インフィニット・ストラトス ~原点にして最強~   作:すぎとも

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前回のあらすじ

亡国機業の3人がいた


プロローグ2

 

 

「クロエ、この3人呼んだ?」

「いいえ、お呼びしておりません」

「てゆーか!なんで束さんたちの夕飯を食べてるんだよ!」

「なんでって、そりゃあお腹すいてるからだろ?」

「そうよ。なに当たり前のこと聞いてるの?束」

「・・・・・」モグモグ

 

オータムとスコールのなにいってんだこいつ。みたいな顔

マドカに関しては、我関せずである

にしても、よく食べるな。さすが成長期

 

「束さんたちの夕飯がぁ」

「大丈夫ですよ、束様。こんなこともあろうかと多めに作っておきましたので」

「おっ!流石、できる女は違うな!」

「くーちゃん、ナイスだよ!」

「いえいえ、これくらい家事担当としては当然ですから」

 

そういうとクロエはキッチンへと向かっていった

 

クロエが夕飯を運んでくるまで時間があるので今日訪れた理由を聞いてみた。

「今日はいきなりどうしたの?まさか、夕飯ごちそうになりに来たわけじゃないよね?」

「オータムとマドカはそうかもしれないけど、私は違う理由よ」

「友樹、あなたの両親についてよ」

「お、おい・・・スコール。いいのか?こいつに話しちまって」

「いずれは話さなければならないことだったのよ。今がその時なのよ」

 

そういうとスコールは俺の両親と束ちゃん、亡国機業の関係について話を始めた

 

「あれは束がISのことを発表した10年前・・・

 

人々は束の考えを真に受けなかったわ。でも、彼女の考えに関心を持つ人もいたわ。

それがあなたの両親、暁 鉄也(あかつき てつや)2等空尉、暁 由香里(あかつき ゆかり)博士、そして私スコール・ミューゼル。

 

あなたの両親はIS《人類の新たな一歩》として、私はその時は《兵器》としてだったけど。

でも、人って変わるものなのね。いつの間にか私もISを《兵器》としてでなく《人類の新たな一歩》として見るようになっていたわ。

 

でもISは女性にしか起動させることができなかった。それに加えて『白騎士事件』を束が起こしてしまった。そのせいでISはどの兵器をも超える超兵器という見方をされるようになったのよ。

 

それによって女性の方に権力が傾くようになったの。

中には過激な思想を持つ団体も出てきたわ。

 

そこで立ち上がったのがあなたのお父さんよ。

仲間を集めてそういう団体に対する反対運動を行ったわ。

もちろん、私たちも参加したわ。

 

でも、それによって過激な女性権利団体に目をつけられてしまった。

そしてある日、無実の罪によって逮捕され、裁判では有罪

本来ならば、普通の刑務所でよかったのにわざわざレベル5の刑務所に投獄されたわ。

たぶん、見せしめとしてね。

 

え?抵抗しなかったのか?

たぶん、しなかったんじゃなくて出来なかったんじゃないかしら

あの人の事だから自分が抵抗したら家族や友人、私たちにも危害を加えられると考えたのかもしれない。

ええ、今も投獄されているわ。

大丈夫よ、生きているわ。

 

それからしばらくして由香里博士はあなたを束に預けたの。

世界中を飛び回りながら逃亡を続けているあなたに預けたほうが明らかに安全だと判断したんでしょうね。

 

その後で由香里博士は私たちのところに保護を求めてきたわ。あなたを連れてなかったから少し焦ったけど

 

ここまでの話から言えるのは、あなたの両親はとりあえず無事だということ。

鉄也を出所させるのはもう少しかかるかもしれないけど」

 

「そんなことがあったのか・・・・」

 

2人とも生きている、それが分かっただけでも良かった。

なんて安心していると、今までため込んでいたものが涙となってあふれ出てきた。

 

「よかったね。ゆーくん、また2人に会えるよ。」

「・・・・うん・・・ありがとう・・・・」

「あ、ゆーくんが泣いてるとこ初めて見た気がする~」

「確かにそうね」

「そういえばそうだな」

「・・・・・・」モグモグ

「う、うるせー!見るな見るnってマドカ!お前いつまで食ってんだ!?」

「うまみが・・・うまい・・・!」

「それにしてもくーちゃん遅いね」

「そーいやそうだなぁ」

「お待たせしました!今度こそ食べましょう」

「おー!待ってました!」

「あれ?友樹兄様目が腫れていますが・・?」

「ん?ああ、大丈夫だよ。心配してくれてありがとう、クロエ」

 

そう言って俺はクロエの頭を優しく撫でた

 

「えへへ・・・///」

「くーちゃんだけずるい!ゆーくん!束さんも撫でて!」

「え?間違って首が取れても文句言わない?」ガシッ

「ちょっ!?なんで頭つかんだの!?これ、撫でるじゃなくて捥ぎ取るになっちゃうから!」

「2人とも早く食べましょう!折角の料理が冷めてしまいます。」

「「はーい」」

 

少し遅めの夕飯を食べ始めるとスコールが

 

「そういえば、友樹」

「ん~~?なに?」

「あなた、IS学園に行くのよね?」

「まぁ、仕方ないけどね。なんで改めて聞いたの?」

「いえ、IS学園に行くのはいいのだけれど、護衛とか必要じゃないかしら?」

「え?なんで?」

「それは、あなたのことをよく思わない人間からあなたを守るためにだけど」

 

まぁ、そんな奴がいないとも限らんし、いても問題ないとは思うけど・・・

 

「もし、必要だったらうちのマドカをあなたの護衛につかせるわ。」

「なっ・・・!なんで私が・・・!」

「あら?まさか、できないなんて言うのかしら?」

「だ、誰がそんなことを言った!やってやるぞ!友樹の護衛は私に任せろ!」

「よろしくね、マドカ」

「よろしく頼むぜ、マドカ。頼りにしてるからな!」

「あ、ああ!大船に乗ったつもりでいろ!」

 

(((((チョロい・・・)))))




今回は結構長く書けました
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