前回から時はさかのぼり…
〜回想〜
インタビューの前の六影会談の会議室にて
〜鉄の国〜
「六影の皆様に集まってもらったのは他でもない。アカデミー留学及び交換制度の完全実施についてだ。」
「そんなもの何に使うんだ?」
風影がそう尋ねる。
「完全に平和になったなら依頼が減ってしまう…これは我々天隠れの里の問題でもあるが同時に他の里の問題でもある。しかし、それは里内の忍び達の質が同じのだったらの話だ。」
「確かに、だがそれとこれでは話は結びつかん。」
「土影殿、平和な時に自分の里内に他の里の忍びが無断でいたらどうすると思いますか?」
「それはその忍びを始末するだろう…」
「しかし、今までの戦争の準備期間の意味での平和ならそうなります。始末された里が温厚ならまだ良いですが感情任せにいちゃもんつけて戦争をふっかけることもあります。」
玄間はそう言って水影を見た。
「なぜ俺を見る!?あれは先代がやったことだ!!」
「しかし、成人した里の忍びが他里に行っては誤解されてしまう可能性があります。」
「なるほど、それでアカデミー生か…」
「そうです。アカデミー生ならまだ幼い為、里の情報を掴むのもかなり苦労します。」
ここで水影、土影、風影が思った。
「(逆にこの機会を利用するか…ウチのところなら神童と呼ばれる奴らを利用すれば良いしな。)」
「あー、少し良いか?」
「なんですか?火影殿?」
「留学あるいは交換するのは何年おきで最低自分を除いた五つの里すべてやらなければならないのか?」
「いえ、五年に一回以上、一つの里以上にそれを実施してくれれば構いません。ただし、二十五年の間に五つの里すべてとやらなければなりません。」
「なるほど、よくわかった。」
「では完全に平和になったと言う証明が欲しいなら、アカデミー留学及び交換制度に賛成してください。」
全員が賛成した。
「では、天隠れの里から最初に出すところは…霧に二名、砂に二名送ります。他の皆様は?」
「木の葉は天に一名留学で…」
「岩は考えしだい書類をその里に送る。」
「霧も同じく。」
「砂も同じく。」
「雲も同じく。」
「了解しました。では解散しましょう。」
〜回想終〜
〜天隠れの里〜
玄間が送る忍びとは…
「準備出来たか?」
「「「「はい!」」」」
「加琉羅、砂に行っていい婿探すんだぞ。」
「光影様、変なこと言わないでください!」
一人は加琉羅。
加琉羅はテマリやカンクロウ、我愛羅の母であり四代目風影の妻でもある。何故天隠れの里にいたのかというと谷隠れの方の孤児院に偶々いたのだ。
「夜叉丸。お前は向こうでも立派に成長するんだぞ。」
「はい!」
砂隠れに送るもう一人の忍びは夜叉丸だ。加琉羅とここにいたのは同じく偶々いたからだ。
「やぐら、お前は霧で子どもらしい一面を直してくるんだぞ。」
「子どもって言わないでください!」
霧に行くのは原作の四代目水影こと、やぐらだ。元々彼は波の国出身で、彼は親に三尾を封じ込まれて人柱力となって親に捨てられた。それを玄間が引き取って天隠れの里の住民となった。
そして、もう一名は…
「光影様〜。うっ、うっ…私は寂しいです…」
「そうは言ってもお前が決めたことだろう?メイ?」
「はい…」
後の五代目水影、照美メイだ。七年前に彼女は玄間が霧隠れの訪問の時に拾った捨て子である。しかし、どこの孤児院にも引き取られず玄間も悩んだ。だからと言って穢土転生した柱間やマダラに任せる訳には行かない…
そこでシロイは自分が育てると言って育てた。簡単に言えばシロイとメイの関係は三代目火影とナルトの関係だ。ただ、シロイの教育のせいか玄間のことを尊敬…いや信仰してしまったのだ。まだ狂信とまでは行かないが玄間に依存しているのを自他ともにわかっているため霧隠れの里にいくことに決めたのだ。
「メイはその泣き虫を治して行けよ。お前はその為に血霧の里と呼ばれる霧隠れの里に行くんだろ?」
玄間がそう言ってメイをあやすも…
「…ごうがげざま〜!」
メイが大泣きして玄間に抱きついた。
「ああ、もう泣くんじゃない!私はお前の笑っている顔で見送りたいんだ!だから泣くな。」
そのことに多少玄間は驚いたがメイに泣くことをやめさせて笑顔でいるように説得する。
「うん…これでいい?」
メイが小さく返事をして最後に笑った。
「いい子だ。」
その事に玄間も同じくほほえんでメイを褒めた。
「それじゃあ4人とも、行って来い!」
「「「「はい!」」」」
〜木の葉隠れの里〜
「本当にいいのか?」
「ええ、僕の本当の親を探すには丁度良い機会ですから。」
「…そうか。では向こうでの一年間は自分で生活するんだぞ。」
「はい!わかりました。」
〜霧隠れの里〜
「お前に任務を与える。」
「なんの任務ですか。」
「天隠れの里で一年間留学してこい。いいな!ハルサメ。」
「は?はぁ…わかりました。」
〜砂隠れの里〜
「母さん!本気ですか!?」
「本気も本気じゃわい。」
「だからと言ってサソリを天隠れの里に留学させるのは…」
「だが、それ以上の逸材はいないぞ。それにサソリも行きがっているしの…」
「う…わかりました。」
〜雲隠れの里〜
「(エー、エスは上忍となりビーはもうアカデミーを卒業しておる。となれば…)とりあえず保留だな。」
〜おまけ〜
とある忍びの日常会話
「なあ、光影様ってロリコンなのかな?」
「いきなりどうしたんだよ?」
「いや、何か。光影様が幼女を口説いていたんだよ。」
「へえ…どんな風に?」
「『お前の笑っている顔を見たんだ!』って言ってたな。」
「いやいや、あり得ね〜!」
「これがマジなんだって!」
「ほう…おれがなんでロリコンと決めつけるのかきこうか…」
「へっ?光影様!いやいや、違うんです!あれはこいつが話しかけてきた事でしてね…ええ。」
「おい!俺の責任にするな!お前が勝手に口を滑らしただけだろうが!」
「黙れ。」
「「はい!申し訳ございませんでした!」」
玄間が二人に威圧をかけて黙らせる。
「命令する…この任務をやって来い。この任務はDランクの任務で最低でも報酬金は1万両以上だ。ただし罰としてこの報酬金は半分だ。」
「これをやって来いって言うんですか!?」
「嫌ですよ!『忍び二人がホモセックスする』なんて任務は!」
「大名婦人命令であってもか?」
「う…わかりましたよ!行けばいいんでしょ!行けば!」
「まあ頑張ってこい。」
その任務終了後彼らは一週間は男には近寄らないで他の任務を受けた。逆に依頼者である大名婦人はかなり満足しており、依頼を受けた彼らの懐には百万両入っていた…
こんな変なおまけでごめんなさい…