結果は、タイトル見ればわかるかと
放課後、朝に壊したゴミ箱をホームセンターで買ってきた私は、夕食の材料を持ってキンジの家に向かった
『貴女の居場所は、どうなりますかねぇ?』
チエちゃんが言ったセリフが頭を何度も殴り付ける
(大丈夫……そんなことない、あるわけがないから)
アリアは、キンジに興味を持ってただけだし
キンジだって、私を……ワタシを
ようやくたどり着いたキンジの部屋
ドアをノックしようとした時
「ーーーキンジ。あんた、あたしのドレイになりなさい!」
え……
なんで
なんでなんでなんで
わたしわわわ
いやだいやだいやだ
わたしのいばしょをとらないで
「あーあ、だから言ったのに。」
「てか、遠山の旦那も旦那だよな」
「すぐに否定を返す場面でしたね」
「でも先輩のこの表情、すごくそそるわ」
近くで聞いたことのある声がする
「チエちゃん……?」
顔を動かして声のする方を見た
予想通り制服を着た彼女がいた
空に浮かびこちらを見ている彼女
自分の隣まできて、地に足をつける
「ここは、こうした方が楽しそうだね」
というと、いきなり目の前の扉が開く
そこにはキンジとアリアがいて
私は………
「ダメ、逃げないで先輩」
逃げようとした体をチエちゃんが止める
はなして、ききたくない……
「それは無理だ」
私の思いに返答するようにキンジが話す
「俺には出来過ぎた大切な相棒がいるんだ」
「そいつに何も言わず決めることなんて」
「俺にはな」
私が欲しかった言葉
それを寸分違わず言ってくれる
それだけで私は……
「よかったねー、センパイ」
私に笑いかけてくる
チエちゃんの声が
二人に届き
「ソラいつからそこに!?!?」
「キンジ君、感謝してくださいね。私が先輩を慰めてたんですから」
「あぁ……ありがとう、 じゃない!何でソラがここにいるんだ」
「私が行ったら面白い事があるって言ったんですよ」
「おまえの仕業かよ!」
本当の私を知っているのに優しいそんな二人を見て
「二人共」
「ん、なんだソラ」「何ですか先輩」
「アリアが困ってるよ」
私はとても嬉しかった
とりあえずキンジにキッチンを借りる許可をもらい
キンジ、アリア、チエちゃんの分のご飯を作りつつ
アリアの詳しい話を聞いた
ーーーーーーーーーーー
「それで、強襲科で俺がアリアのパーティーに入れという話だったな?」
なぜか調理している最中に話しが進まず
私の料理を作るところを見られ続け
(というか、私の料理そんなに不安なのかなぁ)
結局ご飯の方が出来上がって食べながらの話になっていた
ちなみに今日はデミグラスハンバーグ
「ええ、そういうことになるわね」
「条件が3つある」
「一つ目、俺はまだ転科するつもりはないから強襲科に入ることは諦めてもらう」
「……理由がちゃんとあるんでしょうね」
「ああ、まだしっかりと学んでないからな」
「二つ目、命令は聞くがお前の召使いになる気はない」
「そんなこと」
「さっきのドレイ発言、忘れたとは言わせないぞ」
ムゥ とほっぺを膨らませるアリア
ちょっと触りたいかも
「やめな先輩、話がこじれる」
………シュン
「そして、三つ目これがある意味一番重要なことだ」
「一体何なのよ」
「ソラを一緒に入れること」
え、私?
「なんでよ」
「俺の相棒だからだ」
「少し考えさせて」
そして話がとまり
また食べ始めた
「そういえば何でアンタ「ソラでいいよ」……ソラは食べないのよ?」
「あははは……」
もうすぐ薬の時間だからです
ピピピッ ピピピッ
難産こわひ