ORINUSHI〜改訂版〜   作:ディア

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速く、ORINUSHIがロックされる前まで行きたい…


第二十話 幕間2

玄間SIDE

参ったな…あんなこと言ってしまったけどそう言えば2人は敵対していたんだよな。まあ気づくのは数日後になるとは思うが。それはともかくぶらつくか…暇だし。

 

ちょっとぶらついてみたらなんかおっさんに捕まった。

「誰だ!?」

「いやいやちょっとぶらついていただけだ。」

「嘘をつくな!ここに来るまでに極悪非道な罠があるんだぞ!」

もしかしてあのチンケな罠か?

「ああ、なんかあったな。だがあんな物、普通にスルッと抜けて来たぞ。」

「おいおい、あれを網にかかったからスルッと抜けて来た感じで…」

「まあ、要するにここから出て行けばいいんだろ?」

「そうだ。」

言い方は気に食わないがおとなしく出て行くか。

「じゃ失礼する。」

そうして俺はここから出発した。

数分後、それが千手の里とわかったのは余談だ。

 

また適当にぶらつくと今度は別のおっさんに捕まった。

「貴様!何者だ!?」

「私は適当にぶらついていただけだ。」

「嘘をつくな!あそこには超がつくほどの強力な幻術がかけられているんだぞ!!」

なんか似たような感じだな。あそこと。だけど幻術なんかあったか?

そう言えばあの千手の里に追い出されてから尾行されていたな。あえて無視していたがしばらくすると幻術にかかった感じになっていたな。

「ああ、なんかあったな。だけどあんな幻術程度で私にかけても無意味だぞ。」

「なんかあったな、ですますな!」

ったく…面倒だ。

「しょうがない。要はここから出て行けばいいんだろ?」

「そうだ!!」

「それじゃあ失礼するぞ。」

また適当にぶらつくはめになった。それからここがうちはの里だとわかった時は思わず絶叫しそうになった。

玄間SIDEEND

 

〜山の麓〜

それから玄間はただぶらつきついに夜になり野宿するはめになった。

『おい…何をしている?小僧。』

そういって玄間に声をかけたのは…九尾だった。

あの伝説の九尾である。決して妖魔王とか某親バカ式神ではない。

「ん?何をしているって、言われても野宿の準備だが?」

玄間のやっていることは野宿の準備であるが九尾には全然迷惑をかけていない。

『儂を誰だと思っている?』

「ただの尾が九本生えた大狐。」

『貴様…!儂を愚弄するか!?』

玄間がそういって事実を言うと九尾は殺気を出す。九尾が殺気を出すと九尾の周りにいた獣達があまりの殺気の量に気絶した。

「そんなチンケな殺気を出しても俺の前では通用しないぞ。」

しかし玄間はその10倍…いやそれ以上だろうか。とにかく山の中にいた獣達が玄間の殺気を受けたせいで気絶してしまった。これには流石の九尾も怯む…

 

『ぐっ…貴様ぁー!』

しかし流石は九尾。すぐに立ち直った。

『小僧…死ね!』

九尾が玄間に対し手でなぎ払う。全盛期の柱間今の玄間の立場だったらどうする?恐らく木遁で縛り上げるだろう。全盛期のマダラだったら?お得意の写輪眼で九尾を幻術にかけるだろう。では玄間は?決まっている。

『馬鹿な!儂の攻撃が…たがが人間如きに止められるはずがない!』

そう、九尾の攻撃を素手で止める。

「やれやれ…相手の力量も見切れないとは本当に尾獣か?」

玄間がそう言うと九尾の指を掴んだ。これに九尾はすぐに引っ込めようとするも…

『小僧!離せ!』

離れないのだ。いくら力を入れても離れない。九尾は今までこんなことがあっただろうか?いやない。それどころか自分よりも力の強い尾獣はいないとまで自負していた。

「さて、OSHIOKIの時間だ。」

まずい!

九尾はこんなに追い詰めたことはあっても追い詰められたことはない。玄間以外にこんなことができるとしたら六道仙人くらいのもの…しかし六道仙人は味方であったため追い詰められたことはないのだ。

 

しかし流石は尾獣といったところか、九尾も諦めない。

『グオオオ!儂を舐めるな!くらえ!』

そこで玄間に山一つ吹き飛ばすほどの威力を持つ尾獣玉を放つも…

「うるさい。螺旋丸。」

玄間の小さな螺旋丸が巨大な尾獣玉を打ち消して更に九尾に向かい…そしてそれを九尾はくらった。

『ぐあぁぁ!』

「OSHIOKIはまだやってないぞ?」

まずい!まずい、まずい!!

