スーパーひだしん越後屋大戦   作:越後屋大輔

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ゆの編はとりあえずの完結をみました、沙英編ヒロ編はうまく繋げるのか、
しんちゃんキャラが違う!
タイトルに「大戦」とありますが今後含めてバトルシーンは一切ありません


第2話ヒロの淡い恋の始まり

 ~ゆの視点~

 「し、死刑?!山本と境野が?」聞き返す私にサルは冷静なまま続きを話す。

 「アンタの同僚じゃねーよ、次元転換装置を盗んだ張本人だ。そいつらは地球とは別の世界にいた奴らでそもそも人間ですらない、所謂妖怪って生き物だ。尤もアンタが望むなら俺がその2人殺してやってもいいが?」サルはどこから出したのか長さ1メートル、私の腕くらいの太さの金属棒を手にしたかと思うとその棒がみるみる肥大化して電柱くらいの大きさになった、サルは軽々と持ち上げているがあんなので殴られたらあいつらホントに死ぬ、私は大慌てで首を横に振る。あのバカ共がうざい時はある、というより年中うざいが流石に死んで欲しいとまでは思わない。幾ら何でも可哀想すぎる、

 「そうか、それならいい。じゃアンタにとっての元の世界に送ってくぜ」

 「ねぇ、一つだけいい?」

 「は?何だ?」

 「私の事、『アンタ』じゃなくて『ゆの』って呼んで」

 「付き合いたての恋人同士かっ!大体これっきり二度と会う事ねぇんだし、呼び方なんてどうでもいいだろ」つっこみを入れつつもサルはちょっぴり恥ずかしそうだった。

 かくして無事に元の世界に戻ってきた私は時計を確認する、ちょうど同じ日の同じ時刻になっていた。

 「ねぇねぇ、過去か未来行けるとしてらどっちがいい?」バカ2人が聞いてきた。ひょっとしてこれ無限ループってやつ?なら答えを変えてみる。

 「どっちもイヤ、現在が一番いい。そんな事聞いてどうするの?」バカ2人は

 「聞いてみただけ~、じゃまた明日」そういって帰っていく、私はホッと一息ついた。

 「ヤッパあんな事そうそう起こるわけないよね」そうだ、あのサルに名前聞こうと思ってて忘れてた。まぁサルでいいか。

 

 ~沙英視点~

 一色先生との対談の為出版社のビルを訪れるとライターさんが待っていた。

 「さあ、橘先生。車に乗って下さい。これから一色先生のご自宅へ参りましょう」対談はここじゃなくて先生のご自宅で行われるそうだ、

 「もうすぐ憧れの一色先生にお会いできるのね」私は益々気分が高揚してきた、そして車は先生のお住まいがある鎌倉に到着した。

 「いらっしゃいませ」私とあまり年齢の変わらなそうな女性に出迎えられる

 「一色先生の奥様、亜紀子さんです、こちらは橘文先生です」ライターさんがお互いを紹介してくれる、先生がご結婚されているのは知っていたので別に嫉妬とかはない、アレ亜紀子さんって

  「『名探偵一色亜紀子』のドラマに登場した亜紀子さんですか?」

 「ええ、主人に私をモデルにしたいと言われて」

 「私、原作シリーズ全部読んでドラマも見ました。まさかモデルご本人が主役だったなんて!お会いできて感激です」亜紀子夫人の手をがっちりとってしまいライターさんに止められる、様子を伺いにきたらしい一色先生が玄関にでてらして呆気にとられた顔で私達を見てる。テンション上がりすぎた、反省。

 亜紀子夫人お手製のランチを食べながら一色先生と対談を進める、写真でお顔を拝見した事はあるが本物の先生はイメージしていた以上の方で亜紀子さんも素敵な奥様だった。対談の内容は本筋を外れいつしか食べ物の話題になる、亜紀子夫人の料理も美味しかったが私にも料理上手な同居人がいると話したら一度食べてみたいという展開になったので、ヒロに電話して人数分の夕食をお願いした。

 

 ~ヒロ視点~

 食材を買い揃えてから時間があったのでお礼をかねて2人にお茶を奢る事にした私は彼らとカフェにいた。私は紅茶、2人はコーヒーを頼んで一息ついた、大柄な男には未だに恐れられてる。私、そこまで怖かったかしら?

 「すいません、こう見えてメンタル弱い子なんです」もう1人の越後屋さんと名乗る人が謝ってきた。彼が飲食店の経営者で荷物持ちの大きい人が助手をしているそう。

 「マスター、これ食べたい」助手さんがメニューを指差す、越後屋さんが店員を呼んで追加注文する。

 「パンケーキをお願いします、別会計で」追加した分は自費で払うつもりらしいわ、律儀な人ね。

 「アラ、そろそろ時間だわ、早く帰って夕飯の仕度しないと沙英を待たせちゃう、あ、女の子よ」ナゼか言い訳してしまう。

 「僕に弁明してどうするんです?」キョトンとした顔でつっこみをいれられた、ごもっとも。

 

 ~宮子視点~

 そろそろ夕方になるのでまだ遊びたがっている子供達を明日また連れてくるからと説得して家に帰る、交差点で中学生と同じ道のりを交わった。どことなく見覚えがある男の子だ。

 「宮子さんっすか?」向こうから声をかけられて思い出した。

 「ひょっとして、しんのすけ殿か」

 「そうっス、野原しんのすけっス!」8年前に私達ひだまりズがお世話になった野原さん一家のご長男だ。

 「そっかしんのすけ君ももう中学生になったか」あれから8年経ったモンね、当時5才だから13才か、しかしまぁ立派になったねぇ。

 「なんか宮子さんから[君]付けってハズいっスね」

 「キミだって私を[宮ちゃん]って呼んでたじゃん」ちょっとからかってみる

 「ガキだったんスよ、ところでお子さんっスか?」我が子達に視線を移して、私に聞いてきた。

 「ウン、龍斗に美花。4才に3才、ホラお兄さんにご挨拶は?」

 「こんちゃわー」

 「しんのシュけろの」しまった、変な事覚えさせた。

 「そ、そういえばご両親はお元気?」慌てて取り繕う、ひろしさん、みさえさんが気になるのも事実だし。

 「親父なら会社やめて万丈さんのそばで働いてますよ、お袋も一緒です」

 

 




「まんがタ○ン」はクレしん、鎌倉ものがたり、山のり、かりあげクンしかわからないのでこれ以上は出ません。
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