ORINUSHI〜改訂版〜   作:ディア

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第四十一話 木の葉隠れの里に留学+おまけに人物偉人伝

アカデミーに入ってから約1年後の今、一鉄は木の葉に来ていた。何でこうなったのかと言うと…

 

〜回想〜

「一鉄君、もう準備ができたから留学させるよ?」

「いいですよ。」

「…ねえ。玄間…もう演技やめたら?」

「何のことですか?」

「お義父さんにチャクラ感知して貰ったけど貴方は玄間と全く同じ…それに顔や性格、行動が似すぎている。」

「初代様の子供かもしれませんよ?」

「それはない…玄間は浮気はしない人。それに浮気なんかしたら私がぶっ飛ばすのをわかっている人だから…」

「…」

「玄間…そんなに私のことが信用できない?」

シロイは今まで光影として威厳を見せていたが今は違う。今はただ1人の妻となっていた。

「…誰も入ってこないか?」

「ふふっ、やっぱり玄間だ。誰も入ってこないよ。」

「そうか。シロイ、迷惑をかけたな。」

遂に一鉄がシロイに玄間だと認めた。

 

「馬鹿ぁ…遅いよ。お仕置きとして、甘えなさい。」

そのことにシロイは涙を流して一鉄に抱きついた。

「わっ!やめろ!」

一鉄の身体はシロイに比べてまだ小さい。その為…

「胸が顔に…!」

「いいじゃない貴方も波移転市四を飲んで…」

そう言って一鉄に性欲が増す酒、波移転市四を無理やり飲ませた。シロイは波移転市四を飲んでいたのだ。だから一鉄に気づいた。…これ以上はR18行為なので省略させていただく。

 

「はぁ…っ!はぁっ…」

今、一鉄とシロイがR18行為をしている最中だと思ったのは人は間違いだ。

 

チーン…

 

これが今のシロイの状態を表すのにふさわしい音だ。

「もう少し気絶させるのが遅かったら(R18によりこの言葉は省略されました)ところだった…」

それからシロイの目が覚めたが拗ねてしまい、一鉄が機嫌を直す為にふざけて「誤解なんだってばーっ!!」と言ったところまたシロイが抱きつき、R18行為になったのは余談だ。

 

〜回想終〜

 

とまあそんな感じで一鉄が木の葉に行くことができたのである。

 

しかし、一鉄の顔は今まで真面目にやってきた分だけ、だらしなくにやけてしまっている。

「(まずはあれだな。孫のナルトに会いに行くか!)」

そう…これが一鉄のにやけている理由である。ナルトはミナトの息子…つまり玄間の孫である為会えるのを楽しみにしていた。その上、玄間の遺伝子の影響で強くなっていくと思っている…これを親バカならぬ祖父バカという。

「(だが…問題は転生者との接触だ。全盛期ならともかく、今の姿で勝てるだろうか?)」

急にシリアスな顔をして真面目なことを考えた。それも仕方ない。ナルトは原作においての主人公なので、ほとんどの転生者は敵でない限りまず接触し、仲良くなることを考える。

「(いざとなれば、トビとか、穢土転生で蘇った柱間や同じくマダラを使って殺せばいいんだが…)」

 

「ん?どうした?もしかして留学生か?」

そんなことを考えていると一鉄の後ろから声をかけられた。

「あー…そうですよ。(おいおいマジか。)」

一鉄が振り向くと…そこには銀髪に、箒をひっくり返したような髪型をしており、片目を隠した青年がいた。

「あ、こりゃ失礼。俺の名前ははたけカカシって言うんだ。」

「はあ…どうも。(出たー…写輪眼(笑)のカカシ。)」

一鉄は表情に出さずに写輪眼の後に(笑)をつけた。

「なんか失礼なことを考えていた気がするけど気のせいか…で?どうしたの?迷子になったとか?火影様のところは向こうだから。」

そう言ってカカシは火影亭のところを指差した。

 

「いや…少し暇つぶしをしていただけです。」

「そうか…なら速く行くといいよ。最近は日向宗家の娘の誘拐をはじめとした物騒なことばかり起きるから…何かよからぬことが起きなければいいんだけど。」

「そうですか…では失礼します。」

「ま!世の中が物騒じゃなくなったらここに来ていいよ。それじゃあね。」

そう言って一鉄とカカシは別れた。

 

