一年前に文月学園と連携し、
奇妙な戦争により始まる物語
第一問 天才と総受けと鬼の補習担当鉄人
爽やかな風に桜が咲き、ポカポカとした陽気な天気がとても眠くなる季節になり僕たちが二年生にあがる前の事
「おはよー康彦ー!今日は珍しくはやいねー!」
「今日は早く目が覚めたからね。」
そう、康彦こと小林康彦だ。野球部に所属しており、ばかで、総受け(?)でもあるが、けれどもまっすぐに人のことを怒れる常識のあるいい奴だ。
「担任どうなるんだろうね?」
そして容姿端麗のやつが永雅貴久だ。
いつもテストでは学年10位にはいるとんでもないやつだ。
天才だし優しいから、女子にもてる
「ああ、そうだね」
実は僕達の担任が倒れてしまい担任が変わるという話しだ。
「おっはよー!なになに?担任の話してたの?」
と一人うっさいのがはいってきた。
こいつの名前は田島恋だ弓道部に所属しておりとても明るい奴だ。
「うん、そうだよ!けどねー僕こんな噂聞いたんだ。」
「ん?なになに?」
「小林は総受けって噂ー? それ誰でも知ってるよ☆?」
「よしお前は黙っとけ」
「あ?こういう噂か?文月学園からとんでもない先生が入ってくるてやつ」
「そうそう!」
「私の予想もはずれてないのにー」
そもそも、そんなの認めたくない。
「てかもう始まるねー」
「なにがだ?」
「貴久が前に言ってた試召戦争だよ!」
「あー 前に言ってた奇妙な戦争でしょ? 康彦はつらいでしょ?」
「なんでだ?」
「『重観』だからだよ!」
「言いたいことはわかった田島さんは僕に殺されたいわけだね。」
「なにをいってるだ?康彦、目がとんでもなく怖いぞ…」
「なんでもないよ♪」
貴久の勘が良くなかったら多分田島さんを殺っていただろう。
重観とは、重度観察処分者を訳したものである。
観察処分者は軽度、中度、重度の三つにわけられている。
「まぁ学校についたね!」
「うんそうだね~」
今日は授業が午前中しかなくて、貴久が言ってた奇妙な戦争に関する説明会だっけ?まぁ早く終わるし部活も長くできるからがんばるか。
☆
僕達が通っている学校は未来想像大学付属桜花高校通称桜花高校だ。
特進科二学級、文理科学科7学級の全国でも名のしれた進学校である。
僕らの教室は105Rだ。教室のドアを開けながら「おはよー」と挨拶すると友達がよってきてくれた。
「あれ、総受け君だ」
小声で大勢の女子が言っていっていた。
だめだ女子のニックネームになっている。
「ドンマイ(笑)」
からかいながらも励ましてくれてるのは上内啓也だ。
同じ野球部に所属しており、いたって普通だ。
「てかさー新しい担任だれなんだろうね?」
しゃべりかけてくれる友達はクラス代表の豊満実だ。
演劇部に所属しており、こいつは見た目が本当に美少女だ。しかも、女の子の性格してるからやたらと女に見えてくる。 だが、騙されるなよ小林康彦、いくら男だからって告白するなよ…
「AVに出てきそうなHで巨乳な先生がいいな! おいみろよ!このクラスの巨乳でスタイル抜群で顔がAV顔の西田渚だ!ばんざーいゃあああ」
そう言ってた彼は西田という女子に関節技を決められていた。
西田渚さんはバレー部に所属しており、顔もかわいいしスタイル抜群だけど性格が男勝りだから女子のほうがモテてる。
そして関節技を決められていたのが寺門奨だ。
野球部に所属しておりめっちゃうまくて、とんでもないイケメンだが、常識とデリカシーがなさすぎて女子にひかれまくっているというとても残念な奴だ。
そんな騒がしい中で
「もうすぐ来るね新しい担任の先生が」
