キャスター?いいえバトラーです!   作:鏡華

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タイトルがそれっぽいけど別に最終回とかそういうんじゃないです。(初手牽制)
ただ、間違いなくラスボス格。ストーリー上も、作者がキャラを掴む難易度的にも。

これまでで一番書くの難しかったです。遅くなったのはそのせい。
いつも遅いとか言ってはいけない。
その割に飯テロ要素少な目だと思います。どっちかというとファンタジー飯の部類?




究極の一皿

アントナン・カレームという英霊は、とかく王侯貴族に縁がある。

 

生前はかのカール大帝(シャルルマーニュ)に端を発する名門貴族・タレーランに拾われ、彼をパトロンとして政財界の卓上を華やかに彩った。

 

フランス皇帝ナポレオンを初めとして、イギリス皇太子、ロシア皇帝、オーストリア皇帝……。

 

「皇帝のシェフにしてシェフの帝王」と謳われるほどに、彼女の料理は世界政治の最前線に立つ人間を篭絡してきた。

 

 

 

──その彼女ですら、目の前の存在には緊張を隠し切れない。

 

 

圧倒的な王気(オーラ)が身体を撫でるたび、自然と背筋が伸びる。

 

日頃の豪奢な黄金の鎧を脱ぎ、着の身着のままであってもなお、その溢れんばかりの気品と気配は、人の上に立つために生まれてきたという言外の主張。

 

 

人類最古の王にして人類史の裁定者。

 

アーチャー、英雄王ギルガメッシュ。

 

 

日頃は自室でくつろぎ滅多に姿を見せない彼が、何の気紛れか食堂でグラスを傾けている。

 

彼自身の蔵から取り出したそのグラスは鎧同様に黄金に光り輝いており、近代的な調度に囲まれた食堂の中で異彩を放っているが、そのような些事など目にすればすぐさま頭から吹き飛ぶような一級品だということは、カレーム自身の芸術審美スキルを用いるまでもなく理解できた。

 

 

「……これはこれは、随分と珍しい顔だな」

 

 

夕食後の始末を済ませ、厨房奥から出てきたエミヤが、黄金の姿を見るや否や声をかける。

 

妙に馴れ馴れしいのは気のせいだろうか。

 

そして英雄王は煩わし気にその声に対して一瞥した。

 

 

贋作者(フェイカー)か。フン、貴様に用はない。そこな料理人に興が乗ったのでな。暇つぶしがてら(オレ)直々に足を運んでやっただけのことよ」

 

「あぁ、まぁ、そんなところだろうと思ったよ。どうぞ遠慮なくくつろいでくれたまえ」

 

「……」

 

 

相変わらずの不遜ぶりに閉口するエミヤ同様に、カレームも押し黙ったまま──彼女の場合、畏敬と緊張故のものだが──彼の前から動かない。

 

 

「ふはは!よいよい、そう堅くなるな。この我の威光の価値を正しく理解する者を無闇矢鱈に罰するほど狭量ではない。ましてその宝の真贋を定かにしておらん内はな」

 

 

身の程を弁えているカレームの態度に気をよくしたのか、ギルガメッシュは鷹揚かつ尊大に笑う。

 

 

「──は、ありがとうございます。しかし恐れながら申し上げますと、私は王が宝と言えるようなものは何も……」

 

「たわけ。貴様のような雑種の所有物になぞ興味はないわ。我が求める宝は『貴様がその腕で生み出すもの』のことだ。

──我は人そのものに興味はないが、人の生み出すものには価値を見出す。ましてや武功も上げずに座にまで至った者ともなれば尚更よ。しかし千里眼では味覚情報まで知ることはできぬ故にな。文字通り実物を味わってやろうというわけだ」

 

「……なるほど。委細承知いたしました。では、ご注文の方を伺いましょう」

 

 

普段ニコニコと誰にでも愛想が良いカレームが、表情と姿勢を微動だにせず畏まっている。

 

そんな珍しい光景に、思わずエミヤは彼女に見入っていた。

 

 

「無論、『我を興じさせるもの』だ。──とは言えカルデア(現代)の貧相な貯蓄から捻り出せとは言わん」

 

 

瞬間、不意にギルガメッシュとカレームの頭上の空間が揺らめく。

 

黄金の光が渦巻き、展開し──そして2人の間に横たわる机の上に無造作に大量の質量が吐き出された。

 

ドサドサと落ちていく()()()を目の当たりにして、カレームは目を見開き、息を呑む。

 

肉、野菜、魚……世に存在するあらゆる、しかし生涯で一度(まみ)えることも能わない、完璧な質を保つ材料の数々。

 

人類の知恵の原典、ヒトが生み出せしあらあゆるものを収める王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)から出てきたものという時点で、その真なる価値は推して知るべし。

 

そして食材解析スキルを持つ彼女だからこそ、それは即座に理解できた。

 

 

「神代より培われし、この我が蔵に収めることを認めた食物のほんの一端よ。痩せこけた現代のものと比ぶべくもなく秘めたる神秘は質も量も格が違うであろう?