「(ナルトに会うには転生者に接触するのは確実だが、逆に言えば高い可能性で転生者と接触すればナルトに出会える。卵が先か鶏が先か…どちらにしても明日になれば確実に会えるし、忍びらしく利用するだけ利用するか。)」

ナルトはこの歳アカデミーにいる。ナルトの入った世代は日向ネジよりも1世代上の歳の子供が入っている。その為、探すのも容易いと思っていた。

「なあ…こんなところでどうしたんだってばよ?」

「(まさか…!)」

 

木の葉で、ってばよの口癖を使うのは1人の子供…その子供は一鉄と同じ金髪で髪型は玄間の幼い頃に似ている。だが雰囲気から幼い頃の、玄間やミナトよりも子供らしく見えてしまう…

 

「聞いてんのかってばよ!?」

その子供は一鉄が答えないことに苛立ってもう一回質問した。

「すまない…考え事をしていた。(もう、ナルトに会えるとはな…明日には転生者との接触になるな。)」

「それで、何をしていたんだってばよ?」

「暇つぶしだ。」

「暇つぶしぃ?」

「とはいってもここに初めて来たから視察していただけだ。」

「ふ〜ん…」

 

「そう言えばお前は何で迫害されているんだ?」

「え!?」

「何でわかったとでも言いたげだな。」

「何でだってばよ!?」

「木の葉の里人が俺を見た時、物を売らずに物を投げてきたからな。」

「え…?」

「俺とお前の容姿は似ている…おそらく里人は俺をお前と間違えたんだろう。俺は木の葉に初めて来たから里人に何もしていない。」

「それは俺も同じだってばよ!」

「いや…一部の里人は俺とお前の区別ができていた。何でもお前は化け狐と呼ばれているらしいな?」

「うん…」

「お前は木の葉の里人から見れば邪魔者でしかない。逆に初めて来たのに俺がお前とは違うとわかった奴らは受け入れている。何故だかわかるか?」

「わかんないってばよ…そんな難しいこと。」

 

「それもそうだな。…天隠れの里に光影様と言う偉い人がいる。三代目火影様に頼んでその人に会って見るといい。」

「わかったってばよ!」

「そう言えばお前の名前は?俺の名前は黒馬一鉄。黒い馬に一つの鉄と書く。一鉄と呼んでくれ。」

「うずまきナルトだってばよ!よろしくな!一鉄。」

「ああ、よろしく!」

そう言ってしっかりと2人は握手をした。

 

それを遠眼鏡の術で観察していた三代目火影は…

「ほっほっほ…ナルトにまた友達が出来たか。これで四人目じゃな。」

エスと戦って、一時期現役から退けたのだが四代目火影が死んで以来三代目火影は四代目の代行をしておりナルトの面倒を見ていた。

「確か最初はうちはヤヨイ…その後日向ライカ、奈良シカバネが友となったんじゃのう。」

まるで自分の思いでを語るかのように三代目火影は残り三人のナルトの友達を思い出していた。

「…それにしてもあの子には迷惑をかけている。たまにはナルトのわがままも聞くとするかの。」

三代目火影は一鉄の言った案を受け入れて、ナルトを留学生にしようと考えている。理由はナルトが里人の迫害に合わないように緊急対策の処置であること…それと聖母と呼ばれる二代目光影こと波風シロイに会うことでナルトも何か変わると信じているからだ。

 

〜おまけ〜

人物偉人伝

☆天隠れ編

 

・千手玄間…近代忍びの父と呼ばれ、彼の出した留学生制度によって生み出された留学生はいずれも優秀である。特に影の名を持つ者が二名傑出されていることからその二つ名がついた。

 

・波風シロイ…聖母とまで言われるほど寛容で寛大な光影。先代に比べると留学生の質は多少劣るものの、それでも留学してきた中では元霧隠れ七刀衆の1人桃地再不斬、二尾を完全にコントロールした二位ユギトなどが挙げられる。更に1人1人が五影級と言われている暗部である暁もまとめていることからカリスマもある。

 

・千手天間…水土遁の賢者と呼ばれる、水遁、土遁の忍び。彼は初代光影千手玄間の父であるが戦闘においては息子である玄間に劣るものの水遁、土遁では彼に叶うものはいない。しかし、謎が多い人物でもある。一説によれば天隠れの里を作ったのは息子である玄間ではなく天間とも言われている。

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