と、くすくすと笑いながら僕にしゃべりかけてきた女の子がいた。彼女は芹澤夏希だ。女子サッカー部に所属しており、髪型のショートカットがとても似合っている女の子だ。
その子は…その、僕のタイプです。
この子と付き合えたらなーとか思ってると
「なんだー康彦?芹澤と付き合えたいと顔で言ってるぞ!」
奨はそう言って僕をからかいにきた。
なんで僕の友達は勘がいい人が多いんだろう。
「俺もわかるぜーその気持ち!」
「そんでなんだ?奨」
「実はさー四時間目体育だろ? だから女子更衣室に盗撮器を設置しないか?」
とその顔に似合わない残念かつ欲望全開な事を言ってきた。
「お前な、こんなことやってるから中観になるんだぞ?」
「重観のお前にいわれたくねえよ!」
「まぁな、悪い。なんで盗撮器を設置するんだ?」
「そうしねえと春の収穫報告会に間に合わないんだよなー」
そう、こいつは盗撮と盗聴が得意で、取った写真や録音したCD、さらにはオトナのビデオを焼き増したDVDや録画したDVDを売り野球用品を買っていた。
ちなみにこいつは、覗きの常習犯で何回もバレたから中観になっていた。
くっ!収穫報告会か…僕達にとっては宝物ようなものが見られるし、それを買えるからな… こっちもこっちで大変なんだけどバレたらいろんな意味大変だからな…!
「断る!ごめんね☆」
「設置にご協力してくれたら、お前の好みが乗った写真集を1冊1000円の所を2冊500円で売ろう!」
「よし、6冊もらおうじゃないか。」
「毎度あり!じゃあホームルームの後男子トイレで打ち合わせだ!」
くっ…奨め…いいものでつってくれるじゃないか。
「了解!」
「おい、やってもいいけどばれるなよ!康彦はあがる余地ないけど、奨は中観から重観になるからな!まぁ俺はやらないけどな。」
そう言ってとめてくれる奴は宮木直人だ。
サッカー部でキーパーをしており、とてもおもしろい奴だが、顔がゴリラ似と言うところが残念な奴だ。
ちなみにこいつは中学校が一緒で殺人兵器と呼ばれていた。高校に入学していくつか暴力事件を起こして中観になっている。
「うるせえなーおまえも見たいんでしょ!?」
「んなもん後でDVDを買えばいいだろ」
頭がいいことを言っているけどここで頭を使ってほしくないような気がする。
「直人、俺を誰だと思っている!?このカメラはめっちゃくちゃいいピンズじゃないととらないんだぜ?」
なんでだろう?言っていることはめちゃくちゃだけど僕は今ものすごくときめいてる!
その時『バンッ!!』と勢いよくドアが開いた。そこに立っていたのは、身長がでかく、がたいがよく、顔がチンパンジーにとても似ていた。
『この人が担任?残念だなー』
『がたいがとてもいいよな』
『ああ、けど顔がとてもチンパンジー似てる担任なんて初めてだぜ。』
と言う小声で教室が騒がしくなった瞬間。
「静かにせんか、このウスノロ」
この男の怒鳴り声で教室は一瞬で静まった。
なるほど…初対面で僕達にウスノロと言う人か… うん、この人奨よりとても常識がないチンパンジーと思った方がよさそうだな。
☆
チンパンジーは席についた僕らを教卓から見下したように見ながら口を開き僕らに自己紹介をした。
「文月学園から転勤してきた。今日からこのクラスの担任をする事になった西村宗一だ。担当は補習、趣味はトライアスロンだ。短い間だがよろしく頼む。」と言い今日の行事予定と午後のあの奇妙な戦争についての説明会のことを喋っていた。
そうか…趣味はトライアスロン、担当は補習か…みんな思っているはずだ…このチンパンジーとは 関わりたくない。
僕はこの二年間は補習室になんていくものかと誓った。
pixivにも連載してますm(_ _)m