えっちゃん様の降臨を祈り奉る――。

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 えっちゃん様のご降臨を願って。
 え、本編の更新? アッハイ、近いうちに必ず……(土下座


えっちゃん降臨祈願小説

 ――その出逢いを、今も覚えている。

 

 

 『私』という意識が初めて認識できたのは、眩い極光。強烈な光の奔流は私の思考を不意打ちも同然に蹂躙した。

 

 何だ、いったい何が起きている――その問い掛けを思い浮かべたその瞬間、膨大な情報群が第二の蹂躙の波となって私を襲った。

 

 聖杯戦争、英霊、サーヴァント、マスター、殺し合い、魔術、魔術師――痛い痛いいたいいたいいたいイタイイタイイタイイタイイタイッッッ!!!

 流れ込む情報達に脳がパンクするような激痛が走って

 

 ――痛みが治まった時、視界を埋め尽くしていた光は消えていた。

 代わりに、朦朧とする私の自我が認識したのは――――

 

 

 

『――お前……』

 

 

 

 ――貴方だった。

 

 普段は気怠さで繕われているであろう、でもその時ばかりは驚きに唖然となっていた表情。整髪からは程遠く無造作に伸ばされた灰銀色の髪。

 

 貴方という存在を(まさ)しく認識するのと同時に、新たな情報が思考に流れ込み、しかしそれよりもいち早く、私の直感は告げた。

 自分でも理解できていないその言葉を、しかし、本能的に唇は紡いでいた。

 

 

 

『――貴方、が……』

 

 

 

 あぁ、この人なのだ。

 どこの誰で、どういう人間かなんてまるで分からないけれど――一つだけ、確信できていた。

 

 

 

『……貴方が、私のマスターなのですね』

 

 

 

 ――この出逢いは、運命(Fate)なのだと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とかなんかお前それっぽい独白入れてるけど、これほんの数日前の話だからな」

「流石はマイマスター、私というか作者が必死に描いたそれっぽい導入部を平然と台無しにする。そこに痺れない憧れないあとお腹が空いたので和菓子プリーズです」

「激辛ハバネロチョコでも喰ってろ」

 

 

 

 

 

祈願奉納短編

「書いたら出るって言うけどこれやっぱり確率めちゃ低くねこれ絶対無理じゃねとか言いつつも書いちゃうのは人間の性と自分に言い訳して課金する俺の馬鹿」

 

 

 

 

 

 銀河共和国の首都惑星コルサント。その中枢都市部に聳え立つジェダイ騎士団が聖堂(テンプル)では、今日も今日とて多くのジェダイ関係者が活動している。

 騎士団全体を統括し指導する僅か10人前後のジェダイマスター。その指揮と教導の下に動くジェダイナイト。騎士活動以外の業務に従事する者達。幼いチビッ子から青春真っ盛りな年頃の青少年まで幅広く存在する、鍛錬に勤しむパダ=ワン達。

 

 銀河のあちこちでは不穏な影がちらつくご時勢だが、とりあえずジェダイ聖堂は今日も今日とて平穏である。

 

 

「~♪」

 

 

 ……ある存在の周りを除けば、だが。

 

 

「おい、あれ……何だ、アレ……?」

「え、なにアレ。何か黒いんだけど……」

 

 

 鷹揚に聖堂の通路を歩く『彼女』の姿を認めた者達は、等しく唖然となった。

 

 フォースという超常的かつ普遍的な力を用いるジェダイは常に心と精神を律し、善性たることを説く。ともすればそれを援ける意味合いから聖堂にはそうした善性と反した要素、物事の暗黒面を想起させる色合いや意匠は廃されている。

 

 そんな場に、しかし『彼女』は一人、周囲とは隔絶した『黒』を身に纏っていた。

 

 

「おっ大福おっ大福ー。草餅葛餅わらびもちー♪ みたらし餡子にきな粉に月見、おはぎに羊羹お饅頭~♪」

 

