魔導国の日常【完結】   作:ノイラーテム

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外伝。死者が棲む邦、四話

●出陣!

 壁抜け対策に物質透化を保護した部屋から、<転移門(ゲート)>の魔法が展開される。

 対象は<記録(マーク)>の魔法で記された、地下の安全区画だ。

 

「来ないな。…では行くか」

「「応!」」

 スピリットの類で待ち伏せされている可能性が減ったことで、アインズは一同を出発させた。

 

「兄者。後は任せた」

「任せろ。大きな弟よ」

 自分より小さな兄貴分に武王は出発地の警護を頼んだ。

 彼が死ぬ以前の実力よりも、僅かに強力な程度だが…。

 人間よりも地下の闇に慣れ、更にアンデッドへ効果の高い闘気を使えるその男とその部下たちは頼れる存在だった。

 

「上手く行ったら…そうだな。巨人の末裔たちが主張しないならば、今回攻略する地下洞穴全てを任せても構わない」

「ありがとうございます。魔導王陛下」

 小さなその姿が恭しく礼をすると、周囲の部下達も『陛下の御厚恩とお慈悲に感謝いたします』と臣下の礼を取った。

 

 そしてまずは彼らが飛び出し、周囲の安全を確保する。

 今回はミスリル以下の冒険者を連れておらず、露払いが出来ない。

 そこで地下に慣れた『彼ら』の精鋭中から、更に闘気を使える者だけを集めて露払いとキャンプ地を任せたのである。

 

「すまんな。お前達、みなここで死ね」

「何もおっしゃいますな、陛下。デレの地へ赴くだけです」

 気易い調子で先陣を任せたアインズと違い、彼らクアゴアは決死の覚悟を決めていた。

 アンデッドが蔓延る地を与えられても絶望しかないが、戻る場所も無いのと同じである。

 

「あれほどの鉱石に、生育記録など今まで思いもしなかった教育。ま、魔導王陛下に逆らっておきながらこの御厚恩。代価は死して支払わねばならん」

 クアゴアの子供たち殆どに、ミスリル以上の鉱石が供給されていた。

 更にその摂取頻度や効果の差を調べ、データを与えられている。

 敗残者には晴天の霹靂とも言うべき厚遇だが、少しも楽観視できない。

 

「ご安心を。我ら、誰一人として戻る気はありません」

「…遠からず子供たちは我らの事を、無意味に魔導王陛下に反逆した愚か者だと罵るだろう。だが、その子供たちくらいには苦難を忘れさせてやりたいものだ」

 最高の食事を与え、教育という今まで無かった概念まで与えてくれると言う。

 次の世代は確実に、愚かな自分達を許さないだろう。

 クアゴアの中でも聡明な王であるペ・リユロの言葉に教えられ、レッドクアゴアの勇士たちは涙を流した。

 

 だがその扱いはクアゴア珍しさの事。

 ここで貢献しておかねば、いつ打ち切られてもおかしくは無い。

 ゆえに彼らは、紅の特務部隊を組織して一歩も引かぬ構えで地下洞穴の死守を決めたのである。

 

 クアゴア決死部隊『紅』。

 その伝説が始まろうとしていた。地下洞穴を血で染めながら…。

 

●地下に灯る火

 初期目標であるキャンプ地は無事に確保された。

 結界を敷けるだけの面積を確保した後、四隅と上方にアイテムが設置される。

 

(「ナーベよ。例のモノは見つかったか?」)

(「アインズ様のおっしゃった灯台を発見しました。前面には小ぶりですが武装の異なる青銅巨人も見えます」)

 飛行魔法で上方に設置に行く…。

 という理由でナーベは偵察を行っていた。

 前回は明かりがあるという程度だったが、今回は安全を確保できている上に視野を広げる魔法も使用して居る。

 

(「装備が違う? どんなモノか判るか?」)