 貴様には我が財を目に映し、あまつさえそれに手を加える栄誉を与えよう。無論、その不敬は自らの腕で贖うがよい」

 

 

得意げに唇を歪ませるギルガメッシュに対して、しかしカレームは言葉を返さない。

 

瞬きすら惜しいと言わんばかりに目を見開き、その視線は未だ目の前の食材に縫い留められている。

 

 

「ふ、ソレらの価値を十全に理解できたのならば善し。存分に励むがよい。

 ──しかし、王たる我に捧げるとなれば、それは天に捧げる果実と同義。我が財宝を弄んだ挙句、並大抵のものでは侮辱に等しいことは重々承知の上であろう。我が満足できなければ()()()()()()()()()ことを努忘れるなよ」

 

「──ッ!おい待て英雄王!流石にそれは暴利が過ぎるぞ!同じマスターに召喚された以上、サーヴァント同士の殺し合いはご法度だ!」

 

 

思わぬ方向に血なまぐさくなった会話を聞きつけ、捨て置けないとばかりにエミヤが割って入った。

 

しかし、それもなお雑音の1つでしかないとばかりに切り捨てられる。

 

 

「貴様に用はないと言ったはずだ贋作者。おまけに随分と的外れな進言よな。我の財宝(これ以上ない食材)を貸し与えられ、サーヴァントの本分たる戦場にも出ず己が領分に精根を費やしているこの状況でさえ我が満足いく結果を出せぬようであれば、このカルデアには不要である。となればそれは戦闘などではなく一方的な王からの懲罰。雑種の布いたルールに縛られるつもりは毛頭ないが、それ以前の問題よ」

 

「それこそ戦場では自分以外のサーヴァントなぞ眼中にないものを……!戯れでサーヴァントを消し飛ばされてはたまったものではない!」

 

「ほう?ならば貴様が代わりとなるか?丁度目障りな贋作者がいると思っていたところだが──」

 

 

 

「──3日」

 

 

 

2人の口論の間に、鋭く入り込む声。

 

 

「3日、いただけますか」

 

 

声の主──カレームは、端的に、しかし要点のみを淡々と述べる。

 

凛と、瞳に真剣な光を宿すその顔は、それなりに付き合いの長いエミヤをして、初めて見るもので。

 

 

「は、我を待たせると?雑種如きが(のたま)うではないか」

 

「お戯れを。王程の御方ともなれば、真に価値あるものは時間を掛けなければ産むことはできないことは百も承知なのでは?」

 

 

カレームの言に、ギルガメッシュは機嫌よさげに片眉を上げることで返す。

 

 

「王への不敬を贖ってなお余りある品を献上することをお約束いたします。お気に召さなければ私の首でも何でも、どうぞお好きになさってください」

 

「お前まで……っ!」

 

「──ふは、ふははははは!」

 

 

カレームに食って掛かるエミヤに割って入るように、英雄王の高らかな笑いが食堂内に響いた。

 

 

「請いも嘆きもせぬか!好い!それでこそ王に捧げる者たり得るというものよ!

 ──よかろう。その不遜に値する才を我に示してみよ!それまでその口と腕は残しておいてやろう!」

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

 

 

なお高笑いを響かせながらギルガメッシュが食堂から失せた後、カレームは糸の切れた人形のように椅子に力なく腰掛ける。

 

 

「いや~、やっぱりお偉方と話すのは疲れますねえ」

 

「そんな穏やかに言える輩の胆力は常人離れしているのが相場というものだ」

 

 

エミヤが言及する通り、ギルガメッシュを面前にしていた時とは裏腹に、苦笑しつつもその言葉に焦りや緊張は感じられない。

 

 

「……賢王ならばいざ知らず、あの英雄王はやると言ったら()()ぞ。霊基パターンが運よく残されていて、記憶を引き継いで再召喚されるというような奇跡は期待しない方がいい」

 

「それは……困りますね。私だけが把握している下拵えとか、寝かせてる調味料とか結構多いんですよ」

 

「これでも本気で心配しているのだが、ね?」

 

「冗談です」

 

 

業を煮やしたエミヤが語気をやや強めるも、相も変わらずカレームは飄々とした態度。

 

 

「相手が王だろうと、自分の命がかかっていようと、私に出来ることは卓の上に己の全てを注ぐことだけです。生きてた時からそうして腕一本でやってきましたから。それで駄目だったらその時はその時ですよ。

 

 

 ──当然、ただでやられるつもりは毛頭ないですし」

 

 

