

 

 

「――えと、やっぱり、変ですよ、ね?」

 

 

 

 

 深音君がいたうん多分深音君髪型がいつもと違うわねいつも項辺りで前髪以外をまとめて結ってるのに今は頭の上のほうでポニーテールっていうのかしらアハハって苦笑する顔はちょっと恥ずかしそうでなんか可愛いわねアンチクショウ。

 

 

 ……問題は、首から、下。顔じゃなくて、身体。

 

 

 露出が多いわけじゃない。寧ろ少ないわよ。隠すところが女の子よりも少ない彼が一番露出が少ないの。何でかしらね。

 水着は、黒の膝上くらいまであるトランクスタイプっていうの? とにかくそれ。厚底の黒いサンダル? ここまでは普通。うん、普通なの。

 

 首から下で、問題は、上半身。

 

 

 

 

 

 

「な、なんで、水着に、き、着流しなの?」

 

 

 

 

 御坂さんが、なんとか突っ込みを入れる。

 

 着流し。分かりやすく言うと、浴衣を前で合わせないで袖を通しただけの状態。黒い薄地の地面に付きそうなほど長丈に、色鮮やかな刺繍がされて――。 

 

 

 

 

 それが、大きく着崩されてるのよ。その身体を見せ付けるように。

 

 

 

 

 肩を晒し、背中を晒して――首筋を晒している深音君。

 

 

 

 

 

 ――ジムで何度か、男の人が鍛えてる光景を見たことはあるわよ?

 

 でも、そういう人たちとは、違うってはっきり言える。

 

 ジムに通っている人たちは、言ってしまえば『途上』つまり途中なのよ。

 

 でも彼は違う。

 

 

 

 『完成』していた。無駄という無駄を一切切り捨てて、ある一点にだけ目的を置いて鍛え抜いた肢体。

 

 

 

 

 ――彼は、戦う男。社会とかそういうのじゃなくて……血を流して、傷ついて、それでも戦う戦士。

 

 

 

 

 ……そういえば、あの身体に抱き上げられたのよね、私。うん、やばい。絶対顔、赤くなってるわ。

 

 

 

***

 

 

 

 ――ええ、普通に変ですよね。男性用の水着って普通ズボンだけのはずなのに上着てるんですから。しかも何ですか着崩し専用の着流しって。

 

 普通に着て更衣室を出たら主任さんに着崩されました。はい。

 木山先生を思い出しましたよ。一瞬ですよ、ほんの一瞬呆けていた間に着崩されました。『コレが正しい着方です』って明らかに嘘ですよね。

 

 

 

「しゃ、写メ――っ! しまった携帯バックん中だぁぁああ!!」

 

 

 ――佐天さんはいつもどおりでした。他の皆さんは私のことをなかなか直視してくれません。

 ……そんなに、変でしょうか。

 

 

『あ、着流しのほうはもう脱いで結構ですよ? クフッ、撮影は終わりましたので』

 

 

「え、撮ってたんですか? ……それと今笑いましたよね? 今明らかに普通じゃない笑いがこぼれましたよね?」

 

「や、焼きまわしお願いします! いや、むしろ今からポーズとって貰ってそれを撮って!」

 

 

 佐天さんがまさかのあちら側。私の味方はどこにいるのか。

 

 ――とりあえずポーズとかを要求される前に脱ぎましょうこの着物。害しかないですから本当に。

 

 

 

『ちっ――……それじゃあ撮影を始めますね。簡単に説明すると、その部屋はシュミレーションルームになっていてさまざまなシュチュエーションで撮影することが出来ます。カメラは眼に入らない場所からの撮影になりますので、自然体でお願いしますね』

 

 

 舌打ちは流しましょう。佐天さんもちぇ、じゃないですよ。

 

 白い部屋が、一瞬にして風景を変える。これは海、ですかね。本物は見たことないですが、美琴さんたちがおー、と感動していますし、本物に相当近いんでしょう。

 

 

 

「そ、それじゃあまあ、各自適当に過ごしましょうか?」

 

 

 固法さんがそう皆さんに告げますが、皆さんなにやら居心地が悪そうに――何でしょう、私をチラチラ見てますね。黒子さんだけは普段どおりですが。

 

 ……()がいるとマズイ感じですかね、これ。あちらは女性ばかりですし。

 

 

「はぁ……お姉様も皆さんも、何をそんなにガチガチになっていますの? ですが……まあ、ここは黒子が一肌脱いで差し上げますの――……さて、深音さん」

 

「はい、なんですか――って黒子さん? それは水着として本当に大丈夫なんですか? 大丈夫じゃないと私アンチスキルに掴まってしまうんですけど」

 

 

 黒子さんがなにやら近づいてきて――ビックリしました。殆ど紐です。っていうか裸です。

 

 

「これはこういう水着ですの。あ、いえ、ここはワタクシの話ではなく――この場にいるお姉様や皆さんを見て、ご感想は?」

 

 

「「「「「「「っ!?」」」」」」」

 

 

 

 

 皆さんが息を飲み、場にとんでもない緊張感が発生。――コレは、言葉を間違えたらマズイですね……。

 

 

「って皆さんもがっつき過ぎですの……深く考えずに、見たままの感想で良いんですのよ深音さん」

 

「はあ……見たまま、ですか?

