エスSIDE
昨日はひどい目にあったな…あっ、来た来た。
「来たか。玄間!担当上忍見かけなかったか?」
「いやいや、担当上忍その人がわかんないのに見かける訳がないだろ?」
「それもそうか…」
確かにその通りなんだよな…そもそも、あんな幻術わかるか?普通はわかんねえって…
「玄間君…それよりも、どんな人だと思う?」
「いたずら好きな変わった人だとは思う。」
「いーや、性格悪いに決まってら。」
俺が口を挟むとシロイの様子が変わった…
「ふーん…そんなこと言っちゃうんだ?」
「おい、シロイ?」
「私はシロイじゃなくて、貴方達の副担当上忍よ。」
「ええええ!?いやいやいや…シロイって上忍だったのか?」
「だから違うって…成績通りお馬鹿さんね。解!」
そう言うとシロイは綺麗なお姉さんに化けていました。
「じゃあシロイはどこに!?まさか…地獄の山?!」
「焦らなくても大丈夫よ…担当上忍と共にくるから。」
「やー、遅れた遅れた。ちょっと、用件があってな…」
遅れた遅れた…って罪悪感無しかよ、この野郎。
「こんにちは玄間君、エス君。」
あ、シロイもいた。
「さてと…お前達は下忍試験を見事に合格した!お前達が初めてだ。俺の幻術を破ったのは。」
「へ?どういうこと?アカデミー卒業試験が下忍になるための試験じゃなかったの?」
「それは下忍候補試験だ。だから、合格してもあまり関係ない。」
「それよりも自己紹介しような。俺の名前は千手天間。好きなものは冷麺。嫌いなものは特になし。夢はそうだな、お前達が無事に育つことだ。じゃあそこの黒髪君から言ってみよう!」
黒髪君って…
「俺の名前はエス。好きなものは黒豆。嫌いなものは梨だ。夢は玄間に追いつくことだ。」
「いいね、じゃ次!」
「私の名前は言うまでもないですが、千手玄間。好きなものはプロテイン。嫌いなものは役に立たない脂肪。夢はそうだな…エスに追いつかれないようになることだ。」
俺に追いつかれないようにか…なるほどな。今考えたな?
「はいはいはい!いいねいいね!では次だ!!」
「わ、わ、私はシロイ…好きなものと言うか人は…玄間君…嫌いなものは脂肪…夢は玄間君のお嫁さんになること…」
好きなものと夢が聞こえなかったな…
「名前がシロイで脂肪が嫌いなこと以外わからないがまあいいか!次はアールお前だ!」
「私の名前は、名前は、アールだ!コノヤロバカヤロ、イエーイ!ライクなものは運動だ。振動も大好きだドゥドゥアデュー!ドントライクなものは、チキチキ…チキンなやろうだ!
コノヤロバカヤロ!マイドリームは玄間、天間とともに幸せに過ごすことだ!シワシワ、この前の洗濯物もシワシワだ!」
ラップ?!てかすっげえ下手だし…でもよくわかったしまあいいか。
「アール、いつもよりハイテンションだな。アールは自己紹介するときはそう紹介するんだ。」
「ふう…疲れた。」
「じゃ、今日の任務はこの地獄の山の探索だ。」
「大丈夫なんですか?!」
「今日はこの地獄の山の動物は大人しいから大丈夫。」
「なんでですか?」
「昨日、ちょっとしたことで、とある上忍がここで動物達にトラウマを植えたからよ。」
「「「…」」」
俺たちは多分こう思ったはず…トラウマを植えても問題あるだろ…
エスSIDEEND
玄間SIDE
それにしても…エーやり過ぎ。
なんで最初の一言がこの言葉なのかと言うと…地獄の山に入ったのはいいが、木はなぎ倒され、動物達は俺達を見て怯えてしまっている…
「そうそう、この辺で霧隠れの忍びが出たって情報があるから気をつけてね。」
「本当ですか?」
「本当だ。例えばほら…」
そうやって父上が見せたのは霧隠れの忍びだった。
「なんで霧隠れの忍びを持っているんですか?!」
それに突っ込むシロイ。うん…俺らも馴染んで来たな。
「いや〜たまたまそこにいたのを捕まえて来ただけだよ。」
「と、言うことは…もうこの辺に霧隠れの忍びがいるってことか?」
「まあ、そう言うことね。エス君…雷遁を使うなら私について来なさい。」
ここで戦力を分担することを母上は選んだ。
「え、あ、はい。」
「じゃついて来て。」
残された俺らは…どうしたかと言うと。土遁を使った術を父上から伝授するそうだ。
「さてと、玄間はもうわかっているとは思うが印はチャクラを形態変化させる手段にしかすぎない。故に…ベラベラ」
長い話しはほっといて霧隠れの連中をやらないとな。
「土遁・土流槍!やってみろ。シロイ。」
「玄間君。印が終わるまで時間稼ぎをお願い出来る?」
「わかった!」
「土遁・龍弾丸!とこのように…(以下略)」
「出来た!土遁・土流槍!」
シロイの出来た技、土で出来た槍が霧隠れの連中に突き刺さる。それもかなりの量で。
「そしてこれが応用の技だ。土遁・土手包!」
そう言うと霧隠れの忍びは土から出来た手に捕まり動かなくなった。
「父上、話しは終わりました?」
「長いです。話しは任務が終わってからにして下さい。」
「え?あれ、聞いてなかった…?orz」
はあ…説明が長いからダメなんだよな。中身そのものはいいのに。
玄間SIDEEND
エスSIDE
俺は言われるがままに副担当上忍のアールについて行った。雷遁の使い方って…どんなのなんだ?