(「少々お待ちを。右手にはシズが使うような構えで筒を持ち、火の粉を発しております…」)

 アインズはスケルトンやゾンビの軍団を片手間で退けながら、ナーベに具体的な内容を求めた。

 

(「左手には鏡の様に輝く青銅製の盾を所持しており、鎧は半透明になるまで軽量化した装甲です」)

(「ふぁっ!? 炎の枝(レヴァンティン)だけでなくAEGISだと?」)

 ユグドラシル産だと心当たりのあったアインズは、『幾らなんでも盛り過ぎだろう!?』と思わず驚きの声を漏らす所だった。

 

 それほどまでに強力なマジックアイテムであったのだ。

 パック詰めの銘有り(ネームド)武具ゆえに自作の神器級には利便性に劣るが、込められている総データ量は多い。もしゴーレムの性能に合わせてあるならば…モモンとしての姿では危く、アインズ自らが出向かねばならないだろう。

 

(いや、待て。そのレベルならばどうして地上に出さなかった? 小ぶりなら出入りも簡単だ。温存したか奪取を避けている? それとも何かの問題が…)

 鎮静化により冷静さを取り戻したアインズは、奇妙な点があることから突破口を探した。

 まず『ロドス島の巨人』の効果で動かす即席ゴーレムに持たせるには、少々高価すぎる玩具だ。

 仮に銘有り(ネームド)のゴーレムにそれほど強力なマジックアイテムを与えているならば、出入口付近の攻防で一掃してなければおかしい。

 

(「ナーベよ。盾の構造を確認せよ。女の顔が彫ってあったり皮で補強されているか? それと筒の形状を具体的に伝えよ」)

 アインズはタブラ・スマラグディナや、参考にするのは悔しいが…るし☆ふぁーが自信満々に披露してくれた知識を思い出して行く。

 

 確かにブロンズ素材は追加できるマジックアイテムを増やせる効果だ。

 また炎の枝(レヴァンティン)にしてもAEGISにしても強力なアイテムであるが、彼らから聞いていたイメージとは異なりチグハグさが拭えない。

 ゴーレムを造る際に必要なのは強さよりも、最初に思い描いたイメージが最後まで保てるかが重要なのだそうだ。

 

(「盾は磨き抜いているだけです。顔や皮などはありません。筒ですが…腰まで延びる管のようなモノがついております」)

(ということは…『ペルセウスの盾』と『ギリシアの火』か。よくやった戻ってこい」)

 ユグドラシルのアイテムは幅広く、盾の場合は同じ形状でも魔法を反射する『水鏡の盾』など、幾つかのレパートリーがある。

 その中でタブラ達が口にしていた中から、『文明縛り』という特殊なルールを思い出して居た。

 

 思い出したアイテムは先ほど挙げたアイテムの下位互換ではあったが、運営が文明圏で装備品を統一した場合にセット・ボーナスがあるのだという。

 そういえば『ロドス島の巨人』も同じカテゴリーに入っており、ローコストで抑えるために苦心した結果だろう。

 

「モモンさん! ナーベさんが戻って来ましたわ」

「すまないな。帝国騎士に伝令までやらせてしまって」

 後方で治療役と状況把握をやっているレイナースに形ばかりの礼を伝え、大声を挙げて合図を送った。

 

「結界を起動し、ここをキャンプ地とする! 可能な限り押し返せ!」

「あいよ! 待ちかねたぜ!」

 アインズの指示で、防御に回って時間を稼いでいたガガーラン達が押し返し始めた。

 

 クアゴアが死守して居る結界基部から、四方に置いている結界分器に死人払いの結界を張る。

 偶然中に取り込まれた連中を始末すれば、遠距離魔法以外で狙われない、安全な区画が出来あがるのだった。

 <飛行(フライ)>を使って上方に設置するのも、結界を起動するのもナーベなので時間が掛ってしまったが、これで当面の安全は確保できるだろう。

 

