馬鹿と天才と奇妙な戦争   作:こばおば

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前回のあらすじー
主人公小林康彦は、親友達と体育館の女子更衣室に隠しカメラを設置しようと言う計画を立て、三時間目の休み時間実行したが、そこに鉄人にバレてしまい、小林康彦以外全員補習室に連行されてしまう。保健室にいた小林康彦は、鉄人に雑用を頼まれて召喚獣をだしてる時に頭をたたかれたことに頭に来て、鉄人に召喚獣で立ち向かったが…


1-③

第二問 ルールと試召戦争とあの子とデート

 

僕は途中で鉄人の補習を受けて、昼休みに解放された。僕らは昼ごはんを食べていた。

「あいつ、絶対に人間じゃない」

僕の中学の時からの親友の宮木直人が苦々しく

呟く、殺人兵器と呼ばれた親友は、背負い投げをされたらしく、叩きつけられた腰をずっとさすっていた。

「だよね…スタンガンを持っている僕らに対して、なんであんなに戦えるんだろう…」

一番最初に倒された僕は、足払いをされて倒れ込み、鉄人にスタンガンを奪われて最低出力に変えて首に当てられ、意識がなくなっていたらしい。

「もはや、人間兵器」

「俺らがアリみたいな存在だった」

「まったくだよ」

こいつらは、巴投げやとびかん、様々な柔道技や関節技で徹底的に潰していた。しかも怪我をさせないように手加減をしながら戦うなて、どう考えても普通じゃない。

「そういうえば、実は?」

「ああ、説明会の準備をしてるよ。」

そうだった。実はクラス代表だから準備に行かなきゃ行かなきゃいけなかったんだけ?

「それじゃあ、早く食ってジュースでも買ってあげようよ!」

「んだな」

「そう言えば、なんで覗きが張れたのだろう。」

「ちょっと待ってて。おーい渚ー」

奨は下の名前で西田さんを呼ぶ。

確かこの二人幼なじみだっけ?

「なんだアタイになんか用か?」

さすがは西田さん、喋り方がとても男だ。

「覗きってなんでバレたか知ってる?」

こいつデリカシーなさすぎ…

「ん?お前が不審な行動とるからエンペラーがチクった」

「まじかよ、くそエンペラーめ」

奨はキレた口調で言った。

エンペラーは鶴田百合という人で、とてもきもい人だ。かわいそうな事言うけどみんなこの人のことは嫌いだ。ブリっ子、ブサイク、チクリの三拍子揃ったくそ野郎だ。

「あ、けど渚のは取らないからね!

取らない理由?それは性格がお」

 

ゴキン!

 

奨の左手首の関節から聞こえてはいけない音がした。

多分野球やってるから、右手首の関節ははずしてないのだろう。

あはは、優しいな…本当…

「次言ったら右手首な」

西田さんはとても怖い顔していた。

見ていたら僕らまで殺されそうだ

(おい)

力なく倒れている奨は僕にアイコンタクトを送ってきた。

これはこれで便利な会話法だ。

(どうした奨?)

(左手首の関節をはめ直してくれ)

(了解)

僕は奨の関節をはめるのは何回もしているから慣れている。

はめ直した後に奨は僕にアイコンタクトを送ってきた。

(あいつ、絶対女の体をした男だ。)

やめてくれ…そんなアイコンタクトを送ったら…

「小林ちょっとどいて、奨の右手首の関節をはずさなきゃいけない気がするの。そうじゃなかったら小林の足の関節をはずさないとね」

僕まで関節を外されそうになるじゃないか。

「ちょ、西田さん奨はなにも言ってないけど…ってなんで僕の足のかんせつうううう」

 

ゴキン!

