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がんばらねば
ではではどうぞ
おもしろおかしく過ごせればそれでよしだよね
それからというもの、俺ら兄妹は母上についてまわり、狩りの仕方や毛繕いのやりかた、水浴びなどなど、生きていくための最低限度のことを教わった。やがて母上がいつの間にか消えると(恐らく死んだのだろう)、俺ら五匹の兄妹はそれぞれ独立していった。
___20年後
「....おかしい...明らかに猫の寿命越してるよなぁ」
その猫は、未だに生きていた。
あの後兄妹達に何度か会い、兄妹達の死骸も何度か見つけたが、最後の1匹の死骸を見つけたのが五年前である。
さらになぜか人の言葉を喋れるようになっていた。
ある日、自分の出身地を遠く離れた渓谷で魚を狙っていると後ろから声をかけられた。
振り向くと1匹の狐がいて、当然のように人の言葉を話してきた。
「よう!今夜は魚かい?いいねぇここのニジマスは旨いんだ!」
「...あんたも人の言葉を話せるのか?」
「あんたもって、そりゃおめぇ当然だろ!
俺は妖狐だからな!人に恐れられる妖怪が人の言葉話せないでどーすんだよ!
そーゆーおまえさんだって化け猫だろ?」
え、、ちょっとまってくれ妖怪って、、
「俺って妖怪なのか?」
「おう!じゃなきゃ動物の口で人の言葉は喋れねぇからな!」
まじか...
「....」
妖狐はニッと笑って言った
「おまえさん最近化け猫なったのか!ようしそれならこの儂がいろいろ教えてやろう!そうときまれば、、おっと、その前にお前さん名前は?」
この妖狐はなにやらいろいろ教えてくれると言う。妖怪になった以上色々教わった方がいいだろう。
「ありがたい、お世話になります。俺の名前は英 京助です。」
妖狐は笑いながら
「京助か!人間みてぇな名前だな!儂の名前は幻庵だ!よろしくな京助!」
その晩は俺がとりあえずのお礼という事で魚を幻庵の分も取って2匹で食べた。ほんとに美味しいニジマスでした。
それから寝るまでは妖力のなんたるかを熱弁してもらい、俺にも少しだがあることが判明した。
__翌朝
「よし、最初は基本だが人化の術だ!化け猫や妖狐みてぇな人を騙す妖怪はこれができなきゃ話になんねぇ!」
と言うと幻庵は適当な葉っぱを咥え、妖力?を身体にかぶせる感じで溜めていくと、ポンッと音を立てて筋肉隆々のおっさんになった。喋り方と実にマッチしていて、とても自然である。工事現場にいそう。
葉っぱは服に変化させるようだ。
「よし、やってみな!」
「はい。」
さて、できるかどうか
葉っぱを咥え、妖力を纏わて生前の自分をイメージする。ポンッと音を立て、視界がいきなり高くなった。水に映る自分はまさに生前の自分。成功かな。
「おう!ばっちりじゃねーか!これならバレやしねぇな!」
幻庵に言わせても成功らしい。
このあと2匹で人に化け、近くの村に旅人として泊めてもらい夜のうちに酒をいくつか頂戴して逃げ、その日は朝まで飲んで歌って騒ぎまくった。
やっぱこーやって友達と馬鹿やるのが楽しいよね
青春の血を熱く燃やそう
ではまた次回