ーー私の一日の始まりは、はやい。
冬場の今、まだ日が上らない頃には人肌に暖まった心地よい布団からでて、ここショートランド拍地の艦娘たちのために動き始める。
「鳳翔さん、おはようなのです!」
「あら、電ちゃんおはよう。いつも早起きで大変ね。」
「初期艦としてとうぜんなのです!」
そう私、電はここの鎮守府に一番最初に派遣された艦娘。通称「初期艦」と呼ばれる立ち居地にいるのです。
食堂でみんなの朝御飯を作ってくれている鳳翔さんに挨拶をし(朝御飯にデザートがついているかどうかもついでに確認なんてしてないのです。)その後、執務室へと向かうのです。
「何で執務室の扉が空いているのです?」
そんなことを呟きながら執務室に近づくと中から執務室では聞きなれた言葉が聞こえてきたのです。
「ヘーイ!ていとくー!今日こそは一緒に「間宮」で、ティータイムするでーす!」
「金剛お姉さま、そろそろやめないとまた大淀さんに怒られますよ…。」
そこには、金剛さんそして姉妹艦の榛名さんがいました。
「金剛さん、また提督の邪魔してるのです?」
「あ!電おはようございマース!邪魔してるわけではありませんヨー。」
「おはようございます、電ちゃん。」
「今週は、榛名さんが秘書艦なのです?」
「ええ、立派に電ちゃんの仕事を引き継いでますよ。」
電は、戦艦や重巡洋艦、正規空母などそれぞれに一隻ずつそろうまでは秘書艦をやってたのです。
最近になってようやくそろったので、秘書艦をおりたのです。
「ところで司令官さんはどこに?」
「なにいってるデース、司令官ならここに…どこ行ったネー!?」
「最近司令官さんを見た覚えがないのです。」
「司令官、たまに執務中に抜け出してなにかを見に行ってるようなのですが…電ちゃんなにか知りませんか?」
「司令官が抜け出すなんてこと今までなかったのでわからないのです。見つけたら叱っておくのです。」
「そうしてもらえると助かります、ありがとうございます。」
なんやかんやあってこんなことをしていると、朝食ができているので部屋に戻ってお姉ちゃんたちと一緒にご飯を食べにいくのです。
「ただいまーなのです。お姉ちゃんたち起きてますか?」
「あぁ、電おはよう。今日も出ていくの早かったね。」
「響ちゃんは、起きてごろごろしているだけなので電より早起きなのです。」
「冬場は寒いからね、ところでまだ暁が起きてこないんだ。もう少し待っててくれるかい?」
「大丈夫なのです。あ!今日は朝御飯にゼリーがついてたのです!楽しみなのです!」
「おはよぉ~…。」
「暁そんな声レディなら出さないわよ?」
「今はレディじゃないわ…。」
「暁ちゃん、雷お姉ちゃんおはようなのです。」
「あら電、おはよう!」
「おはよう。電はいつもはやいわね。」
「ハヤサナラダレニモマケマセンヨー!」
「ワタシガイッチバーン!」
遠くからなにか聞こえた気がしましたが、空耳でしょうか?
朝御飯を食べたあとは、今日は遠征も演習もないのでごろごろしていたら気がついたらもう外は暗くなり始めていました。
「響ー、今何時?」
「ん、もう5時だね。暁やっと起きたのかい?」
「あれ!寝てしまってたのです!?」
「あら、電も起きたのね。」
「お昼ご飯たべてないのです…。」
「鳳翔さん心配してたよ。風邪でも引いたんじゃないかって。」
「もう晩御飯だからその時に何ともないって伝えれば大丈夫だと思うわよ?」
「鳳翔さんお昼来なくてごめんなさいなのです。」
「ごめんなさい、寝ちゃってたの。」
「体調崩したんじゃないかって心配しちゃったわ、お昼の分もいっぱい食べてね。」
「「はーい(なのです)!」」
「そういえば今朝、榛名さんに言われて思ったのですが、司令官さんに最近あってない気がするのです。」
「確かにそうだね、全然見かけないな。」
「お世話できなくて困っちゃうわ。」
「声だけは聞こえるのよね。」
「今度の休みは司令官さん探しするのです!」
「とりあえずこの後どうするんだい?お風呂入りにいく?」
「二人とも寝てたからまだ入りにいってなかったわね、電背中流してあげるわ!」
「やったー!なのです。」
「電はまだまだ子供ね。」
「シャンプーハットをつけてる間はまだまだ子供だと思うよ?」
「失礼ね!あれは必要なのよ!」
「それじゃあ、食べ終わったことだしお風呂場にいきましょうか!」
ガタッ
「司令官さんまた今日も執務室にいませんでしたね、書類を終わらせておいてくれるのは非常にありがたいのですがいてもらわないと困ります。仕事が残ってるのでこれから執務室にいきましょうね?」
「ていとくー、榛名を困らせちゃノーだよ。」
お風呂場はイメージにお任せします。
「さっぱりしたのです~。」
「さあ、早く布団引いて寝ましょ!」
「暁もレディの時間は夜からなんていってないで寝ないといけないよ。」
「そ、そんなこと言ってないわよ!」
「それじゃあ電気消すわよ。おやすみ。」
「おやすみ。」
「おやすみー。」
「おやすみなさいなのです。」
明日はお姉ちゃんたちとお買い物とか行きたいのです。楽しみなのです。
ガサガサ
ポン
「司令官~、第六の子達が心配だからってこんなとこまで来てちゃストーカーになっちゃうよ?魚雷うちこまれたい?」
外から物騒な会話が聞こえた気がしたのです。
きっと空耳なのです。
後書きってなにかけばいいかまだわかってません。
こうゆう誰か視点の話を書いてみたかったので書きました。
所々手抜きかな?と思われる部分は話が長くなりすぎて多分なに書いてるかわからなくなるのでやめました。
お気に入り、感想、指摘よろしくお願いします。