 

(……なんか訳の分からないこと歌いながら我が物顔で歩いてるぞ)

(というか声は微妙に楽しげなのに顔が無表情なのが怖いんですけど)

 

 

 まだ年頃と思しい『彼女』は相応の背丈で、身に纏うフード付の漆黒のコートはその小柄な身体を問題なく覆っている。

 ……もっとも正面部分は開けっ広げにされており、甘く見積もってもワンピース型の水着に鎧の胸当部分を付けただけという中々に際どい格好はほとんど隠されていないのだが。

 おかげでそれを目の当たりにした純朴なジェダイの若者達は顔を真っ赤にして顔を背けるのに忙しい有様となっている。

 

 

「あの娘は一体……」

「それにあの黒い服……まさか復活したって噂のシs――」

 

「ああ、なんかあの子マスター・クロームレインが連れてきたらしいよ」

「「なぁーんだ。ならいつものことだな」」

 

 

 その一言で通路中に広まっていたざわつきは一瞬で収まり、誰しもが止めていた足や作業を再開する。

 

 ――あのアッシュ(キチガイ)が関わっているなら何でも有りだ。

 

 それがジェダイ全体の共通認識と化しつつあるという、なんともアレな光景であった。

 

 

 

 

「ZZZ……」

 

 

 時同じくして、話題に持ち上がったその男――ジェダイマスターの一角に、どういう訳か名前が連なってしまっているアシュヴェル・クロームレインことアッシュは、聖堂に割り当てられた自室にて惰眠を貪っていた。

 

 誤解無きように前述するが、これがジェダイマスターの普遍的生活習慣であるなどということは断じてない。他のマスタークラスの面々は常に遅寝早起き上等、状況によっては連日徹夜も辞さないワーカーホリック達である。

 早寝遅起きが当たり前なマスタージェダイなど、ジェダイ史上でもこの男くらいなものだろう。

 

 ――しかしその安眠は唐突な終わりを迎えることとなった。

 

 ピピッという電子音と共に、出入り口の自動ドアに備わっているモニターがONになる。

 そこに映ったのは、黒いフードで顔半分を覆っている小柄な少女。

 

 

『マスター。マスター・アッシュ、私です。もう朝ですよー、起きてくださーい』

 

 

 起伏に乏しい淡々とした声は、部屋の主であるアッシュを名指しで呼びかける。

 

 

『マスター。マスター・ウィンドゥという人がとっとと起きて来いとお怒りです。激おこぷんぷん丸です。このままだと私にまで累が及んでしまいます。なので早く起きてください。おーい』

「るっせえなぁ……今日は休みだよ母ちゃん……ZZZ……」

『なるほど、実に定番な寝言ですね。ではこちらも様式に則って応対させていただきましょう』

 

 

 相手に起きる気配が無いと見たらしく、訪問者の少女は次なる行動へとシフトした。

 

 

『ではマスター。私が歌を歌いますので、歌い終わるまでに起きてください』

 

 

 そう告げると軽く息を吸い込み、そして歌唱。

 

 

『幸せなら手を叩こう』

 

 

 ――チュドーーーーン!!!!

 

 ドア が ばくはつした !

 

 

「ドァッフゥ!?」

 

 

 歌、というとりもはやリズムに乗せた一言が紡がれるのと同時に、アッシュの部屋のドアが大爆発、更に爆風が室内を蹂躙する。

 眠りこけていたアッシュには流石に不意打ちだったらしく、爆風によりベッド諸共吹き飛ばされてしまっていた。

 

 もわもわと充満する煙。それを掻き分けて、何者かが室内へと足を踏み入れた。

 一歩、二歩と足音が半壊状態の部屋に響き渡り、ついにそれは部屋の隅っこへと吹き飛ばされたアッシュの下まで辿り着く。

 

 

