ORINUSHI〜改訂版〜   作:ディア

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今回はクロス有りです!あのDQの裏ボスが出ます!


第十九話 幕間1

玄間は光影の三ヶ月分の仕事を終え、忍頭の半蔵と天間達に天隠れの里を任せて旅に出た。もちろんその旅の場所は…あの八岐大蛇のいる洞窟(以下八岐の洞窟)だ。あの時マーキングをし忘れた為、ここに戻ってこなくてはならなくなってしまったのだ。理由はそれだけではない。いろんな理由が重なって玄間はここに来たのだ。

 

〜八岐の洞窟地下32階〜

玄間は見事に八岐大蛇ところまで無傷でこれた。それはつまり九尾クラスの口寄せ獣を一蹴したということになる。それをダイジェストをやるならこうなるだろう

 

〜ダイジェスト〜

「がぁぁぁ!」

口寄せ獣が爪立てて手で玄間をなぎ払おうとする。そのパワーは須佐能乎を全壊するほどだ。

「くだらん…指二本で充分だ。」

玄間がそう言うと指を二本立ててそれで口寄せ獣の攻撃を受け止めた。すると玄間の指が折れる…どころか寧ろ受け止めた爪のあたりにひびが入った。

「デコピンくらいでいいか…」

玄間がそういいその口寄せ獣にデコピンをすると…

「GYAAAAAA!」

恐ろしいまでの威力のせいかその口寄せ獣は吹っ飛ぶ前に断末魔をあげて死んだ。

〜ダイジェスト終了〜

 

「八岐大蛇、久しぶりだな。」

「お前か…久しぶりだな。それで、何のようだ?」

「いや、もっと下に行きたいのだが。」

「もっと下か…まあ我らよりも強い相手がいるがそれでもいいのか?」

「構わん、どのみち修行でここに来たんだからより強い奴じゃないとな。」

玄間がここに来た1番の理由は八岐大蛇のところよりも下にいって修行する…

「そうか…ならば通れ。」

八岐大蛇はその言葉に折れたのか道を開けた。

「ありがとう。」

そして玄間はそこを通り修行へと向かっていった…

 

〜地下48階〜

玄間はあれから様々な口寄せ獣達を倒した。しかしこれといって強いと言う口寄せ獣はいなかった。ちなみに道具の方はもはや伝説を通り越していた。だが勘違いしないで欲しい。玄間の成長スピードが速すぎるのであって口寄せ獣が弱いわけではない。寧ろ十尾を相手に勝てるくらいだ。

 

「グ…ゴゴ」

この階になってからそんな声が聞こえた。何か寝ている音だ。

「こ、これは…」

玄間がそこへ向かうと剣を二本持って寝ている人型の生物がいた。その寝ている人型の生物の特徴は目が三つあり肌は橙、頭に角が二本の生えている。そして何よりも1番の特徴は…でかい。ただひたすらにでかいのだ。

「グゴゴゴゴ…何者だ…?我が眠りを妨げる者は?」

「俺の名前は千手玄間。」

「我が名はエスターク。」

そう、あの地獄の帝王エスタークだ。

「しかし、それ以外はわからぬ。果たして自分が善か悪かすらも…」

「何だと?」

その言葉に玄間は疑問に思う。

「ところでお前は私を滅ぼしに来たのか?」

「(一応そうなるのか?)まあそうだな。」

「そうか…しかし、私も滅ぼされる訳にもいかぬ。さあ、来るが良い!」

 

「『メラゾーマ』」

エスタークがそういい巨大な火の玉を玄間に向かって放った。

「門前払い!」

玄間はノブヨリとの戦いの後に身につけたのがこの門前払い。門前払いとはうちは返しの改良版で攻撃を何倍にもして返す技だ。つまりエスタークが放った火の玉は何倍にもなってエスターク自身に向かって来る。

「ふん。」

しかし、エスタークはそれを巨大な剣で断ち切りそのまま玄間に攻撃。

「竜闘気(ドラゴニックオーラ)!」

それを竜闘気で防ぐ…本来であればそんな竜闘気ではエスタークの攻撃を防ぐことは出来ないが玄間は階段を下りていくたびに強くなっていった為、竜闘気も増えて防ぐことが出来るのだ。

「雷切!」

ガキン!

玄間が雷切をエスタークに向けて攻撃するもまるで攻撃が効かない。

「効かないか…なら雷遁の鎧!」

玄間の雷遁の鎧でスピードを上げてエスタークに突っ込んで攻撃する作戦に出た。

「小賢しい!」

エスタークは剣を重ねて全身が凍りつくようなオーラを出した

「何…!雷遁の鎧が…消えた?」

そう、ドラクエを知っている方ならお分かりだろう。いてつく波動だ。この効果は相手についている魔法などでステータスを上昇させた効果を0にする効果がある。つまり、玄間の雷遁の鎧をなくしたのはこのいてつく波動であると言うことだ。

 

互いに攻撃、防御の均衡状態が続いて数時間がたった。

「地獄突き二本貫手!」

玄間がエスタークに一撃を入れてエスタークに膝をつかせた。

「グゴゴゴゴゴ…私はここで滅ぼされるわけにはいかぬ!グォォォォォォ!!!」

エスタークがついに切れた。目ば赤くなり、筋肉の量も増え、あれだけ硬かった皮膚も更に硬くなった。

「『イオグランテ』」

それに反応しきれなかった玄間は大きなダメージを受けた。

「がはっ…」

「ヴォォ!」

「クソッ!竜闘気!」

しかし竜闘気を全防御に使ってもそれを乗り越えてダメージがくる。

「(何故ダメージがくる…!?俺は確かに竜闘気を全防御に使ったはず…!だとしたらそれ以上のパワーで攻撃したということか。)そうなってしまっては仕方ない。なるべくなら使いたくなかったが…」

