GATE もう一つの帝国 作:コッコ
レオンは一つの問題が生じて考えされられた。それはイタリカの付近に怪しい馬車らしき物が現れ取り囲みながらこちらに運んで来たと言うのだ。
そして、今レオンの目の前に馬車らしき物に乗っていた代表者らしき緑の服の男とプラチナブロンドの少女とエムロイの神官服を着た少女と更にエルフの娘がいる
「で?こんな戦場に何をしに来た。理由によっては生かしては帰せなくなる・・・」
「私達はイタリカに竜の鱗を売りに来た」
「竜の鱗?何故、希少な竜の鱗を売りに」
彼らが言うにはかの炎竜の襲撃で異世界の軍、自衛隊に匿われる形で避難しており流石に何時までも頼りぱっなしはできないと言う事でプラチナブロンドの少女レレイの賢者カトーの知り合いの商人の元を訪れる筈だったのだと言う。
「そうか・・・だが、だからと言ってイタリカへ向かわせない。仮に許してもイタリカ側は敵だと認識するだろう」
「そ、そうですか・・・」
自衛隊の男伊丹がそう言うとガックリと頭を下げる。
「以上だ。話す事は無い・・・帰れ」
「ちょっとぉ。このまま売らずに帰れてどう言う事」
「あなたは神官のロゥリィ殿でしたね。噂は兼がね聞いてはいますが例えあなた様でも通しません。売るなら他をお辺りを・・・」
レオンの礼儀を尽くした態度に流石のロゥリィも押す事はできなかった。だがその場に突然伝令が来る。
「伝令!盗賊の大群衆が迫っております!」
「なに?盗賊の数は?」
「10万の規模です・・・」
10万と聞いてレオンは何処から集まったのか考える。ただの盗賊に10万となるのは流石に不可能なのだ。だがレオンは一つ思い当たる事があった。
「連合諸王国軍・・・」
「それはまさか・・・」
「奴らは俺達が蹴散らした連合諸王国軍の残党を集めてそれだけの数になったんだろう」
「どうしますか?」
「・・・」
レオンはどうするべきか考え始めると伊丹が手を挙げる。
「何だ?」
「その件おれたちにも手伝わしてくれませんか?」
「ほぉ・・・10万の盗賊を共に相手をすると言うのか。勝機は殆ど無いぞ」
「自分が増援を呼びます。それまで持ちこたえてくれれば・・・」
レオンは伊丹の提案について考える。10万の盗賊を相手にこの伊丹と言う男は勝つつもりでいる。ロイス帝国軍はイタリカの死傷者を除くと3万ちょっと。アルヌスからイタリカまで何日か掛かると考えて持ちこたえるとなると厳しい戦いになると予想した。だがレオンは使えるものは全て使うしかないと考え伊丹に視線を向ける。
「・・・分かった。お前を信じて持ちこたえよう。だが負ける事は許さん」
「はい」