あぼん。   作:弐式

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双無限力

どうも、なんだか勘違いを受けてるような気がするニシキです。前回のピンクの機体の女性、アリアさんの名前にブレス艦長が心当たりがあるとかでヴェルターのみなさんは楽しそうにいろんな噂を流してるとです。そしてそれに巻き込まれる俺。なぜだ。

アリアさんは実はカズマの生き別れた双子で、実はニシキはアリアさんを拾ったの親代わりだとか。実はアリアさんは俺の妹だとか。

なーんでーやねーん。思わず関西弁で突っ込むぞ!?人の想像力ってやつはなかなかに尋常じゃない件。テラ大迷惑である。

前回会ったときはアリアさん敵側になってZマスターを使ってザ・パワーを調査するとかで大変だった。主に俺が。誰かわからん俺の名前を知ってるアリアさんが敵だってことは俺は?っていう。まったく無関係だから気にすんなし!!!

そういえばその時に初めてヴァルガードになったんだけどさ…いや、あれ操縦してるほうはいいけどさ、格納庫はけっこう大変なんだけどあれ。がっちょんがっちょん合体するときにナナメやら上やらに動いて置いてある機体とかそれ以外もテラカオスぐちゃぐちゃっていうね。

そのおかげで地球に戻るまでの間に大掃除することになったり。まぁぐちゃぐちゃだといろいろ整備も大変になるんでありがたいけどさ。チューリップクリスタルとか格納庫にごろごろ落ちてんだよね。まぁ明日のイベにすっげぇ重要だからしまえないんだけどさ。

 

「それじゃニシキちゃんはこっちをお願いね。私は補給機のほうを見て来るから」

へーい。お兄さんはおとなしく頑張りますお。

 

さてさて、今日は何の日~2月14日~である。聖バレンタインの光の日だよー。きたよーきちゃったんだよー…。…まったく嬉しくない。むしろ嫌がらせに近い。

ヴァルストークに連絡が来たんで大急ぎで現場に行ってみればラダムやらイバリューダーやらが邪魔してなかなか辿りつけないで困ってたらインファレンスさん登場。線路上に出て来たんでそれをどかせるためにカズマがヴァルホークで出撃。無茶すんなお。とりまー俺も用事があったんで整備をこっそり抜け出して格納庫の奥へ。

大掃除のときにあらかた燃料とか整備とかしたんで大丈夫だとは思うけどもな。んーよし、大丈夫と。後はあの人を来るのを待つだけか。と、待ってたら足音が。あの人が来たのである。そう、ブレス艦長。その人だ。

 

「…!?ニシキ…?なぜここに」

説明は後でごゆるりと!それより急ぐんっしょ?燃料系統はさっきチェックしたから大丈夫っすよー。

「…まるでこのことを知っていたような準備のよさだな」

…虫の知らせってやつかなと、それよりも!いいから時間ないからとっとと急ぐ!!

「それもコーディネーターの能力というわけか…」

コーディネーター?いや、ブレス艦長なんかすごい、すごい方向性の違う何かを見出してるような…

「いや、なんでもない忘れてくれ。…確かに整備も万全だな。重荷になる積荷もない、これならすぐにカズマのもとへ着くだろう」

そうそう、積荷もないし…え?

 

積荷もない?積荷もない…、積荷が、ない?

アレ?おかしくね?積荷っていうか、チューリップクリスタル積んでるはずじゃね?アレ?

 

「大掃除の時に何かしているとは思っていたが…このときのためだったとはな」

 

大掃除んとき?アレ?そういえば俺も何か見たような…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『それじゃニシキちゃんはこっちをお願いね。私は補給機のほうを見て来るから』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ、なるほど、 あ の と き か ! ! ! !

 

 

 

あの時かよ!!!そういえばドックのほうに行って帰りになんか持ってきてたりしてたよ!!!掃除ってチューリップクリスタルかよ!!!…確かにそこらじゅうにあったから邪魔にならねぇのかなとは言ったけどさ俺!!!!