玄間も最終手段を取った。

「竜魔人!忍法・創造再生!八門遁甲・八門開!覚悟しろ、エスターク!」

「ヴォォ!」

エスタークが剣を振り攻撃を仕掛けるが…

「無駄だ。俺が最終手段を取ったからにはお前に勝利などない!」

玄間は剣を掴みエスタークごと吹っ飛ばした。

立場は逆転して今度はエスタークがボコボコにされ、エスタークは正気に戻った。これで玄間とエスタークとの戦いは玄間の勝利に終わった。

「ぐっ…私の負けだ。私が本気になっても勝てない相手に今の状態で勝てる相手ではない。」

最後にこう言い残してエスタークは消えた。

「さてようやくここを通れるな。ん?どっちに行けばいいんだ?」

エスタークが消えた後、階段と白い扉が空いていた。ちなみに玄間はもう最終手段の副作用の痛みをチャクラコントロールによって克服した。

「まあ、ここにいつでも戻って来られるようにマーキングしておいておくか…最初は扉の方に行ってその後階段を降りるか…」

そういって玄間はマーキングをして扉をくぐった…

 

〜森の中〜

「ふう…参ったな。ここはどこだ?まさか普通の森とか言うオチじゃないよな?」

ぽちゃん…

そんな音がきこえて玄間は反応した。

「ん?水か…そういえば水筒に水ないな。補給しておくか。」

 

「次こそ、向こう岸に…」

そういって水切りをしている少年がいた。その少年はうちはサスケにも似ていなくもなかった。

「そういって向こう岸に届かなかったらどうする気だ?」

「誰だ!?」

「そういうことは自分から名乗るべきじゃないのか?」

「そうかよ…俺はマダラだ。」

「なるほど、マダラか。覚えておこう。(まさか、マダラ曾祖父様とは…思わなかった…ってことは第一次忍界大戦かよ!だけど転生者は放っておいても大丈夫だろうな。)」

その通り、あのうちはマダラだ。しかもまだ少年であることから千手とうちはの仲が悪かった頃だろう。

「おい!俺が名乗ったんだからお前も名乗れ!」

「ああ、すまん。(本名はまずいな…よし!)まあゲンさんとでも呼んでくれ。」

「ところでアンタ「ゲンさんと呼べと言ったろう!」ったくわかったよ…でゲンさんは何者だ?」

「ん〜…まあそれはさておき、そろそろ出て来たらどうだ?」

「…いつから気がついてた?」

「最初から。ところでマダラは水切りで向こう岸まで届くのか?」

「やろうと思えば…」

「じゃやってみろ。」

「いいぜ…そこまで言うなら後悔させてやる…はっ!」

マダラがそう言うと石を投げた。結果は向こう岸…の少し前で沈んだ。

「あっはっはっは!届いてないでやんの!」

その結果に玄間は大笑い。もちろん演技だ。光影である玄間は人のミスを笑うようなことはしない。したらしたで後々大変だからだ。

「見たか、あれ!少年!宣言しといて届いてないって…ハハハ!」

「〜っ!!」

玄間の言葉にマダラは悔しそうに歯を食いしばる。

「まあまあ、笑うのはそのくらいに…」

「そう言えばお前の名前は?ヒヒヒ…」

そう言うと玄間は少し笑いを止めて出てきた少年の名前を聞いた。

「柱間です。」

「(まさか柱間が出てくるとは…)そうか、宜しくな柱間。俺のことはゲンさんと呼んでくれれば構わない。それとマダラと同様に敬語じゃなくていいぞ。」

そういって玄間は柱間にフレンドリーに話しかける。

「宜しく、ゲンさん!」

「素直でよろしい!」

 

「ところでゲンさんの水切りはどのくらいまで行くんだよ!」

あれから立ち直ったマダラが玄間にそういった。

「さあ?わからないな、生まれてからやったことないし。(最も、転生する前は60回くらい水切りが出来たが…)」

そう、彼は千手玄間として生まれてからはやったことはないが転生する前はかなりやっており距離なら軽く30mを超えていた。

「(あれだけ笑っといてやったことないのかよ…)もし、俺よりも前に落ちたらどうする?」

「俺に対するメリットがないからダメだな。俺が勝ったらどうする?」

「ゲンさんの言うこと聞いてやるよ!」

「それじゃ俺が負けたらお前の言うこと聞いてやるよ。」

「じゃあ、判定は柱間!お前に任せる!」

「わかった。」

 

「行くぞ!」

そういって玄間は石を投げた。すると…向こう岸に普通に届いた。

「「…」」

そのことに2人は唖然としてしまった。

「で?どうなんだ?」

「ああ、ゲンさんの勝ちだな。」

「わかったよ!で、なんなんだ?ゲンさんの言うことは?」

そういってマダラは覚悟した。

「そうだな…来れる時だけここに来い!柱間もな。」

しかし、玄間は予想外のことを言って命令した。

「俺は来れる時にここにくるから問題ない。」

「そうだな。俺もここに来れる時にここにくるから宜しく、ゲンさん。」

そうして玄間達は別れた。




ここで、何故この話が幕間なのかと言うと…
一つ目はエスタークを出して戦闘シーンを表現するためです。

二つ目は柱間もマダラもゲンさんが玄間だと言うことに後になっても気づかないようにします。気づくと恐らく2人は玄間のことをゲンさんと呼んでしまうためキャラ崩壊を防ぐためです。
次回も続いて幕間になります。
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