ふと、エミヤは気付く。

 

ギルガメッシュが席を立ってから──否、ギルガメッシュの宝物庫が現れてから現在に至るまで、カレームの視線が食材から一時も離されていないことに。

 

 

千里眼にすら匹敵しうる食材解析スキルを全開で使用し、神代に生きたモノを深奥まで紐解いている。

 

その頭の中で渦巻いているのは、それらの風味を如何にして引き出すかという、ただその一点にのみ特化した思考。

 

マスターには見せるべくもない──料理人の頂点としての姿。

 

 

「……ふ、成程。これは《シェフの帝王》に差し出がましいことを言ってしまったかな?」

 

「だから、そうやってからかうのやめてくださいよ!」

 

「すまない。……それで、私に手伝えることはあるかね?料理長(シェフ)

 

「……マスターとマシュ、スタッフの皆さん、それとサーヴァントの方々の食事を。英雄王に皿を出すまでの3日間、厨房を任せます」

 

「了解した。任せたまえよ。君がそのままいなくなっても十二分に回せるようにしておこう」

 

「ええ。頼りにしてますよ、副料理長(スーシェフ)

 あ、それと誰かキャスター……結界術に覚えのある方を呼んできてください。狭い範囲に限定できて、魔力を一切通さず、それでいて大掛かりでなく解除が簡単なものが張れる方がいいですね」

 

「む?別に構わんが、それは……」

 

「決まっているでしょう?

 

──()()()()()()()()()()

 

 

 

 

***

 

 

 

決戦の刻は深夜。

 

夕食も終わり、マスターやスタッフの大半が床に就いた丑三つ時。

 

普段は深夜でも構わず活動するサーヴァントがちらほらと見られるが、今日に限ってその姿は1人も見受けられない。

 

痛いほどの清閑に包まれた廊下を、しかし英雄王は一縷の躊躇もなく、その鎧を擦り響かせ闊歩する。

 

目的地に辿り着いた彼は、扉の正面に仁王立ちになる形で立ち止まり、自動的にそれが開くまでの数瞬を待った。

 

 

 

「──お待ちしておりました」

 

 

視界が開けた先には、コック帽(トック・ブランシュ)を脱ぎ、恭しく頭を下げる料理人が1人。

 

 

「既に料理は完成しております。どうぞこちらの席に」

 

「うむ。良きに計らうがよい」

 

 

カレームが椅子を引き、ギルガメッシュを促すその動作音が、食堂内に嫌に響く。

 

副料理長(エミヤ)も、他の客も、誰もいない。

 

2人きりの空間と、その静寂が、否応にも緊張感を跳ね上げさせた。

 

 

「すぐにお持ちいたしますね。少々お待ちください」

 

 

ギルガメッシュが席に着いたことを確認した後、すぐさまカレームは厨房に下がる。

 

その奥に不自然な空間の断絶──結界が存在していること、それに彼女が何か手を加えようとしていることは、英雄王にとっては目を閉じていても容易に察知できること。

 

 

────が。

 

 

「……ぬぅ……!」

 

 

結界が解かれた瞬間に脳髄を揺らしたその香りは想定外で、彼をして唸らせるには十分だった。

 

あまりにも凄まじく、芳醇。

 

嗅覚へ突き刺さる強烈な刺激の情報量は、一瞬脳が全て支配されるような錯覚をもたらした。

 

否、錯覚などではないのだろう。

 

もし、彼がアーチャークラスでなければ(対魔力スキルを持っていなければ)、そのまま魅了状態に陥っていたであろうことは想像に難くない。

 

ここまで徹底した人払いを行った理由を推して知ると同時に、その味への期待度は秒刻みで積もっていく。

 

給仕されるまでのその数秒は、この世における最上級の拷問に等しく苦痛。

 

 

「──ええい、まだか!疾く品をよこせ!我を待たせるでない!」

 

「急かさずとも、今更逃げも隠れもしませんよ。

 

 

 

 ──どうぞ。お待たせいたしました。こちらがご注文の品となります」

 

 

カレームがギルガメッシュの眼前に差し出した品は、小ぶりな白磁のスープボウル。

 

蓋がぴったりと閉じられたソレの全貌は未だ見えず、しかしギルガメッシュからもたらされた食材の数々を思うとあまりにも貧相である。

 

 

「……これは前菜か?それとも食前酒の類か?」

 

「いいえ、()()()()です。王から頂いた財と、頂いた時間。そして私の技術の(すい)を、文字通り()()──その一椀に注ぎ込みました」

 

「──そうか」

 

 

英雄王(暴君)は、しかしカレームの答えに強い反応を示さない。

 

 

「……失礼を承知の上で申し上げますが、正直これを出した時点で私の首が飛ぶことを覚悟していましたよ」

 

