ORINUSHI〜改訂版〜   作:ディア

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タイトルが違う意味であっています。それと今回はORISHUから逆輸入したネタがあります。


第二十一話 三代目火影の屈辱…

〜木の葉の里〜

ところ変わって…エスは下忍の担当上忍になっていた。

担当上忍となった数日後、エスがスリーマンセルで任務で木の葉の重要書類を盗んでいた。そこまでは良かった。

「ちっ!クソ!敵が多い!このままでは全滅だ…」

しかし、流石に大魔王…ではなく三代目火影からは逃げられない。このままエスが逃げようとしても次から次へと追っ手がやって来る。

「…お前達は雲隠れに戻れ!俺はあいつを止める!」

そこでエスの取った策は自分の班の下忍達を生かして自分が囮になると言う方法を取った。

「しかし…」

それでもためらう下忍はエスを止めようとする。

「行けと言っている!」

「はい!」

エスに叱咤され、下忍達は従い雲隠れへと逃げた。

 

「覚悟は良いな?」

三代目火影がそう言う。彼はエスに単純なことで騙されてしまい重要書類を盗まれてしまった。そのため自分で行かなければならない。そうしなければ面子が立たないからだ。

「ほざけ。玄間のライバルである俺がお前如きに負けるか。」

「玄間じゃと?あの光影の?どうやらひっ捕まえて詳しく説明してもらう必要があるな。」

「やれるものならやってみるといい。だが俺はお前よりも強い。」

「傲慢もいいところだ。ワシかて影の1人…氷河輪廻を破った程度でワシに勝てると思うな!忍法・手裏剣影分身の術!」

三代目火影が手裏剣を投げ、それを影分身によりエスに襲いかかる。

「うぉぉぉ!雷遁の鎧!」

しかしエスはそんなこと知ったことない!とでもいいたげに突っ込む。

「何じゃと!?自ら突っ込んでいった!?」

それに三代目火影は驚く。無理もない。これまで三代目火影が戦ってきた相手は避けるかあるいは盾をつくり防御するかのどちらかだった。しかし、こんなことをするのはただの自殺行為だ。三代目火影は全ての手裏剣に風遁をつけており殺傷力ならば例外を除いた忍び達なら一撃で死ぬだろう。

「無駄無駄無駄ぁ!」

「何!」

カキンカキンカキン!

しかし、手裏剣がエスの突進によって全て弾き返されてしまったのだ。これはどういうことかと言うとエスが身体を鍛えすぎて、三代目雷影同様に相性の悪い風遁でも効かないという身体を手に入れたのだ。

「地獄突き四本貫手!」

そして三代目雷影から教わった地獄突き四本貫手を三代目火影の心臓に向かって攻撃する。

「くっ!」

しかし、流石は歴代最強とまで呼ばれた火影でありそれを避けた。だが…同時に重症を負った。

「左腕が…やられたか。」

そう、あの時三代目火影はとっさに右に避けたがその時エスの技によって左腕が戦闘の中では使い物にならないくらい重傷を負ったのだ。

「安心しろ、次はその心臓だ。」

エスがそう言い2人が構えてまた戦闘が始まる。

 

数分後

あれから三代目火影はかなり押されてしまい不利な状況となっていた。

「「「猿飛先生!遅れました!」」」

ところが木の葉の三忍がきて有利不利が逆転した。並の上忍以下ならそう思うだろう。

「お前達か。よく来てくれた!…と言いたいところだが下がっていろ。」

「先生!?」

「その男の言う通りだ。お前達木の葉三忍がきても状況はほとんど変わらないだろう。たがが半蔵如きに負けるお前達ではな。」

「何だと!この若造が!!ワシらを舐めるなよ!」

エスが警告すると自来也が怒る。当然だ。仮にも自分達は三忍とまで呼ばれる強さを持っている。それを馬鹿にすると言うことは見下しているのと同じだ。誰だって見下されれば腹は立つ

「落ち着きなさい、自来也。彼…口だけじゃないわ。彼はエス。現雲隠れ最強と言われており、私達ですらかなわない半蔵を一方的にボコボコにした玄間のライバルと言われているわ。」

