喫茶店のバイト内容が、人理修復だった件 作:考えるな。感じるんだ!
明日が楽しみです。
ちなみに、私のところにノッブはいますが、おき太さんはいません。
引けることを祈りながら、最新話をどうぞ!
ちなみに、今までの話をちょこちょこ修正しました。
あ、どうもマシュ・キリエライトです。
こういった記録を取る事は、何分初めてですので煩わしい所があったらすみません。
それで、特異点Fでのあの反転したアーサー王との戦闘記録ですね。
あの時、謎の喫茶店の方々の協力を取り付けた我々は、事の元凶である聖杯があると思われる洞窟へと赴きました。その際にセンパイが、未実装のセミ様や武蔵にえっちゃんが生きた状態なんて、というような支離滅裂な独り言をブツブツ言ってましたが。
道中、キャスターで召喚されていたクー・フーリンさんも合流し、私の宝具の覚醒への特訓も施してもらいました。
その後、門番をしていた黒化したアーチャーをクー・フーリンさんに任せ、私達は大聖杯の元へと急ぎました。
そこに居たのは、あらかじめクー・フーリンさんから聞いていた通り、かの有名なアーサー王でした。しかし、史実とは違って女性であった事に加え、喫茶店の方々とのお知り合いだったのは驚きましたが。
戦闘が始まって直ぐに、アーサー王は私に何か気付いたようで宝具を撃ってきました。
すかさず、私は宝具を展開して防ごうとした際、センパイが何故か私の手に重ねようとしましたが、丁度アーサー王の宝具が盾に直撃した衝撃が伝わり、センパイは吹き飛ばされて頭を打ったのか気絶してしまいました。
ええ、薄情かもしれませんが、正直言って助かりました。横で、バスターやらクイックやら訳の分からない指示をされるより、この
そして、アーサー王のエクスカリバーから出たビームを撃ち返したまでは良かったのですが、問題はその後でした。
追い込まれたアーサー王は聖杯を使い、冬木の残ったバーサーカーを転移させて幻想種の頂点たる竜を召喚したのでした。
そこからは、予想通り今度は私達が追い込まれてしまいました。
その時でした。あの喫茶店のマスターさんが、不思議な道具を引っ提げて私達を助けてくれたのは。
「
マスターさんが、只人では在り得ない筈の宝具を発動すると、白衣のナースのような巨大な幻の上半身がとして出現し、稲妻のような歪な短剣を振り下ろしました。
すると、私だけでなく他の皆さんの体が治癒されたようで疲労も幾許か取れたように感じました。
さらに、短剣を振り下ろした場所で境界になっているのか、あの竜のブレスがその場所で留まっていたのでバリアみたいな効果もあったようです。
「安心しろ。俺は、味方だ」
その時、彼は私に背を向けていました。しかし、その言葉は何故か私の胸にストン、と落ちるように響きました。
「小次郎さん!ジークフリートさん!」
『佐々木小次郎!ジークフリート!』
気絶した武蔵さんを他の従業員の方に預けたマスターさんは、手にしていたリングに二枚のカードを通しました。
すると、マスターさんの左右にカードから分解された光の粒子が半透明な人の姿となったのです。
「ドラゴンスレイヤーの力、お借りします!」
『フュージョンアップ!!』
マスターさんが掛け声と共にリングを掲げると、リングが輝き二人がマスターさんと合体したのでした。
すると、リングが聖なる気と邪悪な気を両方感じる大剣に形を変えました。
「是は、邪竜を討つ戦いである!」
『
今度は女性の方の音声が聴こえ、マスターさんの手にした大剣から途轍もない力が溢れ出すのを感じました。
「秘剣・
静かに、抜刀の構えから振り抜いたと同時に、間合いの外、何より一番距離が離れている筈の邪竜の首が落ちました。
そうです。信じられない事ですが、斬撃を飛ばして斬ったように私には視えました。それも一回した振り抜かなかった筈なのに、三つ同時に斬撃が邪竜に襲い掛かったみたいでした。
「ッ!?ヘラクレス!!」
「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!」
呆気に取られていたアーサー王でしたが、すぐさま正気に戻るとヘラクレスと共にマスターさんに斬り掛かりました。
「“山の翁”さん!「式」さん!死を視、告げる力、お借りします!」
『キングハサン!「両儀式」!フュージョンアップ!!』
しかし、マスターさんは慌てる様子も無く、再び別のカードを大剣の形から戻ったリングに通すのでした。
「是は、死を告げる戦いである!」
『
今度はリングが、背筋が凍る程不気味な炎を纏った儚さを優美としたような日本刀へと変わりました。
「
何処からともなく、鐘の音が聴こえたような気がした瞬間、マスターさんはいつの間にかヘラクレスの背後に回ってその首を斬り落としてました。
さらに驚愕すべきことに、本来は十二の命のストックがある筈のヘラクレスをその一回だけで消滅させてしまいました。
「卑王鉄槌……」
「信長さん!総司!」
『織田信長!沖田総司!』
接近すると危険だと判断したのか、アーサー王は再び宝具を使用するため聖剣にエネルギーがチャージされ始めます。
「コンビの力、頼みます!」
『フュージョンアップ!!』
それを受けたマスターさんも別のカードを取り出しました。
「是は、己が信念を貫く戦いである!」
『
「三千世界・無明三段撃ち!」
あの宝具と正面から撃ち合う気かと思いましたが、マスターさんが発動した宝具を見てそうではなかったと悟りました。
アーサー王を取り囲むように、マスターさんを守るように幾重にも火縄銃が宙に展開されて一斉に火を噴きました。
「ふははははは!勝てばよかろうなのだあ!!」
お前は何処の悪役だー!!、と従業員の方々に引っ張られ叩かれながらもマスターさんは、イイ笑顔で引き金を引き続けるのでした。
アーサー王?もっふもっふ、と叫びながら地面に倒れてピクピクしてましたよ。
次回、冬木編完結の予定!