一方…ヤヨイ達は第三次試験予選を見事突破した。その後再不斬達と話していた。
「白。俺たちのやるべき事が見つかったぞ。」
「なんでしょうか?」
「霧隠れの怪人…星柿鬼鮫を殺しに行く。」
「「「なっ!?」」」
「驚くことじゃねえだろ?俺はあいつに恨みがあるんだ。そういうことだから、お前達と付き合えるのはここまでだ。」
「…まあ確かに。」
そうして再不斬達とヤヨイ達は別れた…
「しかし…いつになったら帰れるんだ?」
ナルトがそう口に出す。無理もない…何しろこの世界に来て以来何日もたっているからだ。
「まあ…この世界でやるべき事をこなしたら元の世界に戻るんじゃないの?私は時空間忍術は専門外だし…詳しいことはわからないよ。」
「確かに一理あるってばよ。それじゃいこうか…」
二人は昼飯を食いに行った。
~ORINUSHI世界~
玄間やヤヨイ達が異世界で活躍する一方で木の葉は…
「母さん!父さんやナルト達はなんでいないんですか!?」
四代目火影こと波風ミナトがそう言い責める。
「私が依頼した長期任務だって言っているでしょ。落ち着きなさい。」
しかしミナトの母親であるシロイは冷静に返事を返す。
「だからって俺に伝えてないのはおかしいですよ!」
「ナルト達は必ず戻るから安心しなさい。」
「ですが…」
「…ねえ、ミナト。これ以上ナルト達の件について関わったらどうなるか…わかっている?」
シロイはミナトに笑い、そう問いかけた。ただしその笑顔は目は笑って無かったが。
「う…母さん。わかりました。」
そうミナトはいい、トボトボと歩いて帰ろうとしたが…
ドスン!!
「いや~着いた着いた。」
玄間がミナトの上から降ってきて下敷きにした。
「おかえりなさい!貴方!!」
「え…!?父さん!なんでここにいるの!?」
「まあちょっとな。俺は旅をしていたんだよ。」
「それよりもあの二人は!?」
「落ち着け、ミナト。あの二人は放っておいても勝手に帰ってくる。」
「そうですか…」
「ミナト…私の言うことが信じられなかったの?」
「いやいやいや!そんなことは…!」
「お仕置き…」
「あっ…!ちょっ…母さんやめ…」
その後ミナトはシロイに子供にされてしまい、一日を過ごすハメにあった。その隙を見て玄間も逃げようとしたが…
「そうそう…貴方は一日だけミナトに化けて火影の仕事をしなさい。」
とシロイに言われてしまい、玄間は泣く泣くミナトに化けて仕事をするハメになった。
~原作NARUTO世界~
それから一ヶ月が経った。
「ヤヨイ…いよいよだな。」
「ええ…」
「「それじゃ大暴れしますか!!」」
そう気合をいれ、二人は選手控え室に向かった。ちなみに第三試験はトーナメント式の試合であり、くじを引いた結果はこれだ。
第一試合…原作ナルトvs日向ネジ
第二試合…麦野チャーシュー(ORINUSHIナルト)vsうちはサスケ
第三試合…我愛羅vsサツキ(うちはヤヨイ)
第四試合…奈良シカマルvsテマリ
なお、原作ではカンクロウはここに出られるはずだったが、運悪くヤヨイとあたりボロ負け。その原作カンクロウと戦った相手もナルトとあたりボロ負け。
余談だが予選で負けた(しかも無名のくノ一に)カンクロウは我愛羅に骨を折られてしまい大問題となり(我愛羅のお仕置きとしては兄弟故にまだマシな方)計画を練り直すことになった。
カンクロウは現在入院中である…
第一試合は原作通りネジが負けた…次に入るのはORINUSHIナルトとこちらの世界のサスケだ。
「チャーシュー(ナルト)!頑張って!」
「おう!」
「ふん…いい気になるなよ。(…あんな美人に声かけて羨ましい…ってなに考えているんだ!?俺は!!)」
「では始め!」
「二秒で終わらせてやる…千鳥!」
サスケがそういい、早速修行で得た技千鳥を出した。
「遅い。」
それを見事にチャーシュー(ナルト)は避けた。
