玄間はミナトに真実を話し、技を見せることになった為、三人は光影執務室から修練場に向かった。
〜修練場〜
「ミナト…俺がやる技は二つだ。それ以上のことは自分で考えろ。」
「はい!」
「一つ目は、尾獣玉をモデルにした技…その名も螺旋丸だ!」
「螺旋丸!?」
「まあ口で説明するよりも見たほうがいいな。」
玄間はそう言うと原作のミナトがやったように螺旋丸を作り上げる。
「ほあ〜…凄い。」
「これの威力は半端じゃないぞ。見てろ。」
玄間は近くにあった木を破壊してミナトに威力を見せた。すると…その木は螺旋丸のぶつけた場所のみが綺麗に貫通しており、その木は貫通されたこと以外は何一つ変わらない。つまり、これはパワーがかなりあるということだ。中途半端にパワーがあると逆にパワーが当たった時に分散してしまいパワーが落ちてしまうことからこのことがわかる。正に玄間の言った通り半端ではなかった。
「どうやったの?!お父さん!?」
それをみてミナトは興奮して玄間に螺旋丸のやり方を尋ねる。
「それは自分で考えろ。俺は見せるとは言ったが教えるとは言ってないぞ。」
ここで玄間は父としての厳しさを教える。
「う…」
「(貴方。教えてあげたらどうですか?)」
「(駄目だ。この技はミナト自身で完成させてやりたいんだ。でなければミナトは成長しない。)」
「(ならヒントをもう少しあげて下さい。)」
「(ヒントか…まあ大丈夫だろ。)ミナト。手を見せろ。」
「え?はい。」
ミナトは玄間に手を見せると玄間に掌に丸い点を書かれた。
「ん?何これ?」
「それがヒントだ。」
「これが?」
「そうだ。と言ってもすぐには覚えられないだろう。これは習得難易度A級の技だからな。」
「そうなの!?」
「だが習得してしまえばあの通りだ。」
玄間はそういい、さっきの木を指差した。
「…(絶対にものにして見せる!)」
「時間がないから次行くぞ。」
「次の技って何?」
「次の技は…これだ!」
玄間はそう言うとミナトの前から消えていた。
「え?!」
「何今の!?」
ミナトだけではなくシロイも驚いていた。
「はっはっは!どうだ。驚いたか?」
玄間の声が遠くから聞こえる…
「お父さん、どこにいるの?!」
「ここだ、ここ。」
そう言うとシロイの後ろに立ちミナト達を驚かせた。
「ひゃあ!」
そのことにシロイは驚いてしまい声をあげてしまった。
「すまんすまん。これがもう一つの技、縮地法だ。」
「縮地法…」
「まあ言ってみれば瞬身の術を印なしで、しかも距離、スピードを限りなく極めたものだな。」
「凄い…」
「しかもチャクラは使わないと言う3コンボだ!」
「チャクラを使わない!?」
「そうだ。(まあ飛雷神の術も使えるんだがミナトのためにも見せられないよな。)」
玄間が飛雷神の術を教えないでこの技を見せたのは色々な理由がある
ミナトに直接、飛雷神の術を見せると『これは千手玄間から教えて貰った。』などと言いやがったら面倒だからだ。
他には、後々転生者達と戦う時に対策を取られやすくなるためにあえてこの技にしたのだ。
玄間の後ろから修羅の声がする…その声の正体とは…
「それより…あ・な・た?」
そう声をかけたのは顔を真っ赤にしている鬼…ではなくシロイだ。先程驚かせたせいか彼女も流石にキレたのだ。
「ま、ま、ま、待て!シロイ!早速俺が見せた螺旋丸で何をするつもりだ?」
「当然…貴方に放つのよ!少しは反省しなさ〜い!」
「ぬぅぁぁぁぁ!」
シロイは玄間に向かって螺旋丸を放つ…すると玄間は吹き飛び身体を貫通させられた。
「お母さん?!お父さんを殺す気!?」
ミナトがそういうと、玄間がフラフラの状態で戻ってきて
「その心配はないぞ…ミナト。なぜなら今の状況はギャグだからだ。おかげでギャグ補正が入って助かったぞ。」
玄間がそう言うとみるみる回復していき、ついに完全に戻った。
「お父さん…その発言、危険ですよ…」
最後に一言ミナトがそういった。