 

 

 

 

 

 ……水着ですね」

 

 

 

 

 ――あ、これ発言間違えましたね、絶対。

 

 

 

 

 美琴さんの頭のあたりでブチリという幻聴が聞こえましたし。黒子さんはそそくさと私から離れて行きますし。

 

 

「み、美琴さん? 何故いきなり準備運動を?」

 

 唐突に、屈伸・伸脚・跳躍をはじめた美琴さん。手首足首をブラブラさせて念入りにほぐされています。

 

 

「すー……はー……」

 

 

 

 

 そして最後の深呼吸。泳ぐ前のじゅn――

 

 

 

「当たり、前だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああ!!!!!」

 

 

 

 

 ……裂帛の気合。そして砂地をものともせずに最高の踏み込みをみせ、数メートルもない距離でトップスピードに乗った美琴さんの飛び膝蹴り。例に倣って顔面狙い。

 

 最近、美琴さんの格闘技術(とび蹴り関連)がやたらと上達しています。前まで受け止められましたが、避けないといけませんコレは。

 

 

「り、リアルマト○ックス!?」 

 

「直立した状態で膝を曲げて後ろに仰け反ってます!」

 

 

 説明ありがとうございました初春さん。

 

 

「避けんな!!」

 

「美琴さんニーはダメですニー()は。私以外には絶対やらないでくださいね。死ねますから普通に」

 

「なんであの状態から手も使わずに体勢戻せるのよ深音君……いや、まあどこの筋肉が動いてるのかは一目で分かるけど」

 

 

 美琴さんは砂地に跡を残しながら着地減速。そして再び蹴撃の嵐です。まあ当りませんけど。痛いのは間違いなく私ではなくて美琴さんですから。

 

 

「みんな水着ッなのは当たり前で、しょ! 普通ッこういうときはッ綺麗だとか可愛いだとか言ってほめるもんでしょう、が!! だぁ! ひょいひょい避けんな潔く当んなさい!」

 

 

 

 綺麗や可愛い、ですか。

 

 

 

「ですがっと、それ、いまさ、らっ! 言うことなん、ですかっね! 素足で蹴ったら美琴さんの方が怪我します、よ……?」

 

 

 

 おや……? 蹴りが止まりましたね。美琴さんは蹴りを放つ直前の姿勢で器用に静止して――お顔がなにやら心配なくらいに真っ赤です。黒子さんを除いた皆さんもなにやら顔を隠して――。

 

 

 

「なぁるほど……つまり? 深音さんは常日頃から綺麗や可愛いと思っていた。と?」

 

 

 

 黒子さんが凄い良い笑顔で、というよりニヤニヤし――て。

 

 

 

 っ!? ……ああ、本当に、本当に発言間違えました。

 

 

「み、深音さんに普段から可愛いとか綺麗とか思われてた……? っ……っ!?」

 

「佐天さん!? 背中バンバン叩かないでください!? 嬉しいのは分かりますから!」

 

 

「ま、まあ? えっと、着飾ったときに言われてもそうよね? 普段から、その、うん」

 

 

「綺麗と思われてるのでしょうか、それとも可愛い……」

 

「わ、私は可愛いと思われていたいなー、なんて……♪」

 

「ま、まあ、この私を見て当然のご意見ですわ!」

 

「……貴女深音さんにお会いするの初めてでしょうに……」

 

 

 

 

 …………。

 

 

 

 

「かっ、かわい、きれっ……」

 

 

 

 …………。

 

 

 自分の顎を思い切り殴って……気絶できたり……しませんかね? いや、本気で……。

 

 

 こういう状況は、その、どう切り抜ければいいのでしょうか……? 

 

 

 

 

 ――とりあえず、逃げましょうか。逃げ場、ないですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《 おまけ 》

 

 

「私は断然腹筋なのですよー。見事に割れたのが……チラって見えたらもう飛びついちゃうのですよー」

 

「アタシは背中じゃん! 広い肩幅もそうだけど、背負われたときに安心できるじゃんよ」

 

「わ、私は腕、ですね。こう、力強く支えてくれそうな、その……」

 

「私は太ももだな。……程よい弾力があれば最高だ」

 

 

 

「私は「ちょっと待つじゃん! なんでここにいるじゃんよ!?」 細かいこと気にするな。呼ばれた気がしたのでな」

 

 

 ……大人組の、あったかもしれない居酒屋でのフェチ談義である。

 

 

 




読了ありがとうございました。


 書いている本人がビックリしてます。あれ?


誤字脱字、ご指摘などございましたらお願いします。
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