ぽけーっとしつつしばらく。ストライキ?あぁ、終わりましたよ、うん。
あの後ブライトさんが俺へと向けた言葉をかけてくれたのだ。俺へと、ここ重要な。リョウトとしてでなく、リョウトの二重人格としてではなくグルンガスト弐式として声をかけてくれた。
まぁ、たぶんそういわないと俺が納得しないからだとは思うけどね。ともかく、とりあえずとはいえ俺の存在を認める発言をしてもらって、俺は満足したのでリョウトを返すとブライトさんに言ったのだった。
ぶっちゃけた話、これ以上やっても良いことはないどころか超忙しい、これから宇宙怪獣と戦わなきゃいけない人たちにこれ以上迷惑をかけるわけにはいかないよなと思ったからだった。
宇宙怪獣は止めないとマジで地球滅ぶからな。無駄に歌がうまそうなケイサル・エフェスの思い通りになるのも癪だが地球がなくなるのはマジ困る。
俺が、グルンガスト弐式が捨てられるとか、封印されちゃうのは困るのでこれからはおとなしく協力しようと思う。とりあえずリョウトが龍王機に出会うまでは使われないと困る。
まぁこっちも戦力はあるだけ良いのでプログラム総替えとかチェックとかされるだろうけどグルンガスト弐式を捨てるという選択肢はないだろ、たぶん。たぶん。な、ないよな…ないと…や、あってもヒュッケバインMk-Ⅲがあるか。本来はそっちがリョウトの自機だしな。
あぁ、もうなんで俺こんなところにいるんだろうなぁ。今頃俺は大学でバリバリ勉強して院生になって教授へまっしぐらだったのに!いや、嘘だけど。ねーよ。普通に会社入ってリーマンする道しかねーよ。俺には。
だらーんとだらだらしてたらリョウトがやってきた。とうとう、俺の今後の待遇が決まったらしい。もう、どーにでもな~れ!な俺にとってはどうでもいいんだけども。
さてはて、いったいどうなるやら。
ハローみなさま。俺ことグルンガスト弐式です。
…
いや、なんていうか。なんていったらいいのか俺にもわからなくなってさ。
あれだ。俺に人権が適応されることになっちゃいました。
いや、あのあとね、リョウトが俺を人間扱いするって言い出したわけだ。リョウト自身に戦ってる最中の記憶がないってことも影響してかそんなことになったわけだよ。俺びっくりだよ普通に。
んでもって俺に一緒に戦ってほしいと言ってきた。戦いたくないって言ってるやつに戦えっていうのがひどいことだとわかってるが、それでも戦ってほしいと。自分には戦う力はないがクルンガスト弐式を動かす能力だけならある。その能力を使って戦ってほしいと。
グルンガスト弐式はリョウト(サイコドライバー)が乗らないと動かない。んで、乗ってもリョウトじゃなくて動かすのは俺。乗ってる間リョウトに意識はなくリョウトの命を預かってるのは俺。
ようするにリョウトは俺を人間扱いするかわりに俺に命を預けると言ったわけだ。
うん、や、普通に困惑なんだけど。もともとリョウトは内気だけどいうことはずばっという性格なのはしってるけど。
…まさか命預けられるとか…小心者の俺にはどうしたらいいのかさっぱりわからん。
返答がほしいと、憑依させて俺の意見を聞くためにリョウトがグルンガスト弐式に乗ってきた。当然のように憑依した俺。まわりで答えを待ってるみなさん。俺はと、いうとだ。
「…なぜこうなったし?」
と、いうしかできなかったり。
サーバー負担かからないことを切に祈るのみ。