「足元がお留守ですよっと…」
更にナルトは突進してきたサスケの足を引っ掛け、転ばせた。
「うわぁぁっ!!」
無様にサスケは転がり、千鳥も解除された。
「うちはのエリート(笑)は流石だな…あんな見事な転びかたをするなんて。」
「うるせえ!くらいやがれ!」
「はいはい、遅い遅い。」
そのナルトのウザさに観客は唖然…
「なんてウザさだ…」
というつぶやきから一気にブーイングが来た。
「うちははなにやっているんだ!!」
「そんなガキ早く片付けろ!!」
「それでもうちはか!?」
あまりの酷いブーイングにサスケは涙目になっていた。
「(クソ…どいつもこいつも勝手なことを言いやがって…だけど一番腹が立つのは…)」
「もしかして漏らしたのかな~?サスケちゃん?」
「(このチャーシューとかいう奴だ!!)」
怒りのあまり、サスケの呪印が解け、サスケは仙人化した。
「水遁・水流弾の術!」
一方、ナルトは冷静に対応し、サスケを精神的に攻撃をしていた。そのせいか…
「なにっ!」
写輪眼が発動しているにもかかわらず、術を先読みすることができなくなりナルトの術に対応できなくなっていた。そしてサスケは気絶した…
「勝負あり!」
「第三試合を始めます!」
そしてヤヨイの試合が始まった…
「俺はお前を倒すのが楽しみで誰も殺さないでいたんだ。楽しませてくれ。」
そう言って我愛羅は不気味に笑い、ヤヨイに目を向ける。
「それで負けたらただの馬鹿だけどね。」
それをヤヨイは我愛羅に挑発行為を行う。
「殺す…!」
我愛羅が殺気を出し、ヤヨイに対して怒る。
「水遁・大瀑布の術!」
ヤヨイが先手を取り、口から大量の水を出し、我愛羅に攻撃する。
「…」
それを砂が守り、砂は泥となった…
「千鳥!」
ヤヨイは千鳥を出し、我愛羅に突進して行った…
「さっきのうちはの技か…!?」
それに気づいた我愛羅は咄嗟に身を構えるが…
「ぐぉ!」
ヤヨイは少し手加減し、我愛羅を飛ばした…その結果…
「がはっ…!」
先ほどの水遁の影響で絶対防御は解け、我愛羅は頭から壁にあたり、気絶した…
「勝負あり!」
そして勝負はついた。
『くっくっく…』
「やっと一尾のご登場ね…」
『そーよ!この俺の復活だ!』
しかし、ヤヨイは気づいてしまった…後ろに九尾すらもヒビらせた千手玄間がいたことに。
「あー!爺ちゃん!」
チャーシュー(ナルト)が大声を出して玄間を呼ぶ。
「よう…久しぶりだな。この邪魔なタヌキを蹴散らせて帰るぞ。」
『なんだと?俺様を馬鹿にしすぎだ!この人間が!!』
「(久しぶりに人間と言われたな…向こうじゃ、悪魔だのなんだのと言われたからな。)」
玄間が心の中でそう思い、一尾の前に立つ。
「(めっちゃ苦労しているんですね…貴方も。)」
その心を読んだヤヨイは少し同情した。
「さて…10秒以内にお前は人柱力の身体に戻れ。さもなくば新たなトラウマが出来るだろう。」
『なんだと…!ふざけるな!死ね!』
そう言って殴りかかるが…
「で?どうした?」
『なんだと!?俺様の攻撃を受け止めやがった!』
「9…8…」
『舐めるな!人間風情が!!』
そう言い殴り続けるが…
「無駄だ。2…1…0。終わりだな。」
玄間にはちっとも効かずに冷酷に時間が終わった。
『はぁぁぁ!』
そして一尾は最後の一撃と言わんばかりの攻撃をした。
「おい…覚悟は出来ているんだろうな…?」
玄間は恐ろしいまでに殺気を飛ばし、ここにいる大名などを気絶させた。
『ひっ…!?』
一尾は途轍もない後悔をした。なんでこんな奴に喧嘩を売ってしまったのだろうと…
『こ、今回は俺様の負けにしといてやる!!』
そう言って一尾は我愛羅の中に引っ込んで行った。
「それじゃ帰るぞ…」
「「了解!」」
そう言って玄間は立ち去って行った…
やっと外伝終わりました…!これで完結です!