スーパーひだしん越後屋大戦   作:越後屋大輔

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ゆの&春日部中学校新聞部(今命名)編完結しました。朱一家編完結は今しばらくお待ちを


第5話サルとの遭遇Ⅱ

 ~ゆの視点~

 私達の前に現れたのはいつぞやのサルだった、会うのは私がパラレルワールドに迷い混んで以来だ。

 「今度は何をしに来たの?」

 「知り合いに頼まれてちょっとな、所謂トップシークレットってやつで詳しい事は言えねーがな」しんのすけ君達はサルと私が普通に会話しているのを見て呆然としている、

 「ところで坊や達はこいつの倒壊した原因を調べてるらしいな」サルは視線を私からしんのすけ君達に移す。

 「何か知ってるの?」私の問いにあっけらかんと答えるサル。

 「知ってるも何もこれぶっ壊して中にいた奴ら殺したの俺だぜ、全員じゃないけどな」瓦礫を軽く蹴りあげて淡々と語る…しばし固まる私。

 「ねぇさっきのお巡りさんまだ遠くへ行ってないよね?」

 「ボク、呼んでくる!」ボーちゃんがお巡りさんを追いかけようとするが

 「止めとけ、俺を訴えたところでサルを裁く法なんぞこの世界にありゃしねえ」

 「まあ、そうだろうね」

 「ハッタリかよ!」

 「ちょっと待って下さい、貴方が犯人だという証拠はあるんですか?」風間君がサルに疑問を投げる。

 「犯人て(^^;)、どちらかと言えば俺は執行官なんだが。まあ証拠ってんなら」そういうと私の自動車を指に引っ掻け次の瞬間両方の掌で挟んで潰してしまった、メキョメキョと音をたてただの鉄塊に変わっていく。

 「ちょっと!何すんのよ?!その自動車まだローン残ってんのに(>。<)!」

 「ゆのさん、そういう問題じゃないッスよ」しんのすけ君に突っ込まれる、8年前と立場が逆転した。

 

 「しんちゃん、マサオ君が気絶してる」ボーちゃんの声に気付いて私も目をやるとマサオ君が泡を噴いて倒れていた、風間君は柱の残骸にもたれてガタガタ震えている。平静を保ってるのは私としんのすけ君だけだ、かつてメガボーグと直接対峙していた経験かもね。そうだ、私の自動車!サルの胸ぐらを掴んで怒りまくる私に

 「ぐ、ぐるじ~、待て待て。今、元に戻すから」えっ?そんな事できるの?

 「でなきゃ最初からやんねーよ、誰が水のペットボトル持ってないか?」サルが霧吹きの如く鉄塊に口から水をふきつけると自動車が一瞬で元通りになった。安堵する私に対し怯えまくる4人。

 

 そしてサルはこっちでの本来の仕事をするといって私達の元から去っていく。後でしんのすけ君達の記憶も消すそうだ、それなら何で私だけ覚えているのかしら?

 

 ~しんのすけ、風間君、マサオ君、ボーちゃんの秘密のチャット~

 

風:研究所倒壊事件の謎は解けた、しかしその結果はとても世間に発表できるモンじゃない。だって『犯人は孫悟空でした』なんて誰が信じる?

し:まあ無理だろうな。頑固に言い張りゃよくて中二病扱い、下手すりゃ医者送りになる。

マ:サル怖い、サル怖い、サル怖い。

ボ:マサオ君、心にトラウマ抱えてる。

風:僕のジャーナリストの夢への第一歩がとんだオカルトで終わるなんて…これからどうしたらいいんだ?

し:別に機会ならいくらでもあるさ。

風:そうだな、それより…アレ?僕ら何の話をしてたんだっけ?

マ:何言ってるの、風間君。昨日の…何だっけ?

ボ:思い出せない

し:記憶が…ア!

風:何か思い出したか?

し:あの日のゆのさん、ミニスカでピンクのパンツがチラッと見えた(^Q^)

風:オイ‼‼

マ:オイ‼‼

ボ:オイ‼‼ 

 

 ~白夜視点~

 私の勤める刑場にエドウィンから新しい奴隷が送られてきた、書類によると相当な重罪人らしい。罪状は恐喝→1度は刑期明けで釈放→殺人未遂→脱獄→人身売買→3回目の逮捕となりこちらへ移される事になった。鉱山で労働を命じられても獄卒に抵抗し続けているというので私が説得(という名の拳)するように獄卒長から指示された。

 暴れる奴隷を一発ぶん殴る、拳が指す方向へ3メートルばかり吹っ飛ぶ。しかしこの男、どっかで見た気がするのよね、更に痛い目に合わそうと摘まみ上げると私に手を合わせお経を唱え出した。

 「アンタ、日本人?!」部下や他の奴隷に気付かれないよう刑場の端にこいつを連れていって聴取する。

 「は、はい。ヤミ金業の悪井と言います、お嬢さんは確か交通事故で亡くなったはず。忘れていません、私あの自動車の助手席に乗っていました。イヤご無事でしたか」無事だった訳ないでしょ?見事に死んだわよ!ふと悪井の言葉が気になり私は1度頭を冷やす。

 「えっ?て事は私を轢き殺した犯人を知ってるの?」ならこの場で全部吐かせてやろう、どこの誰か分かれば後でルカに頼んで見つけさせてあっちで警察に放り込んでもらえばいい。ところでなんでこいつこの世界にいるのかしら?その辺も聞いてみた。

 「越後屋の主から借金の名目で金を脅し取るつもりがエドウィンの街とやらから出られなく…」そう(#゚皿゚)、こいつが大ちゃんを困らせていた借金取りの1人ねぇ、ボキボキ!指を鳴らす。次の瞬間こいつの断末魔に近い叫びを聞いた部下達に取り押さえられる。

 「課長、やり過ぎです」

 「オイ、誰か医者を呼んでこい!」歯を全て折られて鼻から大量の血を流し、

 「死神だ~!殺さないで~」うなされている奴隷が地面に転がっていた。

 

 




校長先生、吉野屋も出したい。けどネタがない…
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