よりにもよって俺のミス!?いやいや、いやいやいや、いやいやいやいや!!!????

うっわマジやっべチューリップクリスタル持ってないとボソンジャンプできないじゃん!!ここでブレス艦長がチューリップクリスタル持ってこの宇宙の前の宇宙までボソンジャンプしてそこでザ・データベースの面々作るんだぜ!!??ここでブレス艦長おじゃんとかマジねーよ!!!!このスパロボWって作品自体がとん挫するわ!!!

 

「ニシキ!離れていろ!…シホミたちを宜しくな!」

あぁちょい待ち!!任されようにも今の俺じゃ無理!無理ぽ!!無茶ゆーな!!!

 

今にも発進しそうな輸送機に飛びついて根性で中に入る。ブレス艦長の驚いた声が聞こえてきたが、何を理解したのかフッ…と笑って輸送機を発進させた。いや、俺できればおりたかったんですけど…

輸送機はぐんぐんスピードアップしてカズマのいる宙域まで移動する。そこで操縦室までたどり着いた俺。俺の存在を確認して速攻で操縦室を出るブレス艦長。操縦はお前に任せたってか!くそ!!任されてやるよコンチクショー!!!

カズマのいる宙域で停止、それを確認したブレス艦長はすぐさまカズマのもとへと向かった。チューリップクリスタル?すれ違いざまにブレス艦長の服のぽっけに入れといたよ、お守り!とか言って大量に。ブレス艦長はまたフッ…と笑ってたんでどっかにやることは無いと思う。

 

「…親父!」

「しっかしりろ、カズマ!宇宙ではあきらめた奴から死ぬぞ!」

そうだそうだ!あきらめないでいれば何とかなる!ならなくてもなんとかするもんだよホント!

「ニシキ…!」

「すべての要素はそろった!!今ここに僕たちの旅は始まるんだあっ!!」

足りてるどころかむしろ一個多いわ!!って…あー!!もうインファレンスこっちに攻撃するき満々じゃねぇかあぁもうクソどうしろってんの!!??

「あいつ、攻撃するつもりだ!」

「お父さん!カズマちゃん、ニシキちゃん!!」

 

目の前ではインファレンスさんが楽しそうにこっちに攻撃しようとしてました。

 

 

 

あぁ、もう、無理ぽ。

 

 

 

「うわあああああああっ!!」

「カズマーっ!!」

 

 

 

閃光が宇宙に広がって、宇宙はまた真っ白に染まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、いうことで今この場にいるんだけどさ、どう思う?

「いや、どう思うかと聞かれてもだな…ともかく、お前が生きていたことに安堵したさ」

あー。どもども。いや、俺も死んだんじゃね?と思ってたんで生きてるのとか棚から牡丹餅。んで?カイトさん今後戦う気ないんしょ?

「…あぁ、今の俺では戦えない…戦いたくない…」

そっかー、戦えないでもいいから、とりあえず俺もサーペントテールで働けるか聞いてみてもいいか?

「かまわないが…ヴァルストークへは戻らないのか?」

カズ…カイト残して一人で帰還ってーのもやなもので。つーわけで、これから宜しく!あ、整備とか任せてくれてぜんぜんOKだからな!!

「あぁ、お前の手際はヴァルストークの頃から知っている。不満はないさ…それにしてもニシキ、お前なんか投げやりになってないか?」

そんなことないよ!…なぜかボソンジャンプで半年も飛んじゃった意味わかんね!!とか、思ってないよ!!

「…いや、その状態のことを投げやりというんじゃ…」

 

 

男ニシキ。電子の迷い人と名高いニシキさんでありますが、ボソンジャンプに巻き込まれたあげく、貴重な半年間ぶっ飛ばされました。

 

…どういうことなの?(´・ω・`)

 




長いなー。
キリいいし今回はここまで。
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