「しっかし、便利なもんだな。こいつがありゃあカッツエ平原を普通になんとかできそうだぜ」

「残念ながら数が限られているのと、維持するだけでラケシルが卒倒するだろうな」

 地下洞穴を確保した後に時間が取れるならば、普通に聖水をまいて清めの儀式をした方が良いレベルのコストが掛る。

 そう言うとガガーランは肩をすくめて苦笑した。

 マジックアイテムに糸目はつけないが、幾らなんでも高価過ぎだと思ったのだろう。

 

「遠視の魔法も使ってみましたが、中央に広場と灯台があり、奥には王城の様な施設があります」

「パっと見で良い。何か居たか?」

 ナーベの報告にアインズは軽く答え、相の手を入れながらウンウンと頷いて行く。

 

「広場にある灯台を小さめの青銅巨人が守って居ます。王城には巨人のアンデッド達が居ましたが何故か同じ区画に留まって居ます」

「おいおい。中に潜り込めば居ないんじゃなかったのかよ。巨人が動かねえのは良いけどな」

 ナーベの報告にガガーランが肩をすくめる。

 無視して良い筈の戦力と再び戦う必要が出たのは面倒以前に、気力が削がれるのだろう。

 

「小さくなっただけでも良しとしよう。それと出口の攻防に使用しなかったことからも、幾つか欠点があると思われる」

「そうですわね。同時に二体動かせないとか、サイズで能力が違うとか…。ああもう、こういう時にアルシェが居てくれれば良いのに…」

 いつの間にか仲良くなったのか、レイナースがアルシェの事を口にする。

 蘇生で戦闘力が落ちているのを、調べた知識や渡したアイテムで補っているので、いれば役に立つのは間違いないが…。

 

「あれは帝国で調べ物をしているのだろう? 勝てる相手よりも未知の相手を調べてもらえる方が助かると思うがな」

「モモンさんにとってはそうなのでしょうけどね…」

「まあこの場に居ない奴の話をしてもしょうがねえ。調べるだけ調べて、作戦立ってっか」

 そうしてナーベが口にする情報や、ティアが可能な限り調べて幾つかの作戦を立てることにした。

 

「火を噴霧する武器を持って居る様だから、武王は寄って来るアンデッドを頼む。ガガーランは私のサポートを前提に、漏れて来たアンデッドを頼む」

「応!」

「任せときな!」

 火耐性のアイテムは限りがあるのと、防具も変えないとアイテムだけでは耐性向上までしかできない。

 そこでアインズは彼らが死なない程度の役目を割り振り、次に本命を抑えるべく女性陣に向き直った(一応ガガーランも女性ではあるが…)。

 

「ティアは私達が足止めしている間に管の切断を試みてくれ。ナーベは灯台にあるだろう補給物資を抑えるんだ」

「へいよー。最悪、動きを止める術を使う」

「承知しましたモモンさー…ん」

 アインズはドロップ品が欲しかったのと、ゴーレムの本体である灯台を抑えるのを邪魔されたくないのでティアをバックアタックに割り当てる。

 同時にナーベを投入する事で、機能を止められれば言うことは無いだろう。

 

「レイナースは治療に専念。私はこの鎧があるし火炎耐性を上昇させるアイテムがあるので、主にガガーランと武王を診てやってくれ」

「判りましたわ」

 アインズは次々に妥当な指示を出す事で、ナーベに割り当てた作業の重要性を隠しておく。

 <飛行>(フライ)の魔法もあるので、ナニカ問題があっても戻ってくることが出来ることから、一同も不信には思っていない筈だ。

 

「質問が無ければ取りかかるとしよう。今日の内に中央まで抑えて気分良く休みたいからな」

 既に移動開始した一同は、手を上げあるいは武器を掲げてその言葉に応える。

 そしてアインズはゆっくりと前進し、青銅巨人と向き合うのであった。

 

「行くぞ守護者よ! 貴様を倒して地下に光をもたらす!」

 アインズは軽快に走り出し、盾を持つ左側に回り込んだ。

 その瞬間に3mはある火の柱が元居た場所を焼き払い、そのまま炎の大剣と化して真横に薙ぎ払って来る!