九尾に今まで味わったことのない恐怖が襲いかかる。それ故に逃げようとしても指が動かない。

しかし九尾は諦めない。玄間の持っていないもう片方の手で攻撃する。

『グオオオ!』

ピキピキ…

そう音がなり九尾の爪が割れた。玄間に攻撃を仕掛けても爪が折れてしまう。

まさに詰みだ。逃げようにも逃げられない。攻めても無駄。守っても無駄。そうして九尾が諦め掛けたとき…

「OSHIOKIの時間だ。」

この言葉に九尾は絶望した。

 

〜OSHIOKI中〜

 

『どうもあなた様の野宿の邪魔をして申し訳ありませんでした。ささ、これを。』

九尾が玄間に対して謝罪をして酒を勧めた。

「いらん。わかってくれたならいい。俺はお前を部下にする気も支配する気もない。」

『ははっ。では私はこの辺で失礼します!』

九尾はそう言って黄色い閃光顔負けの速さで逃げた。

「ふう…とんでもないハプニングだ。」

 

〜翌日〜

玄間は再び森の中にきた。玄間が来た時にはもう2人は体術合戦をやっていた。もうそろそろ終わるだろう。そう玄間が思った時、2人が同時に2人の顔にパンチをした。

「うわっ!」

「まさか、俺と体術で互角とはな。」

「いや俺の勝ちだ。お前は転んでいるけど俺は立っている。」

「柱間、そう言うのはなんていうか知っているか?」

「あ、ゲンさん!いつの間に。」

「さっききた。それよりもそれは五十歩百歩だ。」

「何で!?」

「お前は敵に圧倒的に差をつけてから勝ったと思え…でないと足元すくわれるぞ。」

「う…」

玄間の酷評に柱間は落ち込む。柱間の周りにズ〜ンと言う空気が見える…

「マダラもだ。勝負の場で勝ち以外にあるものは負けのみだ。引き分けと言う妥協はやめろ。」

「わかった…」

 

「いきなりだがお前達に言っておきたいことがある。」

「「え?」」

「俺は元の場所に帰る。」

「元の場所?」

「そうだ。俺はここら辺にはいない。ましてやお前達の一族にも関わってない。」

「俺達の一族はなんだか知っているのか?」

「それは俺の口からは言えん…だが確実に言えることはお前達は忍びの一族であることだ。だから、お前達にアドバイスをやる。」

「アドバイス?」

「そうだ。いいか?平和とは戦争の準備期間にしかすぎない。だからお前達忍びがいる。」

「何だよ…そんなことかよ…」

「だけど平和にするのもお前達忍びの役割でもある…覚えておけよ。2人共。」

「「わかった。」」

「(これでこの世界の俺の役割も終わりか。とっとと帰るか。)じゃあな。元気でな。」

そうして玄間は元の世界にもどっていった。

 

〜数日後の夜〜

 

柱間は父、仏間と話し合っていた。

「これがどういうことか…わかっているな?千手達の者にはまだ言っていない。」

「…」

「スパイ呼ばわりされたくなければ…次にあの少年に会った後尾行しろ。」

「(そんなこと…できるか。)」

「うちは一族の情報を持って帰れ…任務だ。もし気づかれたときは殺せ。」

「本当にうちは一族なのか?(そんな理由で何であいつと敵になんなきゃいけないんだよ!)」

「ああ、本当だ。だからやれ。」

「…(どれもこれも一族の戦争が悪いんだ。いや待てよ…あの時…『平和にするのもお前達忍びの役割だ』そう言うことか。)わかりました。」

 

〜翌日〜

 

「それじゃ石を投げるぞ。」

「行くぞ!」

そういって2人は石を投げる…そして石を受け取る。すると石に何か書いてあった。それらにはこう書いてあった。

『にげろ』

『罠アリ去レ』

「「!!」」

2人は背を向けて逃げた。やはりマダラもゲンさん(玄間)のことを覚えており柱間に警告したのだ。その後、柱間とマダラは友としてではなく一族の一員として戦うことになる…




今回は玄間が九尾をボコボコにするわ、千手一族の罠とうちは一族の幻術をなんかあったですます…かなりチートになってしまいましたが後悔はしていません。と言うか今更!?って感じですね。
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