魔導騎士になりたくて 作:クー
ヴィルヘイム=E=ラッカイネン
属性 風 魔装 神殺し(ギルガメシュ)、棍型 魔導ランク F
年齢18、身長147→180 体重45→78
レイス=アステルマン
属性 水 魔装 蒼流の破弓(メイルシュトロム)、弓型 魔導ランクB+
年齢17 身長142→160 体重40→50
エド=ヴォーロック
属性 雷 魔装 雷光爪(スパーキリア) 短双剣型 魔導ランクC(魔装学科) 年齢17 身長153→172 体重51→64
ターニャ=アインシュベルン
属性 聖 魔装 聖なる揺篭(セント・セーフティ) 指輪型 魔導ランクB 年齢15 身長135→150 体重34→43
ドロシア=ディートリヒ=アインシュベルン
属性 闇 魔装 深淵の宣告魔(ラグナ=カタルシス) 杖型 ランク 元S、元王国魔導精鋭部隊隊長 年齢? 身長168 体重?
ここからは2部登場キャラです
ジル・スピリアー
属性 雷 魔装 雷光一閃(ライトニングクイッカー) 槍型 ランク AAA 元王国魔導騎士部隊 年齢? 身長154 体重?
ヴィルヘイム達の担任、現役時よりは性格は丸くなったものの怒った時は手がつけられない。生徒達にアドバイスをしたり人気は高い。ヴィルヘイムには昔の事件でのことで気遣う。
ツバキ・シジョウ(四条椿姫)
属性 炎 魔装 朱椿(あかつばき) 双剣型(ショーテル型) ランク B 年齢17 身長158 体重 52
明るくて前向きな性格、嫌われ者のヴィルヘイムに対しても敵意なく接したりシルルの面倒を見るなど姉貴分的な存在。運動神経に関してはよいが座学は平均くらい。
シルルティア=スノウレット
属性 氷 魔装 銀氷姫(グラシア=プリズン)狙撃銃型 ランク C+ 年齢17 身長150 体重42
人見知りな性格、高等部1学年から同クラスのツバキとは仲がいい。座学は優秀だがコミュニケーションがとれず今までのチーム戦ではいい成績がとれなかった。
数日すれば気づけば学校は慣れていた。話しかけてくれる人が一人でもいるだけで充分だ。座学も全範囲終わらせていたし、訓練は今までのものよりとても楽なので退屈なのだ。そんな中で唯一の楽しみがツバキはシルルとの放課後訓練だ。
「明日から班構成始まるし、最後に思いっきり模擬戦するぞ。」
「もしかしたら同じ班かもしれないな。」
「アンタこの学園に何人生徒いると思ってんのさ、なれたら運命ってやつだよ。」
「じゃ、俺らで同じ班なれたらそれも運命ってやつか?」
「バ、バカ!何考えてんのさアンタ。」
ツバキが顔を赤くして魔装を振り回す、年頃の女子ってやつか。
「ほら、時間も無いしさっさとやるぞ。」
こうして模擬戦を始める、ツバキは運動神経がよくパワーやスピードは申し分無い。もし敵としてやり合うなら厄介な相手になるだろう。
「さてと...そろそろ決めちゃいますか!」
そう言って彼女は第六次魔術を使用する、俺は魔装の分のハンデがあるので当然パワー負けする。といっても彼女のパワーは半端なものでは無いので当然か。
「お、おい...大丈夫か?悪い、ちっと熱くなっちゃった。」
「いや、このくらい平気だ。それにしても凄いな、六次魔術とはいえこのパワー...敵になったら厄介になりそうだ。」
「アンタこそ、あんなテクニックあるなんて。敵になったらちっとヤバいかも。」
そう、明日には班構成があるためこうやって訓練できるのも長い間お預けになるだろう。
家に帰り夕食を食べ、風呂に入ると少し不安だった。上手くやっていけるか、失敗しないか。でも、俺は強くなるためにこの数年やってきた、そして戻ってきた。だから今度こそ上手くやる...今度こそ?何を今度こそ上手くやるんだ。わからない、思い出せない。そう思っているうちに寝床についた。
そして班構成当日、家を出る際ある男子生徒が前にいた。
「あっ、いたいたヴィル。」
その男はどうやら俺をヴィルと呼ぶらしい。
「それで、俺に何か?」
「そうそう、ヴィル用の魔装を調整しておいたんだ。ドロシア学園長の頼みでね。」
「ドロシアさんが...?それで、アンタは。」
「酷いなぁ...といっても。僕達の事は忘れてるみたいだね。レイスから聞いた。それだけショックが大きかったのか...。」
「ショック?」
「いいや、なんでもない。それよりこれ、ドロシアさんから頼まれたものだよ。」
男から渡された魔装を受け取ると、俺はターニャと登校する。
まず、クラスに入ると先生から紙を渡される。その紙に書いてある番号が班の番号という訳だ。
「なあ、ヴィルヘイム。何班だった?」
言われて確認する。
「第199班だ。」
「あっちゃー...じゃあ、敵同士だねー。私は121班。あれ?199ってことは...」
「私も、同じ...。」
シルルと同じか、彼女は見る限り、魔力制御や狙撃の正確さはダントツだ。頼りになりそうだ。
「よろしくな、シルル。」
「ん...。」
彼女はそう言うとこくりと頷く。なんていうか守ってあげたくなる感じだな、でも俺にそれができるのか...?班員を守れるのか?
その後、班の番号が書かれた部屋へ二人で向かう。そして扉を開けるとそこには三人既に居た。
「アンタ...!」
「は、初めまして...い、一年のオルクスです!ど、どうかよろしくおねがいします!」
「私は第二学年、フィリア=リ=エルディシア。よろしく頼む。」
一人は赤髪の強気な一年...だろうか。それにしても先輩にこの態度とは。もう一人も一年、弱気な感じの眼鏡をかけた少年だ。残るは第二学年のいかにも貴族の女子生徒だ。
「アンタ...アンタがヴィルヘイム...?」
「ああ、そうだが。にしても呼び捨てとその言葉遣いはやめとけ初対面で、これでも一応お前らの先輩だ。」
「黙れ!この人殺し!私の...私のお兄ちゃんを殺したくせに!」
「...よく言われる、だが俺はその時のことを覚えていない。前にここに一度いたことさえほとんど。」
「...ッ、アンタ!それだけあのことはどうでもよかったってっ!」
「やめろ!エリカ!あまり他人の傷口をえぐるものではないぞ。彼だって彼なりに傷ついているはずだ。」
「だ、だからって忘れるなんて流石にそれは...」
「そうよ!アンタなんか認めない。」
「ああ...認められなくてもいい。だが俺が班長だってことは忘れるな。」
「はぁ...?アンタが班長?ふざけんじゃないわよ!私は絶対認めない。」
「なら、お前らが証明しろ。俺が班長に相応しくないってな、実力で証明しろ。」
「ええ、やってやるわよ!」
「ぼ、僕だって...!」
「ったく...なら私は中立側で。」
「いいや、フィリアも向こう側についてくれ。実力を把握しておきたい。」
「なっ...私は一対一でやりたいのだ。」
「いいや、それじゃあ時間がもったいない。一度にかかってこい。シルルはこいつらで何か気づいたことがあったら終わった後に俺に伝えてくれ。」
「...わかった。」
こうしてその放課後の班の訓練で一対三をすることになった。
「じゃあ、始めようか...魔装展開。」