 

「なんて理不尽な…」

「…車椅子なら俺が押してやるよ」

「哀れ…」

そんな事を言うなら助けてほしいと思うのは僕だけだろうか。

 

 

「ところで貴久」

「ん?なんだ?」

僕はみんなに足の関節をはめてもらい、実がいる体育館に移動していた。

「なんで貴久は、試召戦争の事を奇妙な戦争とか言うの?」

そう、こいつは試召戦争のこと奇妙な戦争とか言うのかずっと気になっていた。

「ああ、それわな…召喚獣が出てくるからだよ。俺に似ている身長の低い奴がでてきて俺の代わりに戦うからだよ。しかも俺の何倍も力あるし」

まぁたしかにその通りだ。

召喚獣は身長低いけど、僕らよりも何倍のも力があるのは事実だ。

「なんせ僕は痛みのフィードバックがあるからいやなんだよな…」

「そりゃあ仕方ないだろ…」

「まぁだよね…」

これも奇妙だと思う。

「それより、俺たちの装備どうだろな!」

僕らは召喚実習を一回だけしたことがあり、その時体操服で、装備はなにもしてない状態だったためどんな装備かがわかるから試召戦争の楽しみの一つと言うところだ。

「俺は絶対強そうな装備をしてるな!」

「お前は絶対に雑魚だ。」

「なんだよ!お前の方が雑魚だな!」

「お前古典何点だよ!」

「…8点です……」

「…聞いてごめんな…」

「帰りたこ焼きおごってやるよ…」

「俺で良かったら古典教えるよ…」

「今ジュースおごるよ…」

「…ごめん、ありがとう……」

奨の励ましに入ったけど、入った僕もつらかった。この前の古典の点数14点なんだもん…

この学校はテストの点数の上限はない。

一時間以内であれば、好きなだけ問題を解くことができ、テストで得た点数をもとにして召喚獣の装備や、強さになる。だから古典はもっと勉強しないとな…

体育館についたら、奨と実のジュースを買い、

体育館に入ったら鉄人が文月学園の生徒としゃべっていた。この人この前まで文月学園の先生だっけ?

前に生徒に人気だったり…

『鉄人…!ここまできて俺らに苦しみを与えようと』

『変な誤解を与えるな』

『だって、観察処分者の称号を与えたのは鉄人じゃないですか!』

『うるさい!』

『いっ!』

しないみたいだ…

『そう言えば…吉井お前に似ている生徒がいたぞ』

『え?僕みたいな美少年がいたんですか!?』

『吉井、お前は不細工だ』

『…』

僕はこの言葉を言われたのが自分だったら殺していただろう。

『まぁいい、おい小林!』

最悪…呼ばれたわ…

「これ実に渡しといて。」

「了解、ジュースありがとね。」

さっきの事があり、半泣き気味の奨にジュースを渡し、鉄人の所に向かった。

 

 

「はい、なんですか?鉄じー西村先生」

「小林…今鉄人と言わなかったか?」

「気のせいですよ…はは…」

「西村先生…もう鉄人ってよばれてるんですか?」

「この学校も俺達の学校に似ている気がする…」

文月学園の生徒二人がそんな事を言っていた。

一人は、体格がよく、身長は180cm後半程かな?ツンツンの髪が特徴の人だ。

あともう一人は、同性愛や女装が似合いそうな顔に、170cmぐらいで、間抜けそうで…

え…この人…?

「あ、あの変態!」

僕は思い出した。

この人マンションの隣の人の吉井明久だ!

学校の入学式の前日にセーラ服の上を来て、下にズボンと言った変態スタイルで僕に近づいてきたとんでもない変態野郎だ!

「なんでいきなり僕を変態扱いするの!」

「明久が変態で悪かった」

「雄二、それ全然フォローになってないから!?」

なんか二人が喋ってると、どっちも馬鹿そうで絵になるな。

「俺は坂本雄二だ。よろしく頼む」

あれ?この坂本雄二って人以外にフレンドリーなんだな?

「あっはい。僕は小林康彦です。

よろしくお願いします」

僕は敬語で喋っていた。

「おーい!康彦!」

「あ!直人!」

よっしゃ!こっから抜けよう!

「おい、小林」

坂本雄二と言うやつが僕に喋りかけてきた。

「直人ってやつ、宮木直人ってやつか?」

「はい、ですけど…」

っといった瞬間、猛ダッシュをしていた。

 

「死ね!」

 

と言う声が体育館に響き渡ったり、坂本雄二と言う人は直人に跳び蹴りをしていたが、よけられていた。

「おい宮木、中学校のけりつけるから表でろ!」

と言う声も響いた。

ん…中学?

「ああ、上等だ!」

こいつは、殺人兵器って程の異名をとるほどケンカがやばかったけど、その直人と互角?