「さて!これで俺の見せる技は終わりだ。後は自分で考えて改良してみろ。」
「はい。」
「じゃあ帰るぞ、シロイ。ミナトは寮に帰るんだぞ。」
「うん…」
「…本当ならお前は俺とシロイと共に帰れるはずなんだが…今のお前は留学生という立場。留学生という立場では俺の家に泊まるのはいろいろとまずい。わかるな?」
「うん…」
「すまない。こんな父親で。」
「いいんだよお父さん。」
「(俺は100人を救ったが1人は救えなかったか。所詮、元一般人の俺に何ができる?俺は綺麗事かもしれないが全員救うと決意した。だが結果としてはミナトという1人の子どもを救えない。まるで俺はナルトを救えなかった原作の三代目火影じゃないか。絶対にミナトをこの家に迎え入れてやる!)」
「お父さん…」
「ん?どうした?」
「ううん、なんでもない。じゃあまたね。お父さん、お母さん。」
「ああ、またな。ミナト。」
「お休み…ミナト。」
こうして親子3人は別れた。
〜翌日〜
玄間の一日は忙しい。
最初に朝食をとった後は各支部のアカデミーに向かわなくてはならない。ほとんどの場合はスピーチなどで終わるが今日は違う…アカデミーの留学生の紹介だ。
「いずれもそれぞれの里のトップクラスの留学生だ。詳しいことはクラスでするから挨拶はしておけよ皆!」
「「「「「はい!!」」」」」
「それでは解散!」
「「「「「失礼します!!」」」」」
と、まあこんな感じでアカデミーの留学生を紹介し終えた玄間は判子を押すだけの書類をやり続けて午前中は昼食をとり、終わりとなる。午後は何か緊急時に備えて影分身をおいて、八岐の洞窟(第十六話、第十九話参照)に行き修行をする。ちなみに今日は地下80階までいったそうだ。
夕方は変化の術をつかい塾の教師をやり、アカデミーの生徒はもちろん、下忍達も指導する。夜になるとTVにでるかそのまま帰宅し夕食をとる。
「あー、疲れた。」
「お疲れ様。貴方。」
「じゃあ例の飯にしてくれ。」
「はいはい。」
そう言ってシロイが出したのは多種類の毒が入っている食事だ。勘違いしないで欲しいがシロイは一切殺す気はない。これは玄間が頼んだことであり毒に耐性がつくようにこういう食事をとっているのだ。何故そんなことをするのかと言うと、半蔵のことである。半蔵は呼吸をするだけでも毒を出していたりするのでそれのコミュニケーション対策として玄間は毒を食しているのだ。
「貴方…どうでした?」
「毒の種類は多いが河豚の毒如きじゃ耐性はつかんぞ。」
「う…今日はそれしか手に入らなかったから。」
「まあ、毒をいれてくれただけでもありがたい。」
などと子どもにとって影響の悪い食事をしていた。
〜おまけ〜
その後は普通は就寝をする。しかし今日に限りシロイは意図的なのか誤ってなのかどちらにしても、あの銘酒『波移転市四』を飲んでしまい性欲が増していた。
「貴方、ミナトの弟か妹…どっちか作ろ?」
早い話、とある事(Rー18行為)をしようなどと抜かしやがるのだ。
「却下。」
もちろん、玄間にその気はない。理由は色々ある。最悪のオチは玄間が性欲にかられてしまい堕落しきって天隠れも堕落することだ。そうなればミナトどころではない。
「そんなつれないこと言わないでよ〜」
しかし、シロイは波移転市四のせいか面白がって玄間に迫る。
「月読…」
シロイを幻術の一つ、月読によって目を覚まさせる。月読は現実の1秒が月読の世界で3日分になる。流石に3日も経てば酔いは覚める…酒の酔いだけを覚ますのに使うのは、後にも先にもこんな使い方をするのは玄間だけだろう。
〜月読の世界〜
「はうっ!…ここは?」
「ここは幻術の世界だ。さて、幾つか聞きたいことがあるから答えろ。なんで波移転市四を飲んだ?」
「貴方と(Rー18行為)をしたかったから…」
「それだけか。」
「それだけ。」
それだけのことになんとも言えない玄間だったが翌日からは積極的にシロイと関わるとこにした。
おまけが長い上に、ギャグが多いです…駄文ですみませんでした