インフィニットストラトス return of calamity (本編終了)   作:アルバロス

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今回終夜は出てきません


第二十八話

「は?」

 

一夏は巻紙が言ったことを理解できていないのか、反応が悪かった。

 

「いいから早く寄越せっていってんだよ。クソガキ」

「えっと、冗談ですか?」

「冗談でてめぇみたいなガキと話すかよ。マジでムカツクぜ」

ニコニコ顔だが、口調が全く違うことについていけてない一夏は放たれた蹴りにも気づいていなかった。その蹴りをまともに食らった一夏はロッカーに叩きつけられた

 

「ゲホッ、ゲホッ!あなたは、一体……」

「あぁ?私か?企業の女になりすました謎の美女だよ。嬉しいか」

 

何に嬉しさを感じれば良いのかわからないが、巻紙?は追い討ちをかけるようにさらに二発蹴りを繰り出した。そこまでされて、ようやく一夏は目の前の女が敵だとわかり、白式を展開した

 

「白式!」

 

緊急展開でISスーツごと展開した一夏をみ、巻紙はようやく笑みを崩した

 

「待ってたぜ、それを使うのをよぉ。やっとこいつの出番だからなぁ!!」

 

スーツを切り裂きながら、鋭利な爪が飛び出し一夏を襲う。禍々しい配色の爪は先端に刃物のようなものを持っていた

 

「くらえ!」

「くそっ!」

 

それを一夏は上に回避し、武装の雪羅を起動させる

 

「ほう。やるじゃねぇか」

「なんなんだよ。あんたは!」

「ああん?知らねーのかよ。悪の組織の一人だっつーの」

「ふざけん」

「ふざけてねえっつの!秘密結社『亡国企業(ファントム・タスク)』が一人、オータム様って言えばわかるかぁ!?」

 

秘密結社のいっておきながら、おもいっきり名前を出してる巻紙もといオータムはPICの細やかな操作で一夏の攻撃を避けながら実弾射撃を行ってくる。

 

「くらえ!」

 

オータムの八門の集中砲火。一夏は左右から迫るそれを上に飛んで回避し、そのまま雪片弐型を握りしめて斬りかかった

 

「甘ぇ!」

 

だが、格上のオータムにそんなことが通用するはずもなく八本の足にがっちりと掴まれてしまい、さらにマシンガンのカウンターが飛んでくる。このままではまずいのだが、一夏は雪片を手放し、マシンガンの弾をかわしながらその銃身を蹴り飛ばし、一旦手放した雪片を再度握った

 

「ハッ!やるじゃねぇかよ。この『アラクネ』を前によぉ」

 

一夏は楯無との訓練で得たマニュアル操作でなんとか戦えていた

 

「ハッ!いつまでもつ……ッ!」

 

オータムは殺気を感じとり一歩後ろへと飛んだ。オータムが離れたとたん、オータムがいた場所にフードで顔を隠した男が素手で攻撃を繰り出した。素手なのに、床を砕く威力だった

 

「何者だてめぇは!」

「語る名はない」

「そうかよ。なら死ね!」

 

オータムは一夏のときと違い明確な殺意をもって攻撃しているが、全て避けるか捌かれるか受け止められオータムにはだんだん焦りと恐怖が出てきていた。

 

「(なんなんだよ。なんなんだよ、コイツは!どうやったらISの攻撃を簡単に……)」

「どうした。この程度か?」

「ッ…舐めるなぁ!」

 

男の言葉に乗せられ大技を出そうとするが、途中で男の目的に気づき男へ攻撃をせずに、天井を壊しその場から離れた

 

「くそっ!なんなんだよ、あんなの聞いてないぞ!」

「それは悪いことをしたな」

「なにッ!?」

 

オータムは更衣室を出たあと、すぐに更衣室に視界を向け男がこないか警戒していたが、既に後ろへ回り込まれていた

 

「フッ」

「ガハッ…っのぉ!」

「勢いに任せた攻撃なぞ俺には届かん。時間も無いことだ、早々に終わらせようか」

 

と男が攻撃しようとしたとき、上空から数本のレーザーが男の元へ飛来。男は避けるがそのレーザーは地面に当たらず曲がって男にヒットした

 

「グッ……まさかレーザーが曲がるとは」

「迎えにきたぞ、オータム」

「私を呼び捨てにするんじゃねぇ!」

「チッ……流石に分が悪いか」

 

男は素手、対するもう一人の襲撃者はレーザー。男は両方とも殺すのは可能だか両方を捕縛するのは無理なのでもう戦意がないのを証明するためか、両手をあげた

 

「ここは俺が引こう。面白いものも見せてもらったしな」

 

その言葉を聞くとオータムを掴んだまま、来た方向に飛来していった

 

「ふぅ……偏光制御射撃を見れるとは」

「動かないで!」

「む……これは」

 

男の回りには楯無、セシリア、ラウラが立っておりセシリアはBITを男の回り浮遊させ動きを牽制、ラウラはAICで男の動きを止めていた

 

「あなたは一体何?敵なの、味方なの」

「答える義理はない。では、失礼しよう」

「ラウラさんのAICがあるのにどうやって」

 

すると、男の足元に魔方陣が浮かび次の瞬間男は消えていた

 

「逃げられちゃったか……お姉さん、残念」

「それより、一夏さんは!?」

「ケホッコホッ……」

「一夏さん!大丈夫ですの!?」

「大丈夫だ、心配かけたな」

「いえ、そんな……」

 

そんな姿を見ながら楯無は……

 

「(うーん……さっきの男は一夏くんを敵対視するような雰囲気ではなかった。かといって味方ではなさそう。こればっかりは調べないとダメかしらね……)」

 

と今後のことを思案していた

 

 

 

 

 

「お疲れさまです、レノア。けれど、油断しました?」

「油断するもなにも、普通レーザーが曲がるとは思わんぞ」

「それはそうですけど……まさか当たると…」

prprpr ピッ

「はい、もしもし」

『錬』

「なんでしょうか」

『幹部へ今週末に緊急で会議をすると伝えておいてくれ』

「了解」

『頼むぞ。それじゃあな』

ピッ

 

「なんだったんだ?」

「今週末に緊急会議と」

「そうか。では帰ろうか。流石に眠たい」

「そうですね……それでは」

 

錬が軽く手を動かすと先程の魔方陣が表れ二人ともその場から姿を消した




ということで、オータム戦でした。
ラウラの扱いで非常に悩む……
……言うことないですし、こんくらいでいいかな?
それでは次回に
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