あぁあいつが噂になってたやつか…

「あいつが神無月中の悪鬼羅刹って呼ばれた男か…」

と僕は呟く、この悪鬼羅刹の喧嘩を見たことがあるけど、とりあえずやばかった。

「おい、お前らなにをやってるだ!」

鉄人が止めに入る。

まぁ鉄人程は強くないけどね。

そんなことを思っていると、二人は鉄人にこぴっどく殴なれていた。

 

 

「鉄人まじやばい」

鉄人に殴られたため、直人のゴリラ顔が気弱いゴリラ顔になっていた。

もう昼休みが終わり、説明会に入っていた。

まずは学校長の挨拶が終わり、次に文月学園の学園長が挨拶する予定だ。

「私が文月学園の学園長でありながら、この試召戦争の開発者でもある藤堂カヲルだ。」

この人文月学園の学園長か、銀色の長い髪が

特徴的な人だな。ふぁー眠い…

「次に試験召喚システムの説明をします。

クラス代表はプリントを回してください。なお、このプリントは二年生にも使いますので大切に保管しててください」

さぁー次はお待ちかねの試験召喚システムの

説明だ。

プリントが来たので見てみよう。

 

 

未来想像大学付属桜花高校におけるクラス設備の奪取・奪還におよび召喚戦争のルール

 

 

1、原則としてクラス対抗戦とする。戦争の勝敗はクラス代表の敗北をもってのみ決定される。

2、携帯電話は連絡手段として利用可能だが、着信音をならさないようにしておくこと。

なお、戦争中に敵のクラス代表に降伏を求める脅迫メールを送った場合は、反則として敵のクラスが勝利が決まる。

3、クラスが負けた場合、クラス代表は部活に入ってる場合は部活謹慎3日間と自宅謹慎2日間

部活にはいっていない場合は自宅謹慎3日間と別室登校2日間を下す。なお、模擬試召戦争での敗北は、このルールは無効にとする。

4、文理科学科は特進科との試召戦争をして、もし特進科が敗北した場合、特進科のクラス代表は退学処分を下す。このルールも模擬試召戦争では無効である。

5、戦争が長引いて授業に支障がでる場合は、休日に補習を受けにくること。

6、クラス代表は模擬試召戦争や試召戦争を申し込む2日前には事前に知らせておくこと、部活動生は申し込む2日前は部活を休み勉強すること。なお、大会中や大会二週間前の場合はこのルールを無効にできるが、学園長に承諾書をださなければならない。

7、クラスの欠席者が10人以上いる場合、試召戦争を延期することができる。

8、その他の基本ルールは文月学園におけるクラス設備の奪還・奪還および召喚戦争のルールに準ずる。

 

やばいこんなのを読むと眠くなってきた。

けど、船をこいでる実を見れるの今年で最後かもしれないからな…そんなことより、めっちゃくちゃ可愛い!実なら結婚しても良い!

「…では試験召喚システムを使った実演を見てみましょう。文月学園の生徒四人は前出てきてください。」

と言われて現れたのが、変態野郎と、悪鬼羅刹と、あと美人が二人…!

うぉぉぉぉぉぉ!目が覚めた!完全に目が覚めた!可愛いすぎる!文月学園レベルが高い!

そんなことを思って奨を見ると、カメラのシャッターを静かに押していた。

こいつの行動力には感謝しなければ!

「では、これから試験召喚システムを使った実演をはじめます!みなさんよく見ておいてください…承認!」

文月学園の先生の声と同時に、体育館全体に召喚フィールドが展開される

『Training』の文字が流れてるってことは総合科目、それも実習用フィールドか

8ヶ月前の召喚実習が懐かしく感じるな…

「「「「試獣召喚!!」」」」

    (サモン)

勢いよくいった言葉はそのまま地面に響き、魔法陣が現れ、召喚獣が出てきた。

 

    文月学園 吉井明久 & 坂本雄二

総合科目    863点   1086点

 

…この二人やっぱり馬鹿なんだ…

しかもあの変態野郎、改造制服に木刀じゃないか…いや、悪鬼羅刹と呼ばれた男は、白の改造制服にメリケンサックとか…悪鬼羅刹の名前にふさわしい装備じゃないか…

そんなチンピラコンビに対して、二人の召喚獣を見た。

 

   文月学園 霧島翔子 & 工藤愛子

総合科目    4357点  3671点

 

やばい…この人達可愛いいのに、頭もいいなんて完璧じゃないか!

