ORINUSHI〜改訂版〜   作:ディア

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今回は短めです。それと内容はタイトルのまんまです…すみません。


第四十話 天隠れのどうでもいい話

一鉄は木の葉に潜入することを考えていながら街を歩いていた。

「(さて…どうしたものか。まだ留学生制度が残っているといいんだが…なかったら最悪トビの奴にでも説明してうちはサスケの妹を殺せばいい。元々この制度を作ったのはその為だしな。)」

などと考えていると…

 

ドンッ!

一鉄が下忍の子供とぶつかった。

「痛ぇな…ガキ!喧嘩売っているのか!?ああん!?」

その下忍は一鉄に因縁をつけて一鉄に殴りかかった。

「遅い。」

しかし一鉄はそれを皮一枚で避け、足を引っ掛けて下忍を転ばせた。

「ぐっ…てめえ…!」

「さっきぶつかったことと、転ばせたことは謝る。だからやめないか?」

「年下の癖に偉そうな口を聞くんじゃねぇ!!」

そう言って下忍は一鉄にまた襲いかかってきた。

「年下に向かって、暴力とは感心しないぞ。」

しかし一鉄はまたあっさりといなす。

「うるせえ!お前は黙って俺のパンチをくらっていればいいんだ!!」

 

それのループが続き…すっかり夕方になった。

 

「はぁー…!はぁ!」

下忍は汗をかき、息切れをしていた。

「だからやめろって…もう夕方だぞ。班員が心配しているんじゃないか?」

一鉄は諦めるように何度も何度も言ったが下忍はそれに答えることなく襲い続けていた。

「うるせえ!そんなこと知るかよ!!」

「そうか…ならお前はもう、忍びをやめろ。」

「お前に忍びに関して言われる筋合いはない!死ね!!」

一鉄の言葉に下忍が遂にキレて、そう言うとクナイを持ち一鉄に襲いかかる。

「やれやれ…足元がお留守だ。」

一鉄はそう言って下忍の股間を攻撃した。

「~っ!!」

その攻撃に下忍は涙目になり声にならない声を出して、股間をおさえた。

 

一鉄はそれを見て冷たく声を出した。

「一応、今更だが警告しておく。下忍とはいえ忍びであるお前は、一般人である俺に手を出した。いや、殺そうとした。それがどういうことかわかるな?」

「な、何だってんだよ!?」

「お前…本当にアカデミーから卒業したのか?」

「うるさい!」

「まあいい…忍びは里の一般人に基本的には手を出してはいけない。出した場合は中忍試験受験資格剥奪。それに加えて、下忍の場合はアカデミー強制送還…中忍以上の場合は下忍となり降格処分になる。つまり、お前はアカデミー生に戻通りと言うわけだな。その上、どんなに頑張っても下忍のままだ。」

「ふざけ「これ以上手を出してもお前の処分が重くなるだけだ。やめておけ。」くっ…!覚えてろ!」

下忍は昔ながらの捨て台詞を吐きながら去ってしまった。

「やれやれ。無駄な時間をくってしまったな。もう行くか。」

 

それを遠眼鏡の術で見ていたシロイは…

「うん…間違いない。(他の里の孤児院にいた5歳児が天隠れの里の掟を知っているなんてのはあり得ない。容姿も玄間の幼い頃に似すぎている。)」

そうシロイは、一鉄=玄間という証拠が欲しかった為にわざわざ仕事を速く終えて一鉄の様子を見ていたのだ。

「(でも、何故か玄間は正体を私に話さなかった…おそらく、騙すなら味方から…という訳ね。玄間は木の葉に潜入すると言っていた。アカデミーに入って留学生制度を利用する訳ね。)それはそうと…暗部はいますか?」

「何の御用ですか?」

シロイが暗部を呼びだすと、暗部の1人がすぐに駆けつけた。

「この映像に映っている下忍は明日私のところに呼び出しておいて。」

「承知…断ったらどうします?」

光影命令は断ったら普通は殺すことになっているのだが対象者が下忍なので流石に聞いておく必要があった。

「罪が重くなると伝えておいて。」

つまり殺さずに伝言を伝えろと言うことだ。ただし下忍を脅してでも連れてこいと言うことだ。

「御意…」

それに承諾して暗部は去って行った。

 

しばらくして…一鉄が来てシロイの家に向かった。

「ここが光影様の家ですか?」

「そうよ…貴方は数日間の間ここに住む場所がここ。」

「わかりました。ところで…」

「ん?」

「アカデミーに入って木の葉にいきたいんですが…」

「ああ…別にいいわよ。」

「本当ですか?」

「アカデミーに入るのは明日からでも出来るけど、木の葉にいくには来年になるよ?」

「それでも構いません。」

「そっか…じゃあ手続きをしておくね。」

「ありがとうございます。」

「それじゃあ、今日は晩御飯を食べて寝るよ。」

「はい。」

一鉄達は夕食をとり、熟睡した。

 

~翌日~

光影執務室にて、あることが行われていた。

「さてと…それじゃ貴方の判決を言い渡す。貴方は半年の謹慎処分にします。いいですね?」

そう…昨日一鉄に絡んできた下忍の処分だ。証拠が十分にある為に一鉄はここにはいない。

「はい…」

「次やったら…アカデミー強制送還及び中忍試験受験資格剥奪になることは忘れないように。」

「はい…わかりました。」

その言葉に下忍は承諾して返事をした。

「よろしい。では帰りなさい。」

「失礼しました…」

シロイが下忍を帰らせて判決は終了する。

「ふう…それじゃ、アカデミーの生徒に一鉄を紹介しないとね…」

 

~アカデミー~

「今日は何があるんだ?」

「さあ?」

1人の生徒が話すともう1人の生徒が話す。

ざわざわ…

それに連鎖してかざわつき始めて段々声が大きくなって来た。

「おっ!光影様だ。静かに…」

生徒1人がそういうと一斉に静まった。

 

シロイは玄間の仕事をほとんどを受け継いでいる。アカデミー生徒挨拶も例外ではない。

「あー…あー…マイクテスト、マイクテスト。よし…聞こえますね。それじゃ集まってもらったのは他でもない。今日アカデミーに新しく入った生徒を紹介する。一鉄君、前へ。」

「黒馬一鉄と言います。以後よろしくお願いします。」

 

一鉄が挨拶する。ここでだが一鉄の容姿は服と髪が違うだけで玄間の幼少期そのままである。玄間の幼少期の容姿は金髪のショートにオレンジと黒を混ぜた服をきている。一方、一鉄は髪はオールバックで服は白と灰の服をきている。しかし、どちらも顔は同じでうちは一族特有の顔をしており、イケメンだ。つまり何が言いたいかというと…

 

「「「「「きゃあぁぁぁぁ!☆」」」」」

「「「「何だ、男かよ…しかもイケメンか。リア充は爆発しろ!!」」」」

「うほっ、いい男。」

と、この様に騒ぎ出すのである。最後のは一鉄もシロイも無視した。

「静かに!」

そのシロイの一言で全員が黙った。

「一鉄君は嵐遁の使い手で、成績は優秀。だから仲良くしてあげて。」

「「「「わかりました!」」」」

「それじゃ、集まって貰ってありがとう!解散!」

シロイの一言で全員が肩の力を抜き解散となった。

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