「雲隠れ最強だと!?雷影よりも上だっていうのか?!」

「その質問には俺が答える。確かに俺は今の雲隠れの中では最強かもしれん。しかしだ。あの千手玄間にはどんなにやってもかなわない。俺が雷影様達を超えてもなお、あいつを俺は超えることはできない…」

「要するに、玄間が最強だと言いたいのか?」

「そうだ。だがあいつは天隠れの里の長だからカウントされていないんだろ?」

「その通りね。だけど今までの質問でわかったことは一つあるわ。」

「何だ?」

「今、私達に残されている選択肢は猿飛先生を連れて逃げ出すことしかないことね。」

「なっ…大蛇丸!奴らは重要書類盗んで行ったんだぞ!?このまま引き下がれるか!!」

大蛇丸がそう言うと自来也は怒る。それもそのはず自来也はこういう任務の責任感が大きい。

「ええ、しかしこのままでは無駄死にするだけよ。彼強すぎるもの。現に猿飛先生は重傷、私達は論外。それに貴方は時間稼ぎの為にここにいるんでしょ?」

「その通りだ。」

「なら無理ね。今頃持って行った忍びは雲隠れについているわ。それを追求したらまた戦争よ。」

「…そう言う事情なら仕方ないか。」

戦争と出されてしまえば流石の自来也も黙る。

「そう言うことだから私達を見逃して貰えないかしら?」

「勝手にしろ、俺は任務でなければ去る者は追わん。さらばだ。」

エスがそう言い雲隠れへと帰った。

 

「助かったわ…猿飛先生、行きましょう。」

「そうだな。綱手、後でワシの腕治してくれないか?」

「そのくらいなら別に頼まなくても私が治すつもりだったよ。」

「すまん。こんな師で…重要書類を盗まれてしまうとは。」

三代目火影は自分の弟子達に謝る。

「ああ、気にする必要ないわよ。だって彼の持って行ったの…貴方の黒歴史だから。」

「へっ?まさかお前…」

大蛇丸の意外な言葉に自来也は追求する

「もちろん知っていたわよ。あれが重要書類なんかじゃなく猿飛先生の黒歴史だということに。」

そうはじめからエス達が盗んだのは重要書類などではなく三代目火影の黒歴史だった。

「…!」

「どこに行くんですか?先生?雲隠れに行ったらまた重傷を負いますよ?」

こっそりとエスの後を追い行こうとしたが大蛇丸に捕まってしまい動けなくなってしまう三代目火影だった。

「離せ!大蛇丸!あれは人に見られては駄目なんじゃ!」

「まさかあの中に重要書類があったなんてことはないでしょ?あったとしても彼からは二度と逃げられませんよ。」

大蛇丸は三代目火影を止めようとする。もちろん自来也、綱手もだ。

「それでも取り返しに行く!」

しかし三代目火影はなかなか強情でいうことが聞かない。

「綱手。」

「はっ!」

「うっ…」

そこで大蛇丸は綱手にアイコンタクトを送って綱手が三代目火影を気絶させた。

「さて帰りましょう。」

「「だな。」」

 

一方…雲隠れでは

「エス!!でてこ…ぶはは!何だこ、ははは!れは!」

「雷影様お呼びですか?」

「これを見てみろ!はははははは!ワシは重要書類を盗んで来いと言ったはずだ!」

「さっきから何笑っているんですか。雷影様。」

「これをみればわかる!」

そう言って取り出したのは先ほどエスが盗んだ書類だった。エスは雷影から書類を手にしていざ、読むと…

「ぶっ!!」

いきなりエスが吹いた。

「ははははは…わかっただろう!!」

「ひひひ!確かに笑ってしまう。何だこれ!『2月13日、今日も俺はかっこいいぜ、例えるなら美しい薔薇のように、輝いて見えるぜ。』だって!あっはっはっは!」

そう、エスが盗んだのは三代目火影の黒歴史…つまりナルシストに書いた日記だ。

「声出して読むな!エス!こっちも笑ってしまうだろうが!ただでさえ時々思い出して笑ってしまう…はははは!」

その後1週間は三代目雷影とエスは笑い苦しむことになってしまった

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