マッハと暗殺教室   作:ジョンウォン

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修学旅行の時間・2

 「何してんだ?」

 

 「おっ、拓実、いい時に!」

 

一枚の紙を中心に男子の……ほとんどが集まっていた。

集まってないのは寺坂、吉田、村松の少し浮いてる三人だけ。

寺坂は初めての暗殺の時、渚に火薬と対先生物質弾の入った手榴弾を持たせて自爆させたらしい。その日から関わらなくなったとか。

 

 「お前、クラスに気になる女子いるか?」

 

前原がニヤニヤしながら聞いてきた。

 

 「いや、まだ転校したてだぞ?」

 

 「んー、じゃ、一目見て一番可愛いと思ったのは?」

 

このクラスに来て……か。

思い出すのはやっぱり……

 

 「矢田……かな」

 

さっきの矢田の香りとか弾力とかなんかもう色々頭から離れん……。

 

 「矢田か、まぁ、妥当だな。」

 

 「にしてもカルマの奥田は以外だな」

 

 「えー?そう?だって彼女、怪しい薬とかクロロホルムとか作れそうで、俺のイタズラの幅がひろがるじゃーん」

 

絶対くっつかせたくない二人だな……、

 

 「……なぁ、磯貝。これって男子の秘密…でいいんだよな?」

 

俺は改めて、分かってて磯貝に問いかけた。

 

 「……?そりゃそうだな。知られたくないやつがほとんどだろーし…」

 

 「でも……なんかメモってるぞ」

 

みんなが扉を見ると、

 

 「フムフム…カキカキ…」

 

パタン。

 

 「「「………」」」

 

静寂。のち

 

 「メモって逃げたぞあのタコ!!」

 

 「追いかけろ!絶対殺せ!」

 

 「やつだけは許さん!」

 

 「ヌルフフフフ……私のマッハはこのようなときの為にあるのです!」

 

 

--女子部屋--

 

速水sid

 

「やっぱこーゆーときは恋バナでしょー!」

 

でた……なんか言い出すと思ったけど、やっぱり中村が言い出した……

 

 「恋バナ?」

 

 「そう!やっぱこーゆー女子だけのときはね!」

 

 「うーん、鳥間先生とかは?」

 

先生も含めるとほとんどがそうなるんじゃ……

 

 「今回はクラス限定で。」

 

紙を回して名前を書く。

詮索はしない。

 

これが約束され紙が回っていく。

私は最後から二番目。

名前書くときにちらっと見たけど、坂上の名前がチラホラ……。

転校そうそうなにしたんだろ。

 

 「ほうほう、なるほどね、」

 

 「中村、詮索はしない」

 

 「わかってるよー」

 

そこにビールをもったビッチ先生があらわれた。

 

 「ガキ共〜。一応就寝時間だから言いに来たわよ〜。」

 

 「一応ってビッチ先生……」

 

 「どーせ寝ないでしょ?あまり騒がないようにね」

 

なんか、ビッチ先生ってほんとに殺し屋なのかな……。なんか殺し屋のイメージじゃない……。

 

 「そーだビッチ先生の話聞かせてよ!」

 

 「え?えぇ〜しょうがないわね〜」

 

満更でもないようにビッチ先生は入ってきて、昔の話をしてくれる。

 

 「「「えぇ!?ビッチ先生まだ二十歳!?」」」

 

 「そうよ、いい?女の賞味期限は短いの。あんた達は私の違って平和な国に生まれたのだから存分に女を磨きなさい。」

 

珍しくいい話をするビッチ先生。

でも、

 

 「ビッチ先生がいい話してる〜」

 

 「なんか生意気〜」

 

 「なんだとガキ共!……それからお前!」

 

うわっ、殺せんせーいつの間に!

 

 「はい?」

 

 「さり気なく紛れ込むな!女の園に!」

 

 「って殺せんせー色恋はないの?自分のプライベートあかさないじゃん!」

 

中村…国家機密にプライベートはないよ……

 

 「そうだよ〜ズルい〜〜」

 

倉橋にそう言われ汗がにじみ出てきたと思えば

 

 「ニュ!!」

 

 「あっ!逃げた!」

 

 「捉えて履かせて殺すのよ!」

 

ビッチ先生の号令で全員が動き出す。

 

 

拓実sid

 

 「発見!発見ー!!殺せんせー女子部屋から出てきたー!」

 

 「ニュ!男子はまだ追ってましたか……って!」

 

 「こらー!!まてー!!」

 

 「しまっ……挟み撃ち…!」

 

男子と女子の猛攻をマッハで避ける殺せんせー。

渚と茅野が

 

 「あはは…結局は暗殺になるんだね……」

 

 「そだね…」

 

そんな暗殺修学旅行ももう終わり、いろんな一面が見れたと共に、俺も少しはみんなの和に入れたのかな

 

結局殺せんせーが逃げてったので解散になって寝ることに。

 

 「………寝れねぇ……」

 

こっそり抜け出して月が見える廊下に出る。

 

 「坂上君?」

 

 「神崎……」

 

どうやら神崎も寝つけられないらしい。

 

 「ねぇ、坂上君。改めて今日はありがとね」

 

 「……?えらく礼言うのな、そのまでこことはしてないぞ?」

 

すると神崎は「ううん」と一言置いて、

 

 「私ね、昔から親に厳しく言われてて成績がすべてだった。それが嫌であのカッコでゲーセンいってそれで得たのがエンドのE組。親から怒られて、失った物に気づいた。でもね、坂上君が言ったそんなの気にしない、ドブ川に住もうが前に泳げば美しく育つって言われて、心の霧とかモヤが晴れたの。エンドのE組でも、前泳いだら、きっと、また」

 

 「あぁ、親でも誰でも理解して認めてもらえる。少なくとも俺やE組のやつらはもう理解して認めてるけどな」

 

認めるとか認めないとか、言葉にする必要すらも、なかったのだろう。

 

神崎sid

 

坂上君にそう言ってもらえて嬉しかった。

……そういえば坂上君の親ってどんな人なんだろ…。

 

 「ねぇ、坂上君の親はどんな人だったの?」

 

思い切ってそう聞くと、坂上君は顔を暗くした。

その顔にはさっきまでの優しさの顔がない。憎い…?違う怒り…?どっちとも取れるような複雑な表情。

 

 「わり……それはちょっと言いたくねぇ」

 

 「え、ううん、ごめんね!変なこと聞いて聞いて」

 

坂上君はまだ少し暗い顔のまま

 

 「じゃ、部屋戻るわ」

 

 「坂上君!」

 

そんな坂上君を呼び止めて、ずっと言おうと思ってたことがある。

 

 「拓実君って呼んでいい?私の事も有希子でいいから!」

 

すると坂上君……拓実君は少し優しい顔に戻って、

 

 「まぁ、いいよ。おやすみ、有希子」

 

 「うん!おやすみ、拓実君」

 

拓実君は部屋に戻っていった。けど……なんで親のことは……

でも私はあまり触れないようにしようと決め、部屋に戻った。




このぐらいをキープしつつ頑張っていきます。

コメよろしくです。
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