「ふははは!貴様が言い淀む、あるいは我が財を選り好みしたと宣うようなことがあればそうしたが──何、今の我は機嫌が良い。審判を下すのはその神髄を見定めてからでも遅くなかろう」

 

「その寛容に感謝いたします。……それでは、どうぞ。ご堪能下さい」

 

 

カレームが、その蓋を開け、秘められた中身を暴く。

 

瞬間、至近距離で放たれた極上の香りが、真正面からギルガメッシュに襲い掛かる。

 

そして開けた視界には、一点の曇りもなく澄み輝く琥珀。

 

先程までとは比べるべくもない強烈な香りと、その美しさに、ギルガメッシュの真紅の瞳が細まる。

 

 

 

「──スープ・ドゥ・コンソメ、財宝(トレゾール)仕立てでございます」

 

 

 

ギルガメッシュは鷹揚な仕草でスプーンを取り、その湖面を滑らせるように掬い取る。

 

顔に近づけて、より強い香りを一通り楽しんだ後、一口。

 

 

 

 

 

 

──余談だが、コンソメスープという料理名の起源をご存知だろうか。

 

「コンソメ」とは「consomme」──フランス語で「完成された」という意味を持つ。

 

美食の代表格ともなったフランス料理の中で、その言葉を冠する意義は、非常に重い。

 

肉や魚、野菜などを煮込み、旨味のみを抽出し、灰汁や脂分の一切を神経質に取り除く。

 

その中の上澄みのみが「consomme」として認められる。

 

このスープには一切の濁りが許されない。

 

数日間鍋の前に張り付いて厳密な作業をこなすことで、ようやく陽の目を見ることができるのだ。

 

もちろん、ただ闇雲に食材を煮詰めれば良いわけではない。

 

様々な食材から滲み出る、異なる種類の旨味の絶妙なバランスをとりながら、その風味から全ての陰りを排除していく。

 

完璧であり緊密なその味を出すには、とてつもない技量と集中力が要される。

 

多彩な技術と華やかさの代名詞とも言えるフランス料理。

 

その中でコンソメスープは、華美が見られないシンプルな様相の反面、技巧の極致を如実に感じ取れる料理なのである──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「────ッッ!!!」

 

 

 

声も出ない。

 

息をして、口内に迸る旨味を外気に出すことを身体が拒否する。

 

あまりにも強い、しかし清廉なる風味が、脳に陶酔と快感を強制する。

 

あらゆる食材の様々なベクトルを持つ旨味。

 

それらを曲げるでもいなすでもなく、ストレートに伝えながらも、ただの一本も漏らすことなくまとめあげたそれは、凄絶な技量をひしひしと感じさせる。

 

反面、喉を通すとそれは一切尾を引くことなく、舌の上から霞のように消え去ったと感じさせる程に爽快な後味。

 

臓腑の奥からやってくる芳醇なる余韻が、手を、スプーンを口へ運ぶだけの奴隷へとなり果てさせる。

 

 

 

神代の食材から、純然たる旨味のみを丁寧に取り出し、一切の雑味を排除して凝縮した。

 

──ヒトを狂わせるには、あまりにも十分。

 

そして、頂に至った者の全てを知るにも、その一口は、充分。

 

 

 

 

「──美事」

 

 

 

 

ギルガメッシュからカレームに下賜されたものは、その一言。

 

万感の思いを込めた──黄金の価値にも劣らぬ、英雄王の一言であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────後日。

 

 

 

「何故脱いではならぬ!!我の玉体を拝謁する名誉を授けてやろうというのだぞ!!」

 

「こないだの格好いい英雄王どこ行ったんですか!!!!」

 

「いや、元来こちらの方がらしいと言えばらしいが──英雄王、流石に食堂でのキャスト・オフは承諾しかねる。これ以上トラウマ患者を増やすわけにはいくまい」

 

「不敬者めが!臣下に寵愛を与えることの何が悪いというのだ!」

 

「待ってください私いつの間に臣下扱いなんです!?スープを宝物庫に収めるだけのはずでしたよね!?」

 

「貴様の腕も込みでの財宝認定よ!つまり貴様は我の所有物!我が愛で利用するも自由ということだ!」

 

「人類最古のジャイアニズム!!!マスター、マスター!ヘルプ!助けてください!!やっぱりこの王様私の手には負えません!!マスタ────ッ!!」

 

 

 

何故か第3再臨の英雄王、困惑しきりのカレーム、両者間の壁として利用されているエミヤのコントが、食堂で繰り広げられていたとか、何とか。

 





会話9(ギルガメッシュ[アーチャー]所属時)

「英雄王、ですか……。いえ、苦手というわけではないんです。ないんですよ?ないんですけれど。……ただ、料理を食べて服を脱ぐという行為をされる方を見るのが初めてでして……」

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