「どうでしょう、中々クリティカルな一撃だったと自分でも感心しているのですが。

 というわけでお礼は最高級の手作り和菓子でお願いしますマスター」

「おう、とりあえずお前メシ抜きな」

「そんな馬鹿な!?」

「何が馬鹿なだ馬鹿はお前だ」

 

 

 得意満面で言ってのける少女は、しかしにべもないアッシュの宣告に愕然となる。

 対して、何やかんやで目を覚ましたらしいアッシュはその場から起き上がり、メチャクチャになった部屋のことは大して気にした様子も無く軽い足取りで洗面室の方へと向かっていった。

 そしてその後ろを少女が追従する。

 

 

「マスター、マスター。朝の挨拶がまだですよ」

「……ああ……おはようさん、オルタリア・イクス」

「はい、おはようございます。マイマスター、アシュヴェル・クロームレイン」

 

 

 適当に返されたアッシュの挨拶に少女、オルタは静かに微笑を浮かべた。

 

 

 

 こうして、今日も騒々しいアッシュとその周りの一日が始まる――完。

 

 

 

 ……嘘です続きます。

 

 

「――というわけで早く和菓子を」

「あのドア直せたらな」

「そんな馬鹿な!!」

「馬鹿なのお前」

 

 

 

 

 

                  †   †   †

 

 

 

 

「ふぁ~あ~……あー、寝足りねえ……くそ、あのハゲ(ウィンドゥ)ジジイ(ヨーダ)、人に面倒事押し付けやがって。会議室爆破したろか」

「流石マスター、開口一番が往来でのテロ発言とは。今日も絶好調にキチガイのようですね」

 

 

 コルサントの人混み溢れ返る街中を歩くアッシュの発言に、オルタは空かさずツッコミを入れる。しかしそんなオルタのツッコミにツッコミ返すのも面倒なのか、ジト目で一度振り返るだけで、そのまま歩き続けていく。

 

 そんな己が主の背中を眺めつつ、オルタも道を追従する。

 

 

 オルタリア・イクス――仮初にその名を与えられ、オルタの愛称で通っている彼女は『この世界』の存在ではない。

 いや、厳密には『ない筈』という言葉になる。何故なら、彼女には自己に関する記憶が無いのだから。

 一番最初の記憶は、何処とも知れない古びた部屋で目先を進んでいるアッシュと邂逅した瞬間。それも次には意識を失い、目を覚ませば航宙船の一室だった。

 朦朧とした意識が回復すると、『自分は誰か』という記憶の変わりに『自分は何か』という、脳裏に刻まれた知識が浮かんだ。

 

 サーヴァント――『ここ』とは異なる世界のとある星、そこに息づく『魔術師』と呼ばれる者達によって組み立てられた『聖杯戦争』という儀式の為に具現した英霊。己はその内の一騎であり、『バーサーカー』というクラスで現界した、超常の存在。

 万能の願望器『聖杯』を求め、敵対する他六騎のサーヴァントを狩り尽くす闘争の従僕。

 

 そして、灰色の髪を靡かせながら眼前を先行く男こそがその己を召喚し使役するマスター――のはずなのだが。

 

 

『え、いや違いますけど』

『えっ』

 

 

 尋ねてみれば真顔でそう返されて、こっちが愕然となってしまった。

 その後、彼がマスターの証である三画の絶対命令権『令呪』を手の甲に刻んでいたので、やはり彼がマスターであることに安堵したが。

 なおそれに気づいた彼の第一声は「うわ、ナニコレ! 俺は中二病になった覚えはねえぞ!?」である。

 

 

「マスター、マスター。これからどうするんですか? あのヨーダというミニマムエイリアンお爺さんや激おこぷんぷん丸なマスター・ウィンドゥには聖杯戦争について調べてこいと言われましたけど」

「調べるも何も調べようがねーだろ。つまりは自由行動。好き勝手適当に歩き回って遊んで帰ってやっぱ何も分かりませんでいたーって言って寝りゃいいんだよ」

「なるほど。端的に言ってロクデナシのクズですねマスターは」

「そーだな。だから俺がお前をメシ抜きにするのも当然な成り行きだな」

「その理屈はオカシイ!!!」

 

