GATE もう一つの帝国 作:コッコ
練習率いるロイス帝国軍はノラト制圧後、新たな命令を下されるまで待機していた。その間にレオンは帝国の情報を集めて次に戦う戦略練ろうとしたが奇妙な知らせが入る。
「帝国軍がアルヌスへ?」
「はい。密偵からの情報であり他の密偵も同じ報告が入っています」
「何故だ・・・帝国が我々に背を向けて他の地にましてや整地と呼ばれる場所に兵を送ったんだ」
レオンは帝国の真意について考える。帝国のアルヌスへの進攻はロイス帝国をほったらかして別の地に戦力を送るのは馬鹿のする事でロイス帝国に背後を見せる行為がレオンには掴めない。
「(やはりこの現状では分からないな。やはりアルヌスに密偵を放つか)」
「ルーレ。アルヌスに密偵を送れ。何があるのか突き止めるように指示しろ」
「分かりました」
レオンの命令を受けてルーレは密偵の元に行く。レオンは深く椅子に座り大陸の地図を見て戦略を考え始める。
「(さて、どうでるか・・・)」
数日後、新たな命令と共にルーレからアルヌスに放った密偵の報告をレオンは聞いた。何でもアルヌスに異世界に続く門が開き帝国は奴隷不足を補う事と新たな領土を欲しさに異世界に出兵したらしい。
「出兵したのは良いのですがどうやら完膚なきまでに敗北した様で異世界の軍勢に逆進攻されアルヌスを奪われたようです」
「自業自得だな。まぁおかげで戦いがやりやすくなったな。では、我々はイタリカを目標に進軍していく。イタリカを目指すまでの街や村を制圧していってな」
「イタリカですか?」
「イタリカは帝国の食糧の殆どをそこで補っている。イタリカさえ攻め落とせば帝国は深刻な食糧不足に落とす事ができる。新たな命令でイタリカを落とす様に言われているし次いでに付近の攻略もやろうとな」
「分かりました。出陣の準備をします」
レオンの説明を聞いたルーレはレオンの元を離れる。そして、出陣の準備を終えた軍勢がレオンと共に進軍を開始する。レオンの傍らには副官を勤めるルーレと新たに臣下に加えたガーウェンがいる。
「さて・・・ここからが本番だ。これ以上は帝国も奇襲を許さないだろう」
「はい。帝国も完全な馬鹿と言うわけではありません。帝国は不名誉な侵略をしていますが実力は本物・・・まともにぶつかればこちらが倒れます」
「あぁ、だからまずは地理的に有利な場所を奪う。後方にそういう陣地があれば何とかなる」
「地理的有利な場所ですか・・・それなら近くに帝国の砦があります。そこを奪えればあなたの望む陣地が得られます」
「ではそこに行く。進め」