霧島翔子さんの召喚獣の装備は、武者鎧に日本刀で工藤愛子さんがセーラー服に大斧だ。

召喚獣は可愛いのに、めっちゃ強そうだ。

この勝負もう決まったな…

「この…さっさと倒れてよ!」

え?苦戦してるの?

坂本雄二はもう倒されてるけど、吉井明久はいまだにノーダメージだが、工藤愛子さんと霧島翔子さんの召喚獣は2000点ぐらいのダメージを受けていた。

考えられる理由は、この人重観ぽいので、召喚獣の扱いがなれてるんだ。

霧島翔子さんは日本刀をぶんぶんと振り回してたが、吉井明久はその日本刀を小さな動きで避け、相手が隙を作ったときに懐に入り込み、木刀を頭、腰、足下に素早くたたき込む。

これはすごい。

だが十何分後、集中力が切れ、吉井明久の召喚獣に日本刀が突き刺さった。

 

   文月学園 霧島翔子 & 工藤愛子

総合科目    1003点   753点

 

霧島翔子さんと工藤愛子さんの召喚獣は、半分以上のダメージを喰らってボロボロの状態だった。

この吉井明久って人ただの変態野郎と思ってたけど、召喚獣の扱いが半端じゃない。

「以上で、試召戦争の説明会を終了します。

明日から模擬試召戦争が解禁になります!

模擬試召戦争なので、操作に早く慣れれば、試召戦争がとても楽しいものになるのでがんばってください。」

やっと試召戦争の説明会が終わった。

 

 

僕らは体育館を後にして、教室に戻るときに実が僕らにこう言ってきた。

「みんな、聞いてくれ、明日一組と模擬試召戦争をやりたいと思うがどうだ?」

僕は、口に入れていたジュースを一気に吐き出した。

「急にどうしたの!?実!?相手はあの一組だよ!?」

そう、一組は入試の時の成績がトップ50位以内に入る人が所属し、その中の5名が特進科でもトップをとれる成績をもつ生徒がいるクラス。

「お!いいじゃないか!ホームルーム終わった後か前に宣戦布告にいこうぜ!」

「「「「はぁー?」」」」

僕らは、実と貴久の発言に度肝を抜かれた。

「俺には勝算がある!それに、学力だけじゃないてことを証明してやりたいしな」

ニヤリと笑いながら貴久が言った。

「なら、俺もしていい!楽しそうだし」

「授業も潰れるしな!」

直人も啓也も同意した。

「さぁー?どうする康彦おまえだけだぜ?」

「嫌だね」

「知ってるよ、フィードバックが嫌なだけだろ?」

「…」

もういやだ。重観なんて。

「じゃあ、6組大使として無事に宣戦布告をしてきたら戦争に参加しなくていいよ!けど暴力振られて宣戦布告をしてきたら、参加決定ね!」

「ちょっと待って直人?下位のクラスが上位のクラスに宣戦布告をしたら、ひどい目にあう、ってきいんだけど」

「大丈夫!お前ならいける!ホームルームも宣戦布告をしにいくから来れないとか言っとくから!」

「まぁ仕方ないね、今行ってあげる」

「おう!健闘を祈るぞ!」

僕は渡り廊下を曲がり、一番奥の右端にある一組に宣戦布告をしにいった。

 

 

「お前らだましおった!」

とても怖かった…首を掴まれたり、頸動脈きられそうになったり、オカマにキスを求められるし…貞操は守られたから良かったけど、制服がボロボロになってる…

「ちぃ…もっと痛めつけて欲しかった…」

「ちくしょーこいつの息の根とめてやる!」

「落ち着け」

「おごぁ」

直人のエルボーが鳩尾に直撃にした。

あんまりだわ…

「とりあえず明日だな!」

「あぁ」

「携帯電話みんなもってこいよ!」

「一組のプライドを折ってやれ!」

『『『おぉー!』』』

僕らの初めての試召戦争は、レベルの高すぎる一組とする事になった。




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