 

「景気が良いじゃないか。分けてくれないか?」

 チンピラの言葉みたいだなと思うくらいの余裕を持って、そのまま左へ左へと回り込む。

 攻撃していないことを勝てないからだと判断したのか、ゴーレムはそのまま追い掛けるように回転して行った。

 

「ったく。オレが戦力外ってどういうことだよ。どりゃあ!」

 ガガーランは苦笑いを浮かべながら、後ろを向いたゴーレムに突進。

 鉄槌を振り降ろしては、武技を使用しながら抱え直し、何度も何度も叩きつけて行った。

 その連撃たるや、実に怒涛の十五連だ。

 

(うーん。武技ってズルイな~。あんな連撃はユグドラシルのスキルだって無理だぞ)

 自分の魔法やレベルを棚に上げて、アインズは武技のことを羨ましく思う。

 だがそうしてばかりは居られない。

 

「後退するぞ、下がれ!」

 敵がガガーランの方に向き直ったとこで、次なる手を撃つべく介入に入った。

 二刀を振り回して飛び込み、片方で盾を抑えつつもう一方で火を吹く筒先を狙う。

 

「何!? あえて飛び込んで来るとはゴーレムの癖に、やるなっ!」

 するとゴーレムは接近しながら肩当てで体当たりを掛け、薄い羽衣のような装甲で止めてしまう。

 勿論ただでは済まないが、大剣とはいえ根元だけに大した傷は与えられなかった。

 

「流石に最適解をやらせると判断が早いな。しかし…これはどうする?」

 しょせんは消耗品ゆえに、自らが傷付くことよりも装備品が失われて継続戦闘力が無くなることを問題しているのだろう。

 ゴーレムらしい判断力を診てとったアインズは、なんと左の大剣を地面に突き立て、もう一方を右手一本で掲げて見せる。

 

「やはりな。最適解に縛られるがゆえに、貴様は目の前の戦力にだけ対処してしまうんだ」

 ゴーレムが注意を払っているのはあくまで右手の大剣…そして近くで様子を窺うガガーランだけだ。

 突き立てられたもう一つの大剣や、陰で様子を窺うティアの動きには注意を払っては居ない。

 

「受け止めて見せろよ?」

 アインズは見え見えの一撃を放ち、相手の盾を強打する。

 その反動を利用して態勢を立て直すと、当たらない位置で蹴りを放った。

 だがそこには先ほどの大剣があり…。

 

 蹴る付けると同時に跳ね挙げて、右手に持った筒先に直撃させた。

 無論、こんな無理な態勢では完全に破壊する事は出来ない。

 だがそれで十分だ。

 

「らっしゅらっしゅ」

 後ろから飛び込んで来る無数のティアが取りつくには、それで十分な隙であった。

 ゴーレムゆえに驚かず、間髪いれずに態勢が崩れたまま筒を振り回して火を吹き炎の剣に変える。

 線による攻撃ゆえに完全に回避し切れず、分身たちが消えて行くが、それも含めてフェイクに過ぎない。

 

「取った」

 ズルリ。

 影から影に転移した本物のティアが、筒と背嚢を繋ぐ管を切り割いて行く。

 最後の余波で巻き込もうとするが、当然そこにはアインズが体当たり気味に大剣で切り掛っている。

 重い体重ではあるが、相次ぐ重身の移動に加えてこの一撃を受けて完全に態勢を崩した。

 

「悪いがこれで終わりだ」

 最後にアインズがゴーレムの盾持つ左手を切り落とし決着がついた。

 頭部を破壊すれば直ぐにでも新しい個体が動くのかもしれないが、武装を無力化したことで時間切れを待ったのである。

 

「本当に動か無くなっちまったな」

「言っただろう? 表に出せなかった大きな欠点があるはずだとな」

 実際にはナーベが灯台の火を止めたからであろうが、馬鹿正直に伝える必要も無い。

 今後にこの機能はエ・ランテルに持ち帰って防備用に使う訳であるし、知っている者は少なければ少ないほど良いだろう。

 

 こうして一同は中央に在る広場までを制圧し、地下照灯用の灯台に火を灯したのである。

 予備の灯台に偽装した、ゴーレム稼働用の『ロドス島の巨人』が密かに回収されたことに気が付く者は誰一人として存在しなかったという…。

 

 




 と言う訳で地下帝国の半分ほどを制圧しました。
 巨人のアンデッドが王城から出れないので(だからカッツエ平原にボスが居ないのですが)、ここまではサクサクと進みます。
次回に帝国の魔法学院でアルシェが色々調べたり学園長に聞き込みをした後、本格的に王城に向かう事になります。
その次がボス戦闘で、その次に学園物を入れて締め予定。
(予定は予定なので、どこかが前後編になって長引く可能性はあります)

●クアゴアたちと、特攻部隊『紅』
 良い鉱石を与えられ教育も受けさせてもらえ実に高待遇です。
おかげでペ・リユロ達には立つ瀬が無く、「何故、さっさと降伏しなかった?」と一族からも不信の目で見るものが出始めて居ます。
なお、部隊のモチーフは、六門世界のリザードマン特攻部隊『蒼』から取って居ます。

●セット装備
 文明縛りなど、ちょっとした効果が追加される装備品のこと。
ここでは『ミケーネ縛り』という括りで揃えられており、ミケーネ文明・アレス文明などエーゲ海沿岸・トラキア地方に絞ったアイテムが主流です。
ウルティマ・オンラインより着想しております。

・太陽神ヘリオス像と、神造人間ミュルドーン像
 地上にあった大きい方がヘリオス像で、地下で守っていた方がミュルドーン像です。
ヘリオス像は装備品を豊富に揃え、ミュルドーン像は本来は集団戦にファランクスを組むのですが、年代の経過と共に失われています。
(巨人が持ち出して居るとか)
装備品の組み合わせと外見的には、ファイブスター物語のLEDミラージュや火炎歩兵を参考にしています。

・『火の枝(レヴァンティン)』と、『ギリシアの火』
 どちらも火を吹くマジックアイテムで、データクリスタルでカスタムできないけど、その分強い装備。
焼き払う事も可能ですが、回避の難しい炎の剣として使う方が主流という扱いです。

・『AEGIS』(盾)と、『ペルセウスの盾』
 魔法反射・対象速度劣化があるのがAEGIS、耐性向上能力があるのがペルセウスの盾です。
上記の装備ともども、アインズ様が覚悟して居る(同意に欲しい)方と、別に壊しても問題無い程度の下位互換品になります。


・『AEGIS』(肩当て)と、『聖なる衣』
 盾の方とセットで強化される神器級アイテムと、よく似た模造品の際礼済み青銅製の衣。
これも同時にあつらえることで、セット効果を高めつつAEGISであると誤解させる為のものです。

●地下帝国のユグドラシル由来アイテム
 元は他所のギルドが転移した拠点の名残(?)であり、その威容はギルド武器と共に失われている。
このギルドに所属する者は、巨人・リザードマン・蟲人間・ゴーレムなどのみで、幹部は暗黒将軍とか悪の科学者だったりオカマのバロンさんだったりしたそうです。
 まだ途中なのに書いていることからお分かりかもしれませんが、彼らは出て来ることもアインズ様に影響を与える事もありません。

時間が取れたので書きましたが、また忙しくなり始めるので次回は二十日ごろかと。

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