「いい?雷遁はスピードと威力に関しては、全体的に高いのよ。」
「例えば…?」
「例えば…雷遁・五指稲妻球!」
そう言うとアールは五本の指に雷遁をためて…投げた。すると
「GYAAAAAAAA!」
「ね?それに、雷遁を極めればこんなことも出来るよ。雷遁の鎧!」
「なっ…雷遁が体にまとった?!」
「これは防御が上がるだけじゃなく、スピード、パワーも上がるから三代目雷影様も愛用しているのよ。ふふふ。」
「これは凄い…」
「この任務が終わったら教えて上げるから安心しなさい。」
「はい。」
これを覚えていればだいたいの敵は倒せるだろう!それだけではなく俺の目標とする玄間にも少し追いつくはずだ!待ってろ、玄間!
エスSIDEEND
玄間SIDE
「今日はここまで。私とアールは上に報告するから帰っていいぞ。」
やっと終わった。どんだけいたんだ?霧隠れの連中は…あそこまでいると逆に気になる、
「はぁ…疲れた。」
「こんな任務続くのかな?」
「それはないと思うが、何しろ今回のランクはギリギリB級らしいぞ。」
「は?なんでB級?ここはSでもおかしくないだろう。何しろ動物達単体でもA級任務に相当するんだぜ?」
「それが、あんな風になっているだろ。」
俺はそう言って動物を指した。その動物が俺らを見てビビっている。
「あー…なるほど。元気だせよ、お前達。」
エスはそう言って動物達にはげました。
「気を落とさないでね…」
シロイも同じく動物達にはげました。
「ところで、アール上忍って何者なんだ?動物達がアール上忍を見かけた途端、半端なくビビっていたけど。」
「俺の母親。」
「あれ、お前の母ちゃん?!若過ぎだろ!?」
「担当上忍は俺の父親。」
「ぐぼぁ!!」
「そんなに驚くことかな?アール上忍はともかく天間上忍のことは私は気づいていたよ。」
「俺だけのけ者かよ…」
エスはそう言って体育座りになりのの字を書いた。
「エス君、元気出して。」
その後、シロイの説得によりエスは立ち直り二人とも帰った。
〜家〜
「で?なんで、父上や母上が担当上忍なんて仕事やっているわけですか?」
「まあ、落ち着きなさい。実は今回の一件で第二次忍界大戦が始まろうとしているんだ…」
「第二次忍界大戦?!」
もうそんな時期かよ!てことは…三忍の自来也、大蛇丸、綱手が俺の相手になるかもしれない…
「と言ってもしばらくの間はお兄様が時間稼ぎをするだろうけど。」
「そうなのですか?」
「そうよ。ここからがこの班の担当上忍にになった理由だから聞きなさい。」
「そのことを危惧してか雷影様は私を担当上忍にした。アールが副担当なのはエス君の雷遁を使えるようにするため。私はシロイ君の土遁と火遁を使えるようになるための担当上忍なんだ。」
「では、私は?!」
「玄間は私達の補佐のためでしょう。これからは大戦の班として活動するかもしれないからあの2人に気をつけるように言っておきなさい。」
「…はい。」
知らなかった…いやわからなかったのかもしれない。
「玄間、辛い思いをさせるとは思うが頑張って欲しい。それが私達の本音だ。じゃ、堅苦しい話しはここまでにして。アール、晩飯の用意をしてくれ!」
「はーいはい!」
前世を含めて、生きて来た中で今が一番ホッとした瞬間だろう…
玄間SIDEEND
おまけ
天界SIDE
「なんか面白くないのう…」
「ですね。最近チートを求めて来なくなったし…」
「だが、そろそろだろう?第二次忍界大戦は。その時にチートをくれてやればいい。」
チートをくれてやればいいって…だけど私はもっと速くチートを渡したい…ん?
「そうですよ、その手がありましたか!」
「なんじゃい…騒ぎおって。」
「穢土転生に木遁忍術と錬遁忍術のやり方を教えて上げるというのはどうでしょうか!?」
「穢土転生か…なるほど。だが扉間の穢土転生はダメだな。カブトの穢土転生をやろう。」
「あと、転生者の場所を教えて上げるのはどうでしょうか?」
「む…確かにそれはいいがどうやって?」
「転生者専用の千里眼スキルですよ。」
「なるほど、そう言うことか。玄間が寝たら呼ぶとしよう。」
天界SIDEEND
それにしてもお気に入り件数が増えたのはいいのですが、評価がやたら低いです…と言っても二件だけですが平均すると1点…
前のように文が短い方がよろしかったのでしょうか?
後、作者がスランプ気味な為、どのようにしたらこの作品が良くなるか教えてください!