 

 そんなアレな会話を交わしつつ、人混みを突っ切る彼の後ろをついていく。

 

 

 与えられた知識は、己に聖杯戦争の何たるかは教えてくれた。

 しかし己が何者で何故記憶を失っているのか、何故異なる世界であるここに自分は召喚されたのか、その答えは全く分からない。

 

 故に、『バーサーカーのサーヴァント』という名称以外は、己の出自を示す名『真名』すらも思い出せない彼女は途方に暮れ――

 

 

『あん? 何も思い出せない? 名前も分からない? ったく、面倒な奴だな……しゃあねえ、じゃあとりあえずは適当につけるぞ』

 

 

 そう言って、今名乗っている仮初の名を与えてくれた。

 オルタリア・イクス。それが己の名前。愛称はオルタ。少なくとも名づけ人である彼はそう略して呼んでいる。

 曰く、気絶した己が寝言で「Xオルタ」とか「アルトリアぶっ殺」とかそんなことを呟いていたのでそこからもじったらしい。生憎とまったく記憶にはないが。

 

 

「ったく、アナキンやオビの奴がいたら押し付けられたってのによー」

「うわ、最低です。さり気無く私を面倒な存在として他人に押し付ける気満々ですこのマスター」

「オメー逆の立場になってみな? レッツイマジネーション。ほら、できた?」

「なるほど、即行で押し付けて逃げたいですね」

「だろ?」

 

 

 イエーイ、とハイタッチして盛り上がるが、すぐに虚しくなった二人は黙って移動を再開した。

 

 

「でも本当にどうするんですか? 私が召喚されたというその惑星の遺跡、もう無いんですよね?」

「そだぞー。いやーあれはやばかったわー。俺の人生でベスト10に入るわ。ちなみにベスト1からベスト9は全部師匠のシゴキです」

「どんな修行時代送ってたんですかマスターは。

 まあそれはさておき、困りましたね。私も聖杯からの知識はありますが逆を言えばそれだけですし、しかも星を自由に往来しているような世界ですから該当範囲が半端じゃないです。惑星単位で調査とかマジ勘弁です」

「そーよ。だから適当に調べましたでも分かりませんでしたハイお終いって言っとけばいいんだよ。あとはジジイ共が上手くやるだろ。

 という訳で俺は今から一杯やってきます」

 

 

 さも当たり前のようにロクデナシ発言をする己が(キチガイ)に、

 

 グワシッ。

 

 

「ぐぇっ」

「マスター、マスター。大事なことを言い忘れてました。私、よくは分かりませんが糖分というか和菓子がエネルギー源みたいな感じで、不足すると機嫌が一気に急降下します」

「何その都合よく思い出したみたいな設定」

「なのでぶっちゃけずっとお預け食らってていい加減ぶちギレそうです。マスターじゃなかったら背中からズブリです。もしくはグサリ、クビチョンパでも可」

 

 

 ブゥン、という音を発する真紅の光剣をアッシュの顔の近くに突きつけられる。下手人は目から光の消え失せたオルタその人であり、極めて淡々とした口調の言葉には言い知れない迫力が篭っている。

 

 ちなみにここは大都市の往来である。そんなところで黒装束の少女が大の男に武器を突きつけていれば大騒動なのは言うまでも無い。

 

 案の定その光景を目の当たりにした往来の市民はパニックを引き起こし、

 

 

「キャアアアアアア! なんか黒い女の子が赤いライトセイバーチックな武器を突きつけているわ! 事案よ事案!」

「ナンダッテー! スグニ止メルンダッ!」

「あれ、あれってジェダイのマスター・クロームレインじゃね?」

「あ、本当だアッシュだ。なーんだ、じゃあいつものことだ」

「ったく驚かせやがって。おいみんな、近づいたら巻き込まれるぞ、離れて通れよー」

 

 

 しかしすぐにパニックは沈静化。誰しもが「何だアッシュか」と口にしながら、平然と通り過ぎて行った。

 

 

「えー……いや、やらかした私が言うのもなんですけど、えー」

「この街の連中は大体こんなもんよ」

「貴方どんな行動しているんですかマスター……」

 

 

 流石にこの展開は想定外で、バーサーカー(キチガイ)たるオルタも呆然となってしまう。

 その合間にアッシュはオルタの手から離れ、止めていた足を再び歩き出していた。

 それに気づいてオルタはそれを止めようとし、

 

 

「何してんだ、行くぞ」

「――え?」

 

 

 振り返りそう告げる主に不意を衝かれ、キョトンとなって立ち止まった。

 そんなオルタに、彼女の主である男はニッと笑みを浮かべる。

 

 

「腹減ったんだろ。俺も空き腹に酒はキツいからな、先ずは腹ごしらえだ。

 俺の行きつけの店だ、とりあえずはそれで我慢しろ。な?」

「……………………背に腹は代えられませんね。しかしなるべく甘いものを所望します」

「あいよ。ほら行くぞ」

 

 

 そう言うとアッシュは人混みを掻き分けて進んでいく。

 その背中をしばらく見つめてから、オルタも止めていた足を再び前へと進めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――自分が誰なのか。何の為にここにいるのか。それはまだ思い出せない。

 ――けれど、一つだけ確信していることはある。

 

 ――貴方との出逢いは、きっと必然だったのだと。

 

 ――何の根拠も無い、狂った英霊の直感だけれど。

 ――あの時のあの瞬間、『私』という存在が貴方という存在に感じたそれは、間違いなんかじゃない。

 

 ――だから、マスター。

 ――貴方に勝利を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーいオカミー、こいつ糖分が足りないんだってよ。悪いけど有りっ丈の砂糖くれ。アレ、コーヒーに入れるシュガーでいいから」

黒竜双克勝利剣(クロス・カリバァァァァァァァァ)ーーーーーーーー!!!!」

 

 

 

 

 ――きっと、おそらく、メイビィ。(目逸らし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なおその頃。

 

 

 

 

「おぉぉぉぉぉ!! まっこと壮観よな! 至るところ機械仕掛けの街並みに空を行き交う無数の鉄の船! これが純然たる人間の技術だけで成り立っているというのか! うぅむ、此度の遠征は殊更に腕が鳴るわい!!

 おう坊主! とりあえずはだ、あのスターデストロイヤーとかいう奴を一隻かっぱらってだな」

「何を言っていやがりますかこの馬鹿はぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!!!!」

 

 

 どこかのパダ=ワンは破天荒でキチガイな師匠に加えて追加された問題児(ライダー)に絶叫を轟かせ。

 

 

 

 

 

 

「うぅ……胃が……胃が痛い……絶対アイツだ……あのキチガイ、今度は何やらかしてるんだ。マスター・ウィンドゥが直接戻って来いって連絡してきたし……嫌だ……戻りたくない……」

「落ち着きたまえマスター。君は宇宙の秩序を守る騎士なのだろう? 生憎と私はそのキチガイの事は知らんが、その為に己に課した役目を放棄すべきではないだろう。君はそんな無責任な人間ではないという程度には君を見込んでいる。

 ほら、コルサントという星にはもう少し掛かるのだろう。その間寝ているといい。起きた頃には意とストレスと育毛に効く食事を仕上げておくから」

「あぁ、すまないねアーチャー。よろしく頼むよ…………うん? 育毛」

「あー、そのだな……今朝ベッドメイキングをしていたら……君の毛髪が大量に落ちていてね……あぁ、そこまで深刻になることはない。君くらいの年齢ならまだいくらでも挽回でき」

「――――きゅう」

「あ」

 

 

 どこかの苦労人ジェダイはオカンな弓兵に支えられながら胃(と毛髪)を傷め。

 

 

 

 

 

 

 

「まだ! まだだ! この程度では奴には勝てん!!

 さあ(マスター)よ! もっと私を鍛えてくれ! 奴を超える為に!!!」

「いや、(サーヴァント)(マスター)はお前なのだが……フム、まあよい。何故この身が一介の英霊として、それも異なる宇宙に召喚されたのかは謎だが、おかげで久々に鍛え甲斐のある弟子と会えたのだからな。

 そら、構えろ。此度の儂は槍使い(ランサー)だが、何、問題は無い。全力で来るがいい!」

「応!!!!」

 

「兄者、輝いているな……!」

 

 

 どこかの元シスは不死の女神である最強の女戦士に教えを受け、充実した日々を送り。

 

 

 

 

 

 

≪フン、聖杯か。事実なら使えそうではあるな≫

「万能の願望器を『使える』とはな。それ程己に自身があるのか将軍」

≪当然だ。そも、戦争とは己の手と策で成し勝利を掴むからこそ意味があるのだ。ジェダイをこの手で殺すのと同じようにな。

 ――が、万に一つ共和国の手に渡ってもつまらん。ならば手に入れるか潰すまで。

 ゆくぞ、セイバー。異なる世界の騎士達を束ねたという貴様の力、この世界の騎士(ジェダイ)どもに示してみせろ≫

「言われるまでも無い。ここがどのような世界であれ、この黒き聖剣の錆にしてやろう」

 

 

 そこかの戦争狂な機械仕掛けの将軍は、黒く染まった異界の騎士王と共に来る闘争に備え。

 

 

 

 

 

「いやあ面白くなってきましたな伯爵殿。異なる世界、それも星々の大海原を舞台とする前代未聞の聖杯戦争! いやはや吾輩もスペースオペラなどというジャンルは流石に未経験でして、今更になって初心の頃の感覚を味わっております!」

「はっはっはっ、それはよかった。私も君という友人(同類)とこうして巡り合えたのは無二の幸運だと思っているよ。

 さて、そこでだキャスター、我が友よ。一つ、より事を面白くする考えがあるだがね――――」

「――――素晴らしい! “Your soul is carried to the most(運命とは、最もふさわしい場所へと、) suitable place with destiny(貴方の魂を運ぶのだ)!”

 私は貴方という後援者(マスター)と出会えた事を心から感謝しておりますぞ伯爵!」

 

 

 どこかの悪の隠れ家っぽいところでは愉悦第一主義な伯爵とその友人が悪巧みに華を咲かせ。

 

 

 

 そして――――

 

 

 

 

「…………(汗」

『…………』

「……………………ビクビク」

『……………………』

「…………………………………………ガクブル」

『…………………………………………』

 

「……あ、あのぅ」

『首を出せぃ』

「アイエエエーーーーッ!?」

 

 

 どこかの暗黒卿に晩鐘が鳴り響いたとか響かなかったとか。

 

 

 

 続かない。

 




「マスター、マスター。続かないとはどういうことですか。あと渡し結局和菓子食べれてないのですが」
「続くわけねーだろこんなモン(駄作)。まああれだ、X[オルタ](お前)が本当に出たらIFの番外ということで出るかもな」
「なるほど。作者がワタシを召喚できることを祈るとします(棒」
「信じてやれよそこは(棒」
「ところでマスター」
「あん?」
「作者は本当に私を当てられると思いますか? あと地味に獅子王も狙っているようですが」
「地味に欲深いな。まああれだ、ただ答えるのもあれだからこうしよう――――

 作者! お前は『―――――――』と言う!」

1.ガチャも捨てたモンじゃないな(ほっこり顔
2.ガチャは悪い文明(血涙


「さあどれでしょう?」





 …………ゆくぞ、運営。諭吉の